電池の保管はどうやるの?セロハンテープ、マスキングテープ、ラップ別のやり方をご紹介!

豆知識

あなたはどうやって電池の保管をしていますか?

備蓄用や子供のおもちゃなど買いだめしてある電池、多くないですか?

コストコなどで買ってしまうと、かなりの数が入っているためそう簡単に使い切ることはできませんよね。

電池を剥き出しで保管してしまうと危険なことがあります。

いざ使おうとしたらショートしていた、漏電して液漏れが起きていた、などの経験がある人もいるのではないでしょうか。

長期保存するための方法として、セロハンテープ、マスキングテープ、ラップなどを使うとよいようです。

これだけで保ちが良くなったり、事故を防ぐこともできる、ということを知っていましたか?

今回はセロハンテープ、マスキングテープ、ラップを使った保存方法をご紹介します。

もし未使用の電池がたくさんある、という人は参考にされてください。

電池の収納を100均セロハンテープでやってみた


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セロハンテープを使う場合、プラス、マイナス、いずれの電極部分にも貼りましょう。

はみ出さないよう気をつけてくださいね。

電池であれば通電はこれで十分抑止できるそうです。

捨てる場合は、セロハンテープを貼ったままで大丈夫です。

お住まいの自治体の指示に従って捨ててくださいね。

似たようなものでOPPテープがあります。

セロハンテープと違うのはその原料。

木などから採れる、パルプが主原料のセロハンテープ、石油が主原料のOPPテープ。

粘着剤はセロハンテープがゴム系、OPPテープはアクリル系。

ゴム系は手でちぎりやすく、比較的何にでも使えます。

時間が経つと黄ばみが生じたり、剥がれが起きたりします。

長期保存用としては使いにくいですね。

その点、アクリル系は長期に向いています。

耐水性もありますが、セロハンテープと違って伸びる性質はありません。

そのため、力強く引っ張ってしまうと裂けてしまいます。

OPPテープを使った保存方法は、おすすめするサイトもしないサイトもあるようです。

おすすめするサイトはその理由として、プラスチックは電気を通さないので電池の絶縁に良いとしています。

反対におすすめしない理由は、OPPテープ本体に「電気絶縁使用禁止」を謳っているから、ということのようです。

同じプラスチック性質のものならば、OPPテープよりはビニールテープの方が良い、という意見も。

保存する際に気をつけたいことは、電池の状態です。

未使用、使いかけ、使用済み電池は一緒にして保管してはいけません。

ラップなどをする、しない、だけではなく電池の種類に分けて保管することが重要です。

未使用、使いかけの電池はプラス、マイナス両極にテープを貼りましょう。

電池の数が多いのであれば、セロハンテープを両極に貼ることが一番簡単な方法と思われます。

電池の保管にマスキングテープで巻いて大丈夫!?

お子さんがいらっしゃる方はたくさん持っていると思われるマスキングテープ。

そのマスキングテープはセロハンテープの代わりになるのでしょうか。

マスキングテープの素材の多くは紙や布ですよね。

剥がれやすく燃えやすい素材と思われます。

その性質を考えると、長期保存に向く素材とは言い難いですね。

電池の保管にマスキングテープでおすすめしている人はあまり見かけませんでした。

使えなくはないものの、自己責任ということのようです。

使い終わったと思われる電池。

少しでも残量があると発火する恐れがあるそうです。

一方で紙製のマスキングテープは剥がれにくいと言っている人もいます。

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同じ紙製のマスキングテープでも、製造会社によって違うのかもしれませんね。

お持ちのマスキングテープが剥がれやすいのか剥がれにくいのか、各自で判断していただくしかなさそうです。

長期保存の目的というよりは、捨てる場合はマスキングテープでもよい、ということのようです。

電池の保管にはラップがいい!?やり方をご紹介!

ラップやビニールテープは電池を絶縁させる働きがあります。

どちらの素材も、ポリオレフィン系の樹脂なので、比較的安全に保管することができるのです。

一つずつラップに包むことでショートを防ぎます。

ガムテープにも絶縁効果はあるそうですが、燃えやすい素材であることから樹脂系のものを使った方がいいそうです。

包み方としては、プラス、マイナスの端子がしっかりとカバーされるように包みます。

この方法は効果的ではあっても、電池の数によってはこの作業は地味ですがかなり大変です。

一つずつ包まないといけないので、ラップの消費量も少なくはないでしょう。

手間と時間を考えると、数が少なければラップで包むこの方法はおすすめです。

セロハンテープや絶縁テープを使うと商品によっては剥がした時にベトベトが残ってしまうこともあります。

粘着性がかなり高いテープの場合はラップの方がよいでしょう。

ボタン(コイン)電池も保存の方法は同じです。

プラス極とマイナス極をラップなどで包んでください。

ラップを勧める人も多いなか、実はお勧めしないという人も少なくないです。

ラップの気密性の高さで、保管中の温度変化に伴い湿気が発生。

その湿気の逃げ場がないことから結露が発生しやすくなります。

その水分で通電するかも、ということらしいです。

通電してしまうと液漏れの発生率が高くなるからお勧めしない、ということですね。

他の理由としてラップは薄いので破れやすいから、という人もいます。

テープやラップではなく、通電しない紙類をお勧めする人もいました。

新聞紙、ノート、メモなどを小さく切って1本ずつ巻いて保管する方がいいのでは、という意見でした。

まとめ

いかがでしたか。

電池の保管方法なんて知らなかった、という人も案外多いのではないでしょうか。

マスキングテープも使えるようですが、セロハンテープやラップを使う方がより効果的のようですね。

電池を長期間入れっぱなしにしていていざ使おうとしたら液漏れが・・・という経験も珍しくはないと思います。

液漏れしている電池に直接触れることは危険なのでしないでくださいね。

もし触れてしまったら、すぐに手を洗ってください。

皮膚や目などにつくことでトラブルが起きる可能性があります。

買ったばかりの未使用電池などの包装フィルムは、使うときまで剥がさないでおきましょう。

フィルムはセロハンテープのような働きをしてくれます。

同じようにショートの危険性を防止できます。

また、使用済みの電池と一緒になって見分けがつかなくなることもありません。

未使用の電池と使いかけの電池を一緒に保管しない方がよい理由、

それは2本以上の電池が必要な電気製品に、使いかけ電池を使用してはいけないからです。

電池の残容量は目に見えません。

使いかけ電池を一緒に使ってしまうことは危険です。

最初に空になった電池が過放電となり、液漏れを起こすからです。

保存方法だけでなく、重要なことなので覚えておいてくださいね。

また、いろいろな種類の電池を一緒に保管すると液漏れの原因になるようです。

様々な電池を一つの密閉袋に入れて保管することはやめましょう。

電池を安全に長期保存するために冷蔵庫に入れるとよい、という話があるようです。

これは間違いなので冷蔵庫に入れている人はすぐ取り出しましょう。

冷蔵庫で保管すると錆びる原因になります。

保管場所で気をつけたいことは高温多湿を避けること。

夏場の直射日光や車内での置き忘れなども注意が必要です。

電池の保存には気温、保存方法など複数の条件が必要なようです。

事故を招かないためにも、管理には十分気をつけたいですね。

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