今回は、タオルや服についたアンモニア臭を消す方法をご紹介します。
アンモニア臭とは、汗や皮脂が雑菌と反応して発生する臭いのことです。
特に夏場は、汗をかく機会が多く、タオルや服がすぐにアンモニア臭くなってしまいますよね。
そんな時におすすめなのが、オキシクリーンです。
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤の一種で、水に溶かすと活性酸素が発生して汚れや臭いを分解する洗剤です。
オキシクリーンでアンモニア臭を消す方法はとても簡単で、洗濯機で洗う前に浸け置きするだけです。
では、具体的な方法を見ていきましょう。
オキシクリーンでタオルについたアンモニア臭を消す方法
以下の手順に従ってください。
- タオルを水で濡らします。
- オキシクリーンを適量(約30g)水に溶かします。
- タオルを浸けて、しっかりともみ込みます。
- 30分から1時間ほど放置します。
- 水ですすぎます。
- 陰干しします。
これだけで、タオルのアンモニア臭が消えて、ふんわりとした仕上がりになります。
オキシクリーンは、タオルだけでなく、服やカーテンなどの布製品にも使えます。
ただし、素材や色によっては色落ちや変色の可能性がありますので、目立たない部分で試してから使ってくださいね。
オキシクリーンの効果的な使い方
オキシクリーンは、酸素系漂白剤の中でも高品質なものですが、効果的に使うためには以下のポイントに注意してください。
- オキシクリーンは水温が高いほど効果が高まります。
40度以上のお湯で溶かすとより良いです。 - オキシクリーンは水に溶かした後は早く使うことが大切です。
時間が経つと酸素が抜けて効果が低下します。 - オキシクリーンは塩素系漂白剤や酢などと混ぜると危険です。
有毒なガスが発生する可能性がありますので絶対にやめてください。
オキシクリーンは、汚れや臭いだけでなく、菌やカビも除去してくれる優れものです。
是非一度試してみてくださいね。
オキシクリーンで服についたアンモニア臭を消す方法
服についたアンモニア臭を消す方法は以下の通りです。
- 服を水でぬらしてから絞ります。
- オキシクリーンを適量(服1枚あたり大さじ1杯)水に溶かします。
- 服をオキシクリーン水に浸けて、30分から1時間程度放置します。
- 服を洗濯機で洗います。
この方法でも、服のアンモニア臭はかなり軽減されると思います。
ただし、同じく色柄のある服は色落ちする可能性があるので、注意してください。
オキシクリーンを使ってもアンモニア臭が取れない場合のポイント
オキシクリーンを使ってもアンモニア臭が取れない場合は、以下の3つのポイントに注意してみてください。
1. 水温を高めにする
オキシクリーンは、水温が高いほど効果が高まります。
水温が低すぎると、オキシクリーンが十分に溶けず、有機物を分解できません。
そのため、水温は40度以上に設定しましょう。
2. 漂白時間を長めにする
オキシクリーンは、漂白時間が長いほど効果が高まります。
漂白時間が短すぎると、オキシクリーンが十分に反応せず、有機物を分解できません。
そのため、漂白時間は30分以上にしましょう。
ただし、漂白時間が長すぎると、タオルや服の繊維が傷んだり、色落ちしたりする可能性がありますので、注意してください。
3. オキシクリーンの量を増やす
オキシクリーンは、使用量が多いほど効果が高まります。
使用量が少なすぎると、オキシクリーンが不足し、有機物を分解できません。
そのため、使用量は水量や汚れ具合に応じて調整しましょう。
オキシクリーン使用でアンモニア臭いが取れない時の効果的な使い方をご紹介
オキシクリーンは、通常の洗濯に加えるだけでアンモニア臭を消す効果がありますが、場合によっては臭いが取れないこともあります。
そんな時は、以下のような使い方を試してみてください。
事前に浸け置きする
オキシクリーンは、水に溶かして使う洗剤ですが、水温や溶かし方によっては活性酸素の発生量が変わります。
水温が高いほど活性酸素が多く発生しますが、40度以上になると逆に活性酸素が減少します。
また、水に溶かす際は、粉末を水に入れてからよくかき混ぜることで活性酸素の発生を促します。
そのため、オキシクリーンを使う時は、以下の手順で浸け置きすることをおすすめします。
- タオルや服を水でぬらしてから絞る
- 10リットルの水に対して大さじ2杯のオキシクリーンを入れてよくかき混ぜる
- タオルや服を入れて全体に液が行き渡るようにする
- 30分から1時間程度浸け置きする
- 普通に洗濯機で洗う
このように事前に浸け置きすることで、オキシクリーンの効果が高まります。
洗濯機のコースや量を調整する
オキシクリーンは、洗濯機で洗う際も使用できますが、洗濯機のコースや量によっても効果が変わります。
オキシクリーンは、水に溶けてから活性酸素が発生するので、洗濯時間が長いほど効果が高まります。
また、洗濯物の量が多いと水の量が少なくなり、オキシクリーンの濃度が高くなりすぎて効果が低下します。
そのため、オキシクリーンを使う時は、以下のように洗濯機のコースや量を調整することをおすすめします。
- 洗濯機のコースは、長めのものを選ぶ
- 洗濯物の量は、洗濯機の容量の半分以下にする
- 10リットルの水に対して大さじ1杯のオキシクリーンを入れる
- 洗剤は通常通り入れる
このように洗濯機のコースや量を調整することで、オキシクリーンの効果が高まります。
乾燥させる
オキシクリーンで洗った後は、できるだけ早く乾燥させることが大切です。
オキシクリーンは、汚れや臭いを分解するだけでなく、雑菌の繁殖も抑える効果があります。
しかし、乾燥させないで放置すると、雑菌が再び繁殖して臭いが発生する可能性があります。
そのため、オキシクリーンで洗った後は、以下のように乾燥させることをおすすめします。
- 太陽の光が当たる場所に干す
- 風通しの良い場所に干す
- 乾燥機を使う場合は、低温で乾燥させる
このように乾燥させることで、オキシクリーンの効果を持続させます。
オキシクリーンは、タオルや服だけでなく、カーテンやソファカバーなどにも使えます。
また、汚れや臭いだけでなく、黄ばみやカビも落とすことができます。
オキシクリーンは、スーパーやドラッグストアなどで手軽に購入できますし、ネット通販でも買えます。
是非一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は、オキシクリーンでタオルや服についたアンモニア臭を消す方法をご紹介しました。
オキシクリーンは、酸素系漂白剤として汚れや臭いを分解する効果があります。
タオルや服をオキシクリーン水に浸け置きしてから洗濯機で洗うだけで、アンモニア臭をかなり減らすことができます。
もし、浸け置きだけでは効果が足りない場合は、オキシクリーン水の濃度や時間を増やしたり、洗濯機で洗う際にもオキシクリーンを入れたりすることで、さらに臭いを消すことができます。
ただし、オキシクリーンは色柄のあるものや繊維にダメージを与える可能性があるので、使用する際には注意してください。
オキシクリーンでアンモニア臭を消す方法、ぜひ試してみてくださいね。
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