バームクーヘンは、贈答品や引出物などでよく見かける焼き菓子です。
一般的にはホールで売られているものですよね。
バームクーヘンを手作りする人もホールを作ることが多いと思われます。
大きいサイズのバームクーヘンはなかなか食べ切れませんよね。
賞味期限は気になるところです。
バームクーヘンは常温でも日持ちはしますが、冷蔵・冷凍保存もできます。
特に冷凍保存!
大量買いしてしまっても、冷凍すれば冷蔵よりも長くもちます。
もちろん何ヶ月ももつわけではありませんが、少しずつ消費していけば2、3週間以内には食べ終わるでしょう。
今回はバームクーヘンの保存方法と保存期間を調べました。
参考にされてください。
バームクーヘンの保存期間は意外と短かった!?
バームクーヘンは焼き菓子ですし、砂糖などでコーティングされていなければ2、3週間は大丈夫そうです。
賞味期限が書かれているので、その期限を目安に食べ切りましょう。
手作りや開封したものは、3日から4日を目安にしてください。
意外と短い保存期間ですね。
保存方法は常温より冷蔵保存がおすすめです。
夏場の暑い季節、開封済みのもの、手作りのものは冷蔵保存をした方がいいです。
未開封のものはそのまま冷蔵庫へ。
2週間ぐらいは問題なく食べられるようです。
カットしたものや手作りのものはラップをして空気に触れないようにすることが重要です。
そのまま冷蔵庫に入れてしまうと、乾燥しやすい庫内では風味が落ちたり食感が変わる可能性もあります。
ラップをした上でジブロックなどの密閉袋に入れればより乾燥が防げます。
冷蔵保存でも、保存期間は3日から4日とされています。
期間が過ぎても食べられますが、風味が落ちているかもしれません。
手作りやカットしたものは菌などが付いてカビが生える可能性も!
冷蔵保存を過信しないで、なるべく早めに食べ切りましょう。
バームクーヘンの保存は常温でも大丈夫?
バームクーヘンを製造しているメーカーは多々ありますが、常温保存での賞味期限は早くて当日から長くて1ヶ月とバラバラです。
一番多かったのは、2週間程度に設定しているメーカーでした。
買った時はきちんと賞味期限を確認することをおすすめします。
ここで言う常温は、高温多湿を避けた常温なので、18度から24度と考えれば良いかと思います。
一切れずつカットして個別包装されたもの、脱酸素剤が一緒に包装されているものの方が賞味期限はやや長いと思われます。
ここで賞味期限の定義を確認!
バームクーヘンだけではないですが、美味しく食べられる期限です。
品質が変わらないと考えられる最長の日持ち期間に安全係数の0.8をかけた日数を賞味期限として設定しているそうです。
この計算は実際の日持ち期間より短くなることから、1日、2日過ぎても問題なく食べられるということです。
保存方法やその他の状況から賞味期限より前に品質が劣化することもあります。
食べる前にご自分でしっかりと確認してくださいね。
消費期限も賞味期限とほぼ同じと考えて良いようです。
簡単に言うと、腐っていなければ食べられるということらしいです。
前提条件として、未開封で保存方法を守った場合です。
基本的に賞味期限が切れたからと言ってすぐに腐ることはありません。
見た目やにおいに変化がなければ食べられると言えます。
開封済みのもの、果物やチョコレート入りのもの、コーティングされているものは、水分によって腐りやすくなるそうです。
常温保存して賞味期限が切れた場合の特徴
常温保存して賞味期限が切れた場合の特徴があります。
- 見た目
表面にカビ。カットした時に中から汁が出る。乾燥しすぎ。 - 触感
触れた時に粘り気がある - におい
酸っぱいにおいやアンモニア臭がする。 - 食感・味
甘さより酸っぱさ、苦味を感じる。舌がしびれる。
どれか一つでも当てはまることがあったら、食べないようにしましょう。
カビの部分だけ取り除けば食べられる気がしますが、カビは根を張るので見えない部分にカビが浸透していると思われます。
表面にカビが生えていたら、食べないでおくべきです。
バームクーヘンを切る時も注意点があります。
濡れた包丁で切ると、その水分がバームクーヘンに付いてしまいます。
そこから腐り始める可能性もあるそうなので、必ず乾いた包丁を使いましょう。
常温保存で日持ちさせる保存方法
常温保存で日持ちさせる保存方法をご紹介します。
- 未開封のもの
- 温度の高低差があまりないこと
- 直射日光が当たらない、風通しの良い場所で保管
- 暑い季節は常温より冷蔵保存
砂糖でコーティングされたバームクーヘンは、高温多湿の場所に置いておくと砂糖が溶けてしまい、食感が変わることもあるようです。
無理に常温保存をするよりは、すぐに冷蔵保存した方がよさそうです。
開封後は常温保存より冷蔵保存がおすすめです。
一度開けてしまうと、空気や湿気に触れてしまい劣化が進みます。
その予防のためにも冷蔵保存が重要です。
冷蔵保存のポイント
冷蔵保存のポイントを紹介します。
- 一回分ずつ、食べ切れる分だけ切って密閉容器や密閉袋に入れる。
- においの強いものから離して置く。
- 早めに食べる
バームクーヘンはにおいを吸収しやすいそうです。
できるだけにおいの強いものから遠ざけましょう。
乾燥すると食感がバサつくため、におい移りや乾燥防止のためにラップ包装してから密閉容器・袋に入れましょう。
冷蔵すると多少は固くなってしまうので、この食感が気になる場合は、食べる30分ほど前から室温に戻しておきましょう。
しっとり感が戻ります。
冷蔵保存から室温保存に戻してしまうと、少しずつ風味や味が落ちてきます。
なるべく早く、3日以内には食べきりましょう。
バームクーヘンの保存には冷凍の方が良い?
バームクーヘンは焼き菓子なので、冷凍できます。
未開封のものはそのまま冷凍庫へ。
開封したものや手作りのものは一回分・食べ切りサイズに切り分けます。
1回分ずつ切り分けておけば、食べる分だけ解凍するだけでOK。
基本的に、どの食品でも再冷凍はNGです。
個別にラップ包装をして密閉容器や密閉袋に入れて冷凍庫へ。
空気抜きを忘れないでくださいね。
におい移りや乾燥を防いでくれます。
バームクーヘンは買った直後が美味しいので、早めの冷凍が美味しさを保つ秘訣のようです。
注意点として、冷凍できるバームクーヘンはシンプルなものだけです。
チョコレートや生クリーム、果物などがトッピングされていたりコーティングされたものは冷凍できません。
冷凍した場合の賞味期限はだいたい2週間程度と言われています。
最長でも1ヶ月以内ということです。
食べるときは解凍せず、そのまま食べる方が美味しいらしいです。
自然解凍するならば、冷蔵室へ移しておくことがおすすめです。
一切れが、
- 1~2センチぐらいの厚さであれば、1、2時間程度
- 4センチ前後の厚めの場合は、2、3時間程度
だそうです。
急激な温度変化は、バームクーヘンの表面を水っぽくさせてしまうのだとか。
ゆっくり解凍がポイントで、冷蔵室で解凍したあとはラップを外して常温解凍にします。
そのまま室内に置きましょう。
室温に戻ると、しっとり感が戻るようです。
電子レンジでの解凍もできます。
ラップのまま600Wで10秒程度(薄め)か20秒程度(厚め)、そのあと余熱を10分程度かけることで真ん中までふんわりするようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
早く食べ切れることがわかっていれば常温保存でもOKです。
開封後のもの、食べきれないことがわかる場合、手作りなどの場合は、早めに冷蔵・冷凍保存したほうが最後まで美味しくいただけるようです。
どの保存方法でも、早めに食べ切ることが美味しさの秘訣です。
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