ブンブンチョッパーといえば、野菜のみじん切りに便利なキッチンアイテムですが、実は大根おろし作りにも活用できることをご存知ですか?
手動で簡単に操作でき、電源不要で場所を選ばず使えるため、手軽に時短調理が叶います。
本記事では、ブンブンチョッパーを使って大根おろしを作る方法を詳しく解説します。
従来のすりおろし器と比較し、どのような仕上がりになるのか、メリットや注意点を紹介します。
さらに、大根おろしを使った簡単レシピも掲載し、料理の幅を広げるアイデアを提供しますので手を汚さずにサッと作れるブンブンチョッパー活用術を、ぜひ試してみてください!
ブンブンチョッパーとは?その仕組みと基本の使い方
手動式カッターの特徴とメリット
ブンブンチョッパーは、手動でひもを引っ張るだけで簡単に食材を刻める便利な調理器具です。電源不要でどこでも使えるのが魅力で、アウトドアやキャンプでも活躍します。
最大のメリットは「時短」と「手軽さ」。包丁とまな板を使うよりも圧倒的にスピーディーにみじん切りができます。また、手が汚れにくいのも嬉しいポイント。特に玉ねぎのみじん切りでは涙が出にくいので、料理のストレスを軽減できます。
さらに、使い方がシンプルなので、料理初心者や子どもでも簡単に扱えるのも利点です。コンパクトサイズのものが多く、収納スペースを取らない点も魅力のひとつ。普段の料理はもちろん、ちょっとした時短テクニックとしても活躍する万能アイテムです。
どんな食材に使える?基本の使い方
ブンブンチョッパーは、主に以下の食材を刻むのに適しています。
- 野菜類(玉ねぎ、にんじん、ピーマン、大根など)
- 果物類(リンゴ、バナナなどの柔らかいもの)
- ナッツ類(アーモンド、クルミなど)
- 肉類(鶏ひき肉など柔らかめのもの)
使い方は非常に簡単で、以下の手順で行います。
- 食材を適当な大きさにカットし、本体の中に入れる。
- フタを閉め、しっかりロックする。
- 取っ手のひもを数回引っ張る。回数によって細かさが調整できる。
- 取り出して、料理に活用!
大根を使う場合、細かく切ってから入れるとスムーズに回転します。
手入れは簡単?洗い方とお手入れ方法
ブンブンチョッパーのお手入れもシンプルで、基本的には「分解して洗う」だけです。
- 刃の部分 → 洗剤をつけて慎重に洗う(手を切らないよう注意)
- 容器 → 食器用洗剤とスポンジで洗う(食洗機対応のものもあり)
- フタの内部 → 水に弱い部分があるので、湿らせた布で拭くのがベター
水分が残るとカビや臭いの原因になるため、しっかり乾燥させるのがポイントです。また、刃を長持ちさせるために、長時間水に浸けるのは避けましょう。
ブンブンチョッパーで大根おろしは作れる?実験してみた
そもそもブンブンチョッパーで大根はおろせるのか?
ブンブンチョッパーは本来「みじん切り」用の道具ですが、大根おろしが作れるのか気になりますよね。大根おろしは通常、おろし金を使ってすりおろすもの。しかし、ブンブンチョッパーで細かく刻めば、似たようなものが作れるのでは?という疑問が生まれます。
実際に試す前に考えられる問題点を挙げてみます。
- 粒が粗すぎる可能性 → すりおろしというより「刻み大根」になってしまう?
- 水分が出にくい? → 大根おろし特有のジューシーさが出ないかも
- 刃の劣化が早まる? → 硬い大根を切ることで刃が傷みやすい
これらの懸念点をふまえつつ、実験してみることにしました。
実際に試した結果とポイント
実際にブンブンチョッパーに大根を入れて試してみると、やはり「完全なおろし」にはなりませんでした。しかし、ある程度細かく刻めば、料理に応用できる「刻み大根ペースト」として使えることがわかりました。
成功のポイントは以下の3つ。
- 大根を小さめにカットして入れる(2cm角くらいがベスト)
- 回数を増やしてしっかり刻む(20~30回くらい引っ張る)
- 最後に水を加えて混ぜると、おろし風になる
この方法なら、大根おろしの代用として十分使えます。
仕上がりの違いと用途別おすすめレシピ
ブンブンチョッパーで作った大根は、一般的なおろし金よりも食感がしっかり残るのが特徴。
- ざくざく食感が楽しい「おろしポン酢」 → 焼き魚や揚げ物にピッタリ
- とろみスープに加える → 刻み大根がスープのとろみになり、体が温まる
- ハンバーグのつなぎに → ふわふわの食感になって美味しい
工夫次第で、ブンブンチョッパーでも十分大根おろしの代わりが作れることがわかりました!
時短&手間なし!ブンブンチョッパーで作る大根料理
簡単おろしポン酢でさっぱりおかず
ブンブンチョッパーで作った大根おろし風の刻み大根は、ポン酢と組み合わせるだけでさっぱりとした美味しい料理に変身します。普通のおろし金で作る大根おろしよりも、ざくざくした食感が残るので、より食べ応えのある一品になります。
作り方はとても簡単!
- 大根を2cm角ほどにカットし、ブンブンチョッパーに入れる。
- ひもを20~30回引っ張り、細かく刻む。
- 水分が少ない場合は、大さじ1~2程度の水を加えて軽く混ぜる。
- 刻んだ大根を器に盛り、ポン酢をかける。
- お好みでネギやかつお節をトッピングすれば完成!
この「おろしポン酢」は、焼き魚や揚げ物との相性が抜群。特に、サバの塩焼きやとんかつ、唐揚げと一緒に食べると、脂っこさが和らぎ、さっぱりと楽しめます。さらに、そうめんや冷奴のトッピングにしても美味しいですよ!
すりおろし大根でとろみスープ
刻み大根をスープに加えると、自然なとろみがついて体が温まる一品になります。寒い季節や、風邪気味のときにもぴったりです。
簡単なレシピはこちら!
- 鍋に水500mlと鶏がらスープの素(小さじ1)を入れて加熱する。
- ブンブンチョッパーで細かく刻んだ大根(約100g)を加える。
- しばらく煮て、大根が少し柔らかくなったら、溶き卵1個を流し入れる。
- ふんわり固まったら、醤油小さじ1、ごま油小さじ1を加えて完成!
とろみのついたスープは、体を芯から温めてくれるので、朝食や夜食にもおすすめ。さらに、仕上げに白ごまや刻みネギを散らすと、風味がアップしてより美味しくなりますよ。
大根ペーストでふわふわハンバーグ
ブンブンチョッパーで細かく刻んだ大根をハンバーグのタネに混ぜると、驚くほどふわふわの仕上がりになります。普通のハンバーグよりもヘルシーで、消化にも良いので、子どもやお年寄りにも食べやすいですよ。
作り方はこんな感じ!
- 合い挽き肉(200g)に、ブンブンチョッパーで刻んだ大根(50g)を加える。
- みじん切りした玉ねぎ(50g)、パン粉(大さじ3)、卵1個、塩こしょうを加えてよく混ぜる。
- 小判型に成形し、中火でじっくり焼く。
- 焼き上がったら、大根おろし風の刻み大根+ポン酢をかけて完成!
大根の水分がハンバーグの中に閉じ込められるので、ジューシーでやわらかい仕上がりになります。さらに、おろしポン酢と組み合わせることで、さっぱりとした味わいに!いつものハンバーグがちょっと違った食感になって、新しい美味しさを楽しめますよ。
ブンブンチョッパーをもっと活用!意外な使い方
みじん切り以外にも!食材ペースト作り
ブンブンチョッパーは、みじん切りだけでなく、食材をペースト状にするのにも活用できます。特に、大根以外にも、にんじんやかぼちゃを細かくしてスープや離乳食に使うのに便利です。
例えば、にんじんを細かく刻んでカレーに入れたり、トマトをペースト状にしてソースを作ったりと、アイデア次第でいろいろな料理に応用できます。
手作りドレッシング&ソースの時短テク
ブンブンチョッパーで玉ねぎやトマトを細かく刻み、そのままオリーブオイルや酢、塩こしょうを加えれば、簡単に手作りドレッシングが作れます。また、ニンニクやショウガを刻んで焼き肉のタレや中華風のソースを作るのもおすすめ!
赤ちゃんの離乳食作りにも大活躍
離乳食作りでは、野菜を細かく刻む作業が多く、手間がかかります。ブンブンチョッパーを使えば、手軽に細かくできるので、時短になります。特に、茹でた野菜や果物をペースト状にするのに便利です。
ブンブンチョッパーを長く使うためのお手入れ術
刃を長持ちさせるコツ
ブンブンチョッパーの刃は鋭いので、無理に硬い食材(冷凍食品や硬すぎる野菜など)を切ろうとすると、劣化が早くなります。特に、大根を使う場合は、適度に小さくカットしてから入れることで、刃の負担を軽減できます。
洗いにくい部分の掃除方法
ブンブンチョッパーは分解して洗えるものの、フタの内部が洗いにくい場合があります。その場合は、濡らした布で拭くか、つまようじを使って細かい部分の汚れを取り除くのがコツ。食器用洗剤を含ませたスポンジを使うと、汚れがスムーズに落ちます。
収納時の注意点
収納する際は、水分を完全に乾燥させてからしまうことが重要です。特に、刃の部分に水分が残るとサビの原因になるので、しっかり拭き取るようにしましょう。また、フタを閉めたまま収納すると内部に湿気がこもることがあるので、少し開けておくとカビや臭いを防げます。
まとめ
ブンブンチョッパーはみじん切り専用と思われがちですが、大根を刻んで「なんちゃって大根おろし」にすることも可能!ポン酢と合わせてさっぱりおかずにしたり、スープやハンバーグに活用したりと、アイデア次第でいろいろな料理に応用できます。さらに、ペースト作りや離乳食作りにも便利なので、ぜひ活用してみてくださいね!
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