小さい時から親しみのあるプチプチ。
子供の頃はプチプチを潰して遊ぶことが一種のストレス解消だったのかもしれません。
いったん始めてしまうとやめられない。
そういう人も多いのではないでしょうか。
そんなプチプチですが、いざ使うとなった時、平らな面と凸面、どっちを内側にすればいいの?と悩んだことはありませんか?
そもそもどちらが表?裏?
実はプチプチに表裏はありません。
その効果である緩衝性にも違いはないのだそうです。
とはいえ、包む物の形状や質によっては凸面を内側にするか外側にするか使い分けが必要なのです。
今回はそんなプチプチの包み方を検証しました。
プレゼントを贈る、引っ越し予定などがある人、参考にされてくださいね。
プチプチの裏表で効果は違う?
プチプチの表裏は、壊れ物でなければそれほど気にする必要もなさそうです。
でも荷物自体が平面でなかったから?
実はプチプチの裏表の効果の違いはないのだとか。
その形状から包むものによってプチプチ面を表にするか裏にするか、だけだそうですよ。
裏表に関しては効果は同じプチプチですが、いろいろな種類があること知ってましたか?
プチプチの効果は緩衝材の役割だけではないのですよ。
それではどんな種類があるのか見てみましょう。
よく見かける一般的なものですね。
テープ留めも簡単。荷物にも凸の跡がつきません。
- 一般的なもの・・・直径10ミリ、高さが3.2ミリ
- 小さいプチプチ・・・直径7ミリ、高さが2.5ミリ
- 大きいプチプチ・・・直径32ミリ、高さが13ミリ
工場などで使われるのかもしれませんが家庭では使わないですね。
この特質があるため、使われるプチプチの色は黒や赤が多いとのことです。
静電気を発生させやすい家電やパソコン部品などの電気機器の梱包に使われるそうです。
カーボン素材もあるそうですが特殊なものなので、手頃なお店では売られていないようです。
ポリエチレン製のものです。
環境問題の対策として、再生原料や植物性の原料を使った製品も出てきているようです。
プチプチの包み方は裏表正解はある?
プチプチに裏表の規定はなく、特に使い方に関しての正解はありません。
凸面を表にするか裏にするかは包むもの次第、と言えそうです。
一般的に使われている方法は凸面を内側にするやり方かと思われます。
表面が凸凹していると、テープが剥がれやすいですしね。
包み方の正解というより、包むものによって裏表を使い分けることが重要ということのようです。
表裏がなく緩衝性の違いもないプチプチ。
丸状のものを包むときは凸面を内側に、角があるものは外側に、という基本的な使い方はあります。
凸面を内側にした方が良いもの
- 割れやすいもの・・・食器やビンなど
- 形状が丸いものや形に起伏があるもの
- しっかりと固定する必要があるもの
割れやすいもの、丸いものは凸面を内側にすることで隙間なく包むことができます。
いくつかのものを箱や封筒などに入れるときは、凸面を内側にすると出し入れが簡単です。
ガムテープなどでしっかりと固定したい時は外側が平らな方が効果があります。
逆に剥がしやすくしたい場合は凸面は外側です。
凸面を外側にした方が良いもの
- CDやDVDなど角があるもの
- 電子機器や精密機器
- 形状に起伏がある
- ガラス類
凸面を内側にすると、プチプチの跡がついてしまうことがあるそうです。
ガラスやCDなど、凸面を外側にした方が良いのはこのためですね。
形状に起伏があるものや紙などは、プチプチが引っかかって破損したり折れてしまう可能性があるようです。
プチプチは裏表どっちで包めばいい?アイテム別に解説
包み方を見ていきましょう。
プチプチをカットするときのコツは、包む物よりひと回り大きくカットすること。
包むときは包む物を中心に置き、2㎝ぐらい重なるように包みます。
プチプチで包んでも隙間だらけでは緩衝材の意味をなさなくなります。
プチプチと包むものの間に余計な隙間ができないようにしっかりと包む。
さらにテープでしっかりと固定する。
この方法で中身の破損の危険を避けるのです。
本やCD、DVDなど包む物のサイズが決まっていること、ありますよね?
すでにカットされているもの、袋の中に入っているものなどが売られています。
市販のものを買うと時間も手間も省けますよ。
固定するテープは養生テープがよく、手で切れて剥がしやすい、という利点があります。
テープの跡も残りにくいということなので、プチプチの再利用も可能です。
注意点としては、凸面を外側にすると養生テープが剥がれてしまう危険性があることです。
この場合は別のテープを使いましょう。
形状の違う物の包み方をいくつかご紹介します。
1. 四角いもの(凸面は外側)
- 箱の大きさに合わせてプチプチをカット
- プチプチの中央に箱を置き、面全体を覆うような形で巻く
- 余りが出たらカットしてサイズ調整
- 最後まで巻いたところでテープ
次に側面をテープ
左右・上下は内側に折り込んでテープ
注意点としては、箱とプチプチはしっかりとくっつけて固定すること。
隙間があると緩衝材としての効果がなくなり、テープも剥がれやすくなります。
2. グラスなどを包む(凸面は内側)
首が細く薄いガラスのグラスの場合、ただ包むだけでは効果がなく、壊れやすい細い部分は、二重に巻くことで緩衝性を高めます。
- 細い部分の長さと幅に合わせてプチプチをカット
- 隙間やたるみ、ズレがないようしっかり巻いてテープ
- プチプチはグラスの長さプラス1、2センチにカット
- グラスをプチプチの端に置く
- 回しながら全体を巻いてテープ
- 詰めもの用プチプチをカット
- グラスの中にプチプチを詰める
- グラスの縁周りを折り曲げる
- グラス上部の口部分は右から左へ覆い固定してテープ
- 底周りを折りたたみ、縁に沿うように固定してテープ
3. パソコンや電子機器
付属品やパーツなどは、大きさや形状が違うので個別に包む方が良いです。
- スクリーンなどを包む場合、丸ごと覆いかぶせるサイズにプチプチをカット
大きめにカットした方がいいでしょう。 - パーツごとのサイズにカット
電子機器の場合、静電気防止機能のあるプチプチがよいです。
静電気が起きると壊れたり誤作動したりしてしまうそうです。
安全性を考えると、これは用意すべきプチプチですね。
- パーツを中央に置いて四方から包む
隙間があるかどうか確認してください - プチプチの端は中に折り込んでテープ止め
- 必要ならばカットして調整
まとめ
プチプチの使い方をまとめました。
普段の生活では特に必要はないプチプチ。
適当に使っていた、ということはありませんか?
私も裏表など考えずに使っていました。
より効果を高めるために二重にすると効果がアップします。
破損しやすいもの、傷がつきやすいものなどは二重に巻いて安全性を確保しましょう。
大きなプチプチは緩衝性が高いものの、小物を包むには不向きです。
その場合は小さいプチプチを使って二重にしましょう。
なるべくゴミが出ないよう、梱包には工夫しましょう。
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