春休みが明けた新学期といえば、学年が上がる学生さんや、新生活をスタートさせる学生さんが目を輝かせる時期ですよね。
一方、学校の先生が頭を悩ませる時期でもあります。
学校の先生には、毎年のように「学級目標を決める」という大きな課題が課せられます。
もちろん、適当に決めてなんかいけません。
学級目標は、クラスの1年の目標を決めるとても大事な目標です。
適当に決めてしまったものなら、これから一年間、クラスの印象や団結力を下げてしまいます。
学校の先生にとっては、夏休みの宿題よりも重い宿題ですよね(^^;
そこで今回は、学級目標に使えるキャッチフレーズをご紹介します。
先生にとっても、気持ちの良い新学期をスタートさせましょう!
学級目標で変わった面白いユニークキャッチフレーズ
せっかく学級目標をつくるなら、面白くて覚えやすいキャッチフレーズがいいですよね。
単純なキャッチフレーズこそ、生徒さんの印象に残りやすいです。
当然ながら、あまり悪ふざけが入った学級目標だと上司から怒られてしまいます。
まずは、学級目標で変わった面白いキャッチフレーズをご紹介します。
「遅刻をしない!」
とてもシンプルですが、印象に残りやすいですよね。
生活に関するものだと、生徒さんも意識がしやすいので実用的でおススメです。
似たものだと「忘れ物をしない」「友達をつくる」などでしょう。
学校でやることではないですが「朝食を食べる」などもいいかもしれません。
「苦手科目をなくす!」
学校の勉強に関するものは、とても印象が良いですよね。
似たものだと、「毎日自主学習」などでしょう。
しかし、あまり勉強を強要しすぎると、モンスターペアレントが飛んでくるかもしれないので、ほどほどにしておきましょう。
「リレーで1番になる」
運動に関するものにすると、クラスの印象が明るくなりますよね。
クラス一同で上を目指すことによって、友達同士の絆を深められそうです。
部活動に参加できる学年になったら、部活動に関するキャッチフレーズもいいですね。
「一致団結」
簡単で覚えやすい、四字熟語や漢字を使うパターンもあります。
他の四字熟語だと「日進月歩」「一日一善」など、漢字では「笑顔」や「絆」がおすすめです。
自分のクラスだけ漢字のキャッチフレーズを使っていたら、なんだか特別感もでてきそうですよね。
「あいうえお作文」
発想力とユニークさが求められる、あいうえお作文。
生徒さんと一緒に考えるのもありですね。
例えば「あいさつ」であいうえお作文を作ると・・・
- あ→あきらめない。
- い→一生懸命。
- さ→支え合う。
- つ→強くなる。
パターンは無限とありますし、個性がでるキャッチフレーズになりますね。
ほとんどの学級目標は、1ヵ月目から決めるものではありません。
最初の一ヵ月はクラスの様子をみて、どんな学級目標が合うか、想像してみましょう。
また、ゴールデンウィークの宿題として「どんな学級目標がいいか」「なぜ、そう思ったのか」という内容の宿題をだすところもあるのだとか。
ゴールデンウィーク明けに、宿題を元にクラス全員で相談してみるのもアリだと思います。
時間をかけて考えてみると、クラスにピッタリの学級目標が思いつくかもしれません(^^♪
学級目標のキャッチフレーズを英語でかっこよく!
かっこいい英語のキャッチフレーズを、学級目標にするのもいいですね。
生徒さんも英語に興味をもち、勉強に励むキッカケになるかもしれません。
さっそく、学級目標にするとかっこいい英語のキャッチフレーズをご紹介します。
「Failure teaches success」
これは「失敗は成功のもと」という意味です。
失敗を恐れて挑戦することができない。そんな生徒さんを励ます言葉にもなります。
この言葉を心の底にしまって、何回失敗してもくじけずに何度でも挑戦できる大人になれるといいですね(^^♪
「There is no royal road to learning」
「学問に王道なし」という意味です。
学問を修めるうえで、簡単な方法はないということですね。
学力を上達するのには簡単な方法はないですが、そのかわり、努力はかならず実力となります。
この言葉を胸に、受験勉強や就職活動に励んでほしいですね。
「While there life there is hope」
「生きている限り希望はある」という意味です。
諦めたくなるときでも、希望を持てるような言葉です。
いつどんなときでも希望があることを忘れずに、ポジティブに生きられる人になるといいですね。
「one for all, all for one」
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という意味です。
他人の事も、自分の事のように力を貸してあげられる人になれば、信頼を得て、いずれは恩として帰ってきます。
仲間が困っているときこそ、自分の力をだして誰からも信頼される人を目指したいですね。
「don`t think, feel it」
「考えるな、感じろ」という意味です。
ピンチの時に考えすぎると、結局答えもわからないまま疲れるだけで終わってしまう、ということがあります。
感覚で動けば、それが正解だったなんてこともあるので、あまり論理的にならずに、感じて動ける人になってほしいですね。
英語のキャッチフレーズは、知的で、なんだかかっこいいですね。
よくある言葉でも、英語にするだけでなんだか深みも感じられますね。
学級目標のキャッチフレーズを四字熟語でひと捻り!
最後に、四字熟語のキャッチフレーズをご紹介します。
少し難しめの四字熟語だと、学級目標をみて初めて知った、なんて生徒さんも多いはず。
四字熟語に興味を持たせる、いいキッカケになるかもしれません(^^♪
「旭日昇天(きょくじつしょうてん)」
「旭日」は朝日、「昇天」は天に昇っていくという意味があります。
朝日が天に勢いよく昇っていく様子を表した四字熟語です。
漢字をみただけで意味を推測できるので、とても覚えやすい四字熟語ですね(^^♪
「進取果敢(しんしゅかかん)」
実行力や決断力があり、自ら行動に取り組む様子を意味した四字熟語です。
果敢に挑む、という意味なので失敗してもリスクが少ない義務教育中に大切にしたい言葉ですね。
「能鷹隠爪(のうよういんそう)」
漢字をみて察する方もいるかと思いますが、「能ある鷹は爪を隠す」と同じ意味の四字熟語です。
人よりも優れている人は、人前で下手に能力をさらけ出したりしません。
特技があると、つい自慢したくなりますが得意なことこそ隠しておいたほうが、かっこいいですよね。
「万馬奔騰(ばんばほんとう)」
たくさんの馬が走ったり飛び跳ねたりするような、勢いがある様子を表した四字熟語です。
響きがかっこいい四字熟語で、勢いのあるクラスになりそうですね(^^♪
「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」
目標や目的を目指して、勇気をもって進むことを表した四字熟語です。
勇気をもって前に進むという意味なので、とてもポジティブになれそうな言葉ですね。
とても前向きな四字熟語で、明るいクラスが想像できます。
人生において大切にしたい四字熟語はたくさんあります。
あなたが生徒さんに伝えたい四字熟語を、学級目標にするのも、いいですね。
まとめ
一年の指揮ともいえる学級目標は、とても大事なものだけに、頭を悩ませますよね。
生徒さんの団結力や意識を高めるキッカケにもなるので、生徒のためにも、自分のためにも
クラスにピッタリの学級目標を決めてください(^^♪
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