服についた絵の具は歯磨き粉やオキシクリーンやウタマロ石鹸で落とすことが出来ます。
どの方法がどのくらい落ちるのか気になりますよね。
そのあたりも合わせて今回は
- 絵の具の簡単な落とし方!オキシクリーンで簡単に落ちる?
- 絵の具の落とし方!服についた絵の具を落とすには歯磨き粉?
- 絵の具の汚れを落とすのにウタマロせっけんを使ってみた!
この3つの項目に分けてそれぞれお話していこうと思います。
絵の具は落ちにくい汚れの代表選手なので、普通に洗濯するだけでは中々落ちてくれないので困ってしまいます。
実際に私がそれぞれの方法で絵の具を落とした時の結果や感想も含めてお話していこうと思っています。
絵の具の簡単な落とし方!オキシクリーンで簡単に落ちる?
40℃以上のお湯にオキシクリーンを溶かして1時間くらいつけておいただけできれいに汚れを落とすことが出来ました。
試す前は、「多分つけ置き洗いだけでは落ち切らないだろうな」「後でちょっともみ洗いしなきゃダメだろうな…」と思っていたのですが、私の場合は、つけ置きして軽くすすいだだけで絵の具がきれいに落ちました。
薄い色のTシャツにグリーンの絵の具がついてしまって、結構目立つ汚れだったので、「落ちなかったら家着にすればいいか!」と半分諦めていただけに完全に落とせるとは思っていなかったので、少しビックリしました。
絵の具がついてすぐに対処出来て、たまたま汚れが落ちやすい繊維の服だったのかもしれませんが何事もなかったかのように綺麗になって嬉しかったです。
範囲が広い汚れはもみ洗いするとなると結構大変ですが、オキシクリーンならお湯で溶かして汚れた服を付けておくだけなのであまり苦労せずに簡単に落とせた印象です。
オキシクリーンは酵素系漂白剤なので、酵素の力が発揮できる40℃以上のお湯でよく溶かして使う事がポイントです。
局所的に擦ったりする必要もなかったので摩擦によるダメージもなく、生地が伸びたりすることもありませんでした。
調べてみるとつけ置きだけで落ちない場合も多いそうですね。
そういう場合はつけ置きの後に、オキシクリーンに重曹を混ぜて少量の水でペースト状にして軽く歯ブラシで擦り洗いをするといいそうです。
すぐに対処できるのが一番ですが、そうできないことも多いと思いますので参考にしてみて下さい。
絵の具の落とし方!服についた絵の具を簡単に落とすには歯磨き粉?
歯磨き粉を使って絵の具の汚れを落とす方法は昔から有名です。
歯磨き粉に含まれる研磨剤と発泡剤が絵の具の汚れを落とすのに良いです。
この方法も実際試してみた事があります。
どのくらい落ちたのか、結果から言いますと『薄くはなったけど、よく見るとまだ残っている程度』そんな感じでした。
汚れた部分に歯磨き粉をつけて、指先でチョンチョンとつまむように汚れを落としていきました。
大胆に擦ってしまうと浮き出てきた絵の具が周りに広がってしまうので注意して下さいね。
私は、以前旅行に行ったときに持って帰ってきたアメニティーの小さな歯磨き粉を使いました。
持って帰ってきたは良いものの使う機会があまりなく洗面所に眠っていたので、ちょうどよかったです。
歯磨き粉でつまみ洗いをした後の汚れ落ちの具合は「よく見ればうっすら残っているなぁ」そんな感じで、その後何度か洗濯機で普通に洗っているとだんだん薄くなっていってだんだん目立たなくなっていく感じはありました。
ただ、もう少し広い範囲の汚れの場合は汚れが残ると気になると思うので、きれいに落とすためには結局ほかの方法で部分洗いをする必要が出てくると思います。
また、研磨剤が入っているので生地が傷むのはある程度仕方ないので、あまり広範囲の汚れに歯磨き粉を使うのはやめておいた方がいいと思います。
あくまでも絵の具がちょっと跳ねて付いた程度の小さい局所的な汚れを落とす時なら歯磨き粉を使ってもいいのかなと思います。
絵の具の汚れを落とすのにウタマロせっけんを使ってみた!
今度は頑固な汚れもきれいに落としてくれる事で有名なウタマロ石鹸を使って絵の具の汚れ落としをしてみました。
絵の具で汚れた部分をお湯で濡らしてウタマロ石鹸を汚れた部分に撫でるようにして塗りながら洗いました。
「石鹸を付けるだけだと汚れが浮きにくいかな?」と思ったので途中でつまみ洗いをしながら何度かお湯で洗い流しながら頑張りました。
範囲が広かった事もあって、10分くらいかかりましたが絵の具の色がわからないくらいきれいになったので、仕上げに洗濯機でほかの洗濯物と一緒に洗いました。
洗い上がりを見てみると絵の具の汚れはきれいに落ちていました!
……が!!
ウタマロ石鹸で擦りすぎたのでしょうか。
元々水色の服だったのですが、そこだけ少し薄くなっている気が……「あーやってしまった…色落ちしてしまった…」と結構ショックだったのですが、乾かすと色落ちはあまり目立たなくなってくれました。
ただよく見るとやっぱり色落ちがわかりますので、それを着て外に出かけるのはちょっと厳しいかなと思います。
調べてみるとウタマロ石鹸は蛍光漂白剤の影響で色落ちすることが結構多いようです。
それまでもウタマロ石鹸を使って染み抜きをしていたのですが衣類の色落ちをした経験はなかったのですが絵の具が中々落ちなかったのでちょっと深追いし過ぎたのかなと反省しています。
真っ白の衣類なら色落ちが気にならないので良いと思いますが、色柄物は長時間擦り過ぎないように注意してください。
液体のウタマロ石鹸だと、色落ちはしにくい成分で作られているみたいなので、色柄物に使う時はそっちの方が安心なのかもしれませんね。
絵の具の汚れの落ち具合としてはオキシクリーンを使った時と同じくらいきれいになったと思います。
服の色落ちを考えると個人的にはオキシクリーンを使った方が安心だと思います。
まとめ
ここまで絵の具の汚れの色々な落とし方をご紹介してきました。
少し長くなってしまったので、簡単にまとめさせていただきます。
- 絵の具がついて時間があまりたっていない場合は、オキシクリーンでつけ置きするだけでもきれいに落とすことが出来ました。
- オキシクリーンのつけ置きだけで落ちない場合は、重曹と少量の水でペースト状にして軽く擦り洗いをするときれいに落ちるそうです。
- 昔ながらの歯磨き粉を使った方法では、絵の具汚れを薄く目立たなくする事ができますが完全にきれいにすることは難しそうです。
- 固形ウタマロせっけんは絵の具の汚れもきれいに落ちますが、深追いして擦りすぎると服の色落ちをしてしまう事が多いようです。
- 色柄物の場合は液体タイプのウタマロ石鹸の方が色落ちしにくいようなので、そちらを使う事をおすすめします。
いかがでしたか?
どの方法で洗うにしても早めに対処する方がきれいに簡単に落とすことが出来ます。
ウタマロ石鹸も絵の具簿汚れを落とすことはできましたが、色落ちしてしまったので個人的にはオキシクリーンを使った方法がおすすめです。
オキシクリーンの説明を見てみるとも物によっては色落ちする可能性があるそうですが、ウタマロ石鹸よりは安心して使えると思います。
念のために、洗う前には目立たない部分で色落ちチェックをした方が良いと思います。
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