お風呂に入る時間はみんな人それぞれですよね。
仕事から帰ってすぐお風呂場に直行する人や、全てのタスクを済ませて一日の締めくくりに入りたい人、はたまた、朝風呂に入ってスッキリ一日を始めたい、という人も。
その中で、今日は『朝風呂』について焦点を当てていきたいと 思います。
朝風呂派の人は世の中に3割いると言われています。
一日の始まりにお風呂に入ると、目も覚めるし、一日スッキリ過ごせる気がしますよね。
ですが、朝風呂にはメリットばかりではなく、デメリットもあるので、注意が必要です。
『朝風呂は禿げる』なんて聞いたことないですか?
実はこれただの噂ではなく、禿げるかもしれない理由がしっかりあるんです。
朝風呂派の人は必見!
『朝風呂で禿げるかもしれない』について徹底検証していきます。
朝風呂(朝シャン)で本当にはげるのか?
頭皮が汚れた状態で寝ると髪が育たない
お肌のゴールデンタイムなんて聞いたことあるかもしれませんが、頭皮にも「育毛ゴールデンタイム」なるものが存在します。
夜の10時から翌朝2時まで!
この育毛ゴールデンタイムに頭皮が汚れている状態のままでいると、通常のサイクルが行われずに、育毛が妨げられてしまいます。
結果、新しい髪が育たずに、薄毛になり得るということです。
髪の毛のセットで整髪料を使っている人はさらに注意が必要ですよ!
紫外線を浴びすぎてしまう
朝風呂で頭皮の汚れをしっかり落として、スッキリ出社!
なんて思っているかもしれませんが、実はそれは危険信号です!
頭皮の脂は悪いものだけではなく、あらゆる刺激から守ってくれる役割があります。
夜に頭を洗っていれば、寝ている間に必要な脂が出てきてくれるので、翌日の紫外線から頭皮を守ってくれます。
ですが、朝風呂して、しっかり頭皮の脂をとってしまうと、外に出るまでに必要な脂は出てきません。
直に紫外線を浴びてしまい、かなり強い刺激が頭皮に伝わってしまいます。
刺激が原因で毛根が弱ってしまい、抜けやすくなったり、毛が細くなってしまいます。
上の2つの理由が主に『朝風呂は禿げる』と言われているものになります。
朝風呂をしたからといって、確実に禿げる!
というわけではありませんが、上の理由を見てみると、なんとなく『禿げてしまう可能性』が高まるのが分かりますね。
こう見てみると、頭を洗うのは夜の方が良さそうなのですが、、、
朝頭を洗わないと一日が始まらない!という方は、夜に整髪料や汚れをある程度落として、さらに朝さっと流す程度にすれば『禿げる可能性』は低くなると思います。
ふたつめの理由の場合は、脂を取りすぎないようにすれば解決できそうですね。
朝風呂のときはシャンプーを使わずに“湯シャン” にしたり、できるだけ刺激の少ないシャンプーを使うと良い対策になるかもしれません。
さらに外出するときは、日除けの帽子や日傘を使うことでも刺激を減らすことができますね。
以上の対策をしっかりすれば、朝風呂で禿げる!とは言えないですね。
情報がないまま、単に朝風呂だけの生活を長くしていると、刺激に耐えられず、薄くなってしまうかもしれません。
ですが、「朝風呂=禿げる」ではないので、もし気になっている方は他の原因も探った方がいいかもしれません。
朝風呂(朝シャン)での髪の毛へのメリット
上の通り、朝風呂では『禿げる可能性』が上がるということが分かりましたが、決して悪い事ばかりではありません。
きちんとメリットもあるので、紹介していきます。
髪の毛へのメリットとそのほかにもメリットがありますので、見てみてください。
スタイリングがしやすいためダメージを抑えられる
これは男女ともに共感できると思いますが、寝起きの寝ぐせってなかなか直らないんですよね。
蒸しタオルで押さえれば~などありますが、実際その場では直っても、時間が経つとまたもと通りになってしまう事もありますよね。
電車やバスに乗ってそのまま会社に行くのはちょっと恥ずかしい。
朝風呂で頭を洗ってしまえば万事解決です!
乾かしてセットまでがスムーズにいきますし、気づかぬうちに癖が戻ってる!なんてこともなくなります。
セットがスムーズに進めば、整髪料の付けすぎによる毛穴の汚れや、アイロンやコテなどの高い熱から髪を守ることができるので、髪のダメージを防げますね。
特に整髪料は朝風呂派の人には大敵です。
『朝風呂禿げる理由』のひとつに《頭皮の汚れが育毛を妨げる》とありましたが、整髪料をつけたまま寝ると、毛穴の汚れだけではなく、髪の毛のからまりが起こったりします。
髪の毛には関係ありませんが、整髪剤がベッタリついた枕で寝ると、お肌にまで影響がありますよ!
朝風呂で洗髪をして、乾かすときにブローをすれば、整髪剤を使わずにセットができるので、これらの心配をする必要はなくなりますね。
スッキリする
漠然としたメリットですが、朝目覚めの悪い人や、寝不足気味の人なんかには、朝風呂は効果的です。
交感神経のスイッチが入り、身体が活動モードにはいります。
歯ブラシするだけでも目が冴えますが、朝風呂で身体を清潔にすることで脳内がリセットされて、一日を気持ちよくスタートできます。
血行がよくなる
朝食の前に朝風呂することによって血流が全身にめぐり、自律神経が整えられて、ごはんもたくさん食べられますし、健康的な生活が送れます。
ダイエット効果
人は寝ている間は体温が低くなっています。
上にも挙げたように、朝風呂をすると血流がよくなり、体温があがります。
体温が上がることによって、身体の代謝もあがるんです。
代謝は上がるとエネルギー消費が活発になるため、脂肪が燃えやすくなり、ダイエットに繋がる。
ということですね。
体臭予防
寝ている間にかく汗の量は『一晩でコップ一杯分』あることをあなたは知っていますか?
汗はそのまま放置しておくと、酸化して匂いの原因になります。
体臭が気になる方は、寝ている間の汗が関係しているかも?
メリットを見てみると、髪の毛のダメージを防げるものから、気分転換や、一日の活動にも影響しているので、朝風呂自体悪い事ではないようですね。
特にダイエット中、なかなか体重が減らない停滞期などに試してみてもらいたいです。
朝風呂(朝シャン)での髪の毛へのデメリット
朝風呂は禿げる可能性を高めるという事だけでかなりデメリットな気もしますが(笑)
他にもデメリットがあるので朝風呂派の方は気を付けて頂きたい。
育毛のさまたげになる
これは上にも書きましたが、夜に頭を洗わないと、育毛ゴールデンタイムに頭皮の汚れがサイクルを邪魔してしまいます。
脂を取りすぎてしまう
外の刺激から頭皮を守るための脂を朝取ってしまうと、外出するまでに必要分の脂が出せない。
これは上に記載済みですが、中には夜も洗って、朝も洗う方もいると思います。
一日のうちに何度もシャンプーで脂を根こそぎとってしまうと、フケや過剰に脂が出るなどの頭皮トラブルに繋がってしまいます。
朝も夜も頭を洗いたい方は、どちらかをシャンプーを使わずにお湯だけで頭皮マッサージをする“湯シャン”にする方が良いでしょう。
毛穴がつまる
朝髪をセットして、そのままの状態で寝てしまうと、髪についた整髪料で毛穴が汚れてしまいます。
その状態が長く続くと、毛穴が詰まってしまい、頭皮のニオイや、育毛の妨げになってしまいます。
洗い残し、すずぎ残しが起こる
朝早起きして、朝風呂に十分に時間が取れれば良いのですが、朝は時間がないのはお決まりですよね(笑)
急いで朝風呂して、シャンプーをささっと済ませ、すすぎも不十分のままにしてしまうと、頭皮環境は悪くなります。
洗い残しでかゆみがでたり、すすぎ残しのシャンプーはニオイの原因になります。
寝起きは毛穴が開いている状態なので、シャンプーやトリートメントの成分が毛穴に入りやすいです。
夜洗うよりもさらに入念にすすぐ必要があります。
睡眠の質が下がる
夜寝る前に入浴することにより、身体が温まり、入眠しやすくなります。
夜そのまま寝ようとすると、冷えが入眠の邪魔をして不眠に繋がってしまい、寝起きもよくなくなります。
朝風呂のデメリットについて5つお伝えしました。
髪の毛に対するデメリットとその他に起こるデメリットがあります。
こちらも髪の毛には関係ないですが、もうひとつデメリットがあります。
若い方にはあまり関係はないのですが、寒い日、寝起きの低体温の状態から朝風呂で急激に体温をあげてしまうと、血圧があがりすぎしまい、ヒートショックという現象が起き、命の危険があります。
高齢者に注意喚起されていることですが、若い方も一応念頭に置いておいた方が良いかと思います。
デメリットに関しては、頭皮環境についてが強いですね。
これらの理由から朝風呂は禿げると言われているのだと思います。
まとめ
朝風呂は禿げる?!についてメリットやデメリットを調べていきましたが、必ずしも朝風呂をしたら禿げる!というわけではありませんでしたね。
夜に洗わずに寝て頭皮が汚い状態だと成長の妨げになったり、朝洗って脂を取りすぎてしまうと外の刺激に耐えられない。
という理由が主に禿げてしまう可能性に繋がっているということですね。
生活リズムはそれぞれですし、どうしても朝しかお風呂に入る時間が取れない方もいると思います。
その場合でも、デメリットを理解したうえで、対策をとりながら朝風呂すれば問題ないと思います。
メリットも多くあるので、頭皮環境に気を付ければ朝風呂は良いものですね!
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