水垢をオキシクリーンで除去する方法|シンクやお風呂で使う場合の注意点を解説

掃除

アメリカ生まれの酸素系漂白剤オキシクリーン、日本でも知名度はどんどん上がり掃除道具として定番となりました。

家じゅうのお掃除に使えると便利なオキシクリーンですが、得意な汚れもあればそうではないものもあります。

期待を込めて使用するも汚れが落ちなかったというのは困りますよね。

それ以上に、使ってはいけない素材に使ってしまいきれいになるどころかその素材が使えなくなってしまったら大変なことです。

取説はよく読んで、正しく使用するようにしてください。

こちらでは、オキシクリーンをシンクやお風呂で使う場合の注意点について解説していくことにします。

ちなみに、アメリカ版と日本版とで成分に違いがあるのはご存じでしたか。

上手に使って掃除を楽にしましょう。

オキシクリーンで水垢除去!シンクで使う場合の注意点


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振りかけるだけよりも一定時間、オキシクリーンの成分に浸けておく方が断然きれいが取り戻せます。

「オキシ浸け」という言葉、聞いたことありませんか。

シンク掃除でもまずは排水口に栓をして水をためるようにしましょう。

栓が無いって方も大丈夫、ビニール袋でも代用できます。

ためるのは水ではなくお湯。

そこにオキシクリーンを溶かすのです。

キッチン用品もついでにつけ置きすると一石二鳥です。

熱いと感じるくらいの温度が最適なので、作業はゴム手袋をはめてからの方がよさそうです。

手荒れの心配もありません。

軽い汚れなら2時間程度、頑固な汚れは6時間程度が目安です。

汚れがゆるんで浮き上がってくるまで置いておきましょう。

汚れが浮き上がったらスポンジなどで軽くこすって汚れを落とし、排水口の栓を外してオキシクリーンの溶液を流したら流水ですすぎ洗い。

最後にシンクをこすり乾いた布巾で拭きあげる、といった手順となります。

アルミ素材とオキシクリーンの相性は良いとは言えません。

アルミ製の鍋や食器は入れないようにしてください。

残念ながら水垢は落とせません。

白いあとが残っているならそれは水垢や洗剤の残りかす。

いずれもアルカリ性です。

オキシクリーンもアルカリ性なので役には立たないのです。

こちらはクエン酸が最適です。

6時間くらい放置するので、その間は当然ながらシンクは使えません。

寝る前や出かける前の時間にやるようにすれば不便を感じることはありませんよ。

オキシクリーンで水垢除去!プラスチックに使う場合の注意点

アルミ素材には使えませんが、プラスチックの黄ばみに酵素系漂白剤は有効に働きます。

シンクに水をためた際に一緒にプラスチックの食器も入れておくようにすると良いでしょう。

シンクは頑固汚れでも6時間程度までの放置でなんとかなりますが、プラスチックが黄ばんでしまっているのはそうはいきません。

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化学変化していたり経年劣化によって長年の蓄積でついた黄ばみだと、数日かかると思っておいてください。

さすがにキッチンを数日間放置したままにというのは難しいので、その場合は別でバケツなどに入れて処理した方がよさそうです。

日光の紫外線に当ててやるとより早く白さが取り戻せるそうです。

バケツだとどこにでも移動可能です。

よく晴れて紫外線が強い日には、オキシクリーン漬けしたままのプラスチックをバケツごと外に置いておくと良いでしょう。

オキシクリーンは粉状の洗剤です。

これを溶かすためにもお湯を使わなければなりません。

だいたい40℃から60度くらいが最適です。

お湯の中にしっかり溶かしてやるためにも、ただ注ぐだけでなくその後に棒を使って混ぜるようにしてくださいね。

どれくらいのオキシクリーンを必要とするか。

パッケージに目安の量が書かれてあるはずです。

参考としましょう。

お湯の量や黄ばみの程度によってちがってくるのです。

多ければ多いほど良いというわけでもなく、モッタイナイだけです。

適量を守るようにした方が良いですよ。

取説、ちゃんと読んでください。

オキシ漬けをお風呂で行う時の注意点を紹介

お風呂に入るたびに掃除をしているつもりでも、湿気も多く皮脂や石鹼カスが常に出てくる場所ですから、お風呂はどうしても汚れが目立ってくるものです。

浴槽はもちろん、蓋や洗面器・椅子に天井や床・壁と掃除しなければならない箇所は多数あり、カビも黒ズミも頑固です。

でも大丈夫、オキシクリーンが掃除を楽にしてくれます。

やはりやり方はおなじ。

40度から60度のお湯で溶かすようにするのです。

オキシクリーンに重曹とお湯を混ぜて作るオキシペーストも活躍してくれますよ。

オキシ浸けは20分以上、つまりお風呂に入る直前に思い立ってやってると冷めてしまうので、お風呂を使わない時間に掃除することがおすすめです。

お子さんのおもちゃも含め、お風呂小物すべてを浴槽に入れておけば、一緒に洗えて一石二鳥です。

シンク掃除と同じです。

できれば一定時間放置の後に水を抜いて、再度ためて追い炊きしましょう。

残った頑固な汚れも浮き上がらせるのです。

それでも取り切れなかった汚れも、スポンジやブラシでこするときれいになるはずです。

確実に、オキシなしでこするより楽にするんと落ちるはずですよ。

なんでも入れればよいわけではなく、金属素材だと化学変化で変色や劣化してしまう場合もあります。

入れるものは選ぶようにしてください。

排水口を塞ぐことで床だってオキシ漬けできます。

終わった後はちゃんとすすいで、オキシクリーンの成分が残ってしまわないようにしてください。

まとめ

オキシクリーンがあれば、掃除が格段に楽になります。

ただし、注意点はちゃんと守って利用するようにしてください。

なんでもかんでもぶち込めばよいわけではない。

劣化させてしまったり効果なしっていう汚れもあるのです。

温度にもくれぐれも注意を。40度から60度の間のお湯で溶かすようにしてください。

それよりも高すぎても低すぎても意味はありません。

しばらく使わないなという場所があったら、オキシ漬けしてキレイを取り戻しませんか。

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