重箱は江戸初期には既に存在しており大名やお偉い様の食事で使われていたそうです。
そんな昔から愛用されていた重箱ですが、現在ではお正月やお花見などのお祝い事に多く使われ、小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで広い年齢層の人に愛されています。
最近ではバレンタインやクリスマスでも重箱をおしゃれにアレンジさせてお祝いしたりなど様々な場面で使われる事が増えてきました。
重箱は現在では和物雑貨店はもちろん、スーパーやホームセンター、デパートや場所にもよりますが家具屋さんなどでも扱われています。
そして今では無印良品にも重箱が売っている時代です。
しかし無印だけではなく、100均のダイソーやセリアにも売っています。
さてその使い勝手はどうなのでしょうか?
そこで今回は、
- 無印の重箱っておしゃれでいいの?
- 値段ってどれくらい?
- ダイソーやセリアの重箱と比べてどう?
そんな方に向けた重箱の使い方や金額など紹介していきたいと思います。
無印の重箱デザインはおしゃれ&モダンでかわいい
知らない人は居ない大手メーカーの3社ですが、まずは無印良品の重箱についてご紹介していきたいと思います。
無印良品の重箱は漆加工のような光沢があり、サイズも15㎝×15㎝の縦幅6㎝という丁度良い五寸サイズとなっており、1段売りで売られています。
お値段は定価3,200円となっております。
少しお財布には痛いお値段かもしれませんね。
また、無印良品の重箱は追加用重箱本体という商品があり、そちらのお値段は1段1,800円となっております。
この時点でお気づきになられた方もいると思いますが、無印良品の重箱は追加用重箱本体があり、食べ終わったあとや、使い終わったあとに手軽に片づけられるように本体に追加用重箱本体を入れてコンパクトに片づけられるようになっています。
簡単に言えばマトリョーシカのようになっている少し特殊な重箱になっています。
現在こそ、そういった形の重箱は少なくなってきましたが、昔はマトリョーシカのように仕舞える重箱がオーソドックスだったんですよ。
そう考えると無印良品は昔ながらの良い部分を大事にしているのかもしれませんね。
また、無印良品の重箱は丸みが少なく、しっかりとした四角形になっているのでスタイリッシュな見た目となっています。
無印良品の重箱は素材が樹脂でできており、ポスカなどで絵を描くこともできるので、人によっては花や鳥などを描き世界に1つだけの自分だけの重箱を作られる方もいるようです。
ダイソーの重箱は機能的で使いやすい
「えっ!?ダイソーにも重箱ってあるの!?」そう思う方多いと思います。
私も正直この記事を書くまで、ダイソーに重箱があるなんて知りませんでした。
でもいくら、なるべく予算を抑えたいといっても限度がありますよね。
安いものは安いものなりのクオリティの物ですし、あまり期待できないな…というのが私の意見でした。
ですが、実際にダイソーの重箱を調べてみると驚きの事実が発覚しました!
是非皆さんにも情報共有したいと思ったのでダイソーの重箱についても紹介していきたいと思います!
実はダイソーには重箱が4種類置いてあります。
4種類って凄い驚きですよね!
それではこの4種類のダイソーの重箱+おまけを1つずつ紹介していきたいと思います。
庵・お重三段(黒)
こちらの重箱は18cm×18㎝の大きさの黒い重箱となっており、フタには大きな桜の絵が描かれている物になります。
なんとこちらの重箱、三段セットになっていて500円という安さ!
凄く安いですよね!
今のご時世あまりお金が…という方でもお買い求めやすいですし、18㎝という大きさなので家族で囲んで食べても大丈夫なサイズ感ですよね。
500円という安さですし一家に1つあって無駄はないのではないでしょうか。
ミニ重箱(黒)
1つめの重箱は名前の通り、表も中も黒いミニ重箱で桜の大・中・小の織り交ざった絵が描かれています。
13㎝×13㎝の縦幅4㎝と普通の重箱より若干小さいサイズになっており、お値段は驚きの100円。
1人用重箱といった感じでしょうか。
1人用おせちやうな重などに使えそうな1品です。
ミニ重箱(朱)
こちらのミニ重箱も先ほど紹介した重箱の赤版といった感じでサイズ、形共に同じものです。
違う箇所と言えば色と描かれている絵が違うくらいです。
こちらの重箱は小さな桜の絵がたくさん描かれたものでお子さんの運動会などにもぴったりの一品となっております。
こちらはミニ重箱(黒)よりも若干高めの150円となっており普段のお弁当使い用に買うのもありなのではないでしょうか?
丸重箱(朱)
こちらは丸い形の重箱になっており、従来の重箱とは見た目も違い他の人と違う物を持ちたい方にはオススメです。
サイズは12.5㎝×12.5㎝で、ミニ重箱よりさらに小さいサイズになっています。
また、こちらもミニ重箱(黒)と同じ大・中・小が織り交ざった桜の絵が描かれています。
海外の方なんかはこちらを購入してアクセサリー入れなどに使用している方も居るようです。
金額はミニ重箱(朱)と同じ150円となっております。
おそらく塗装料金がかかっているのかな?と思われます。
一合升(黒・朱)
こちらは重箱とは違いますがお正月で使用される物なので紹介したいと思います。
こちらの升はお正月にお酒を注ぐものとして活躍しています。
昔はこの一合升でお米を量ったりしていたそうです。
現在ではこちらを土台に花を生ける方なども増えてきています。
ダイソーでは黒と赤色があり用途や他の物とのバランスを見て購入しても良いですよね。
以上がダイソーで取り扱っている重箱でした。
さすがダイソーといったところですよね。
なんでもあるのは驚きです。
実際に私も最寄りのダイソーに重箱を見に行ってみたのですが、作りも結構しっかりしていて100均というのを言わなければ分からないほどのクオリティをしていました。
予算を最小限におさえたい方にはもってこいの商品だと思います。
100均セリアの重箱はフタのデザインがいい
セリアの重箱についても調べてみました!
セリアは重箱だけでなく、正月飾りなども充実しておりさまざまなニーズに合わせて季節ごとに陳列しているのでとても助かりますよね。
では早速セリアの重箱について紹介していきたいと思います。
重箱
セリアの重箱は13.5㎝×13.5㎝のサイズになっており、ダイソーのミニ重箱より若干大きいサイズになっています。
形は正方形の形をしており色の種類は黒と赤があります。
こちらもダイソーと同じですね。
ただダイソーと違う部分として一番大きな部分はやはりフタの形でしょうか。
ダイソーや無印良品の重箱はスラッとシンプルなのに対しセリアの重箱のフタは立体になっており一味他のものと違うのが特徴です。
フタの表には小さな桜の絵がたくさん描かれており春らしさはもちろん、新しいスタートという印象も持てます。
またこちらの黒と赤の重箱を交互に組み合わせて使う方もおりとてもオシャレな物になっています。
その他
その他にも祝箸や水引飾りなども取り扱っており、お正月の準備はセリアだけで済みそうなくらいかなり物の種類も豊富でとても便利です。
祝箸とはおせちやお雑煮など正月にまつわる食べ物を食べる時に使用する丸みを帯びたお箸のことです。
お正月はこのお箸!と言って使う方も多いです。
水引飾りは聞いたことないという人も居るかと思いますが、水引飾りはお正月で出される刺身などの上によく乗っている細い紙糸3本~4本で花の形に成形された飾りのことです。
見たことはあるけど名前を知らなかった!という人も少なくないのではないでしょうか。
またミニ門松やミニ鏡餅、正月を模した料理用のその他飾りなどもセリアには置いてあり、机の上に少し飾るだけでも正月をより楽しむ事ができると思います。
鏡餅の上のキンカンはプラスチックで出来ていますし中身はお餅だけなので腐る事もないですし便利良いと思います。
水引飾りなどは刺身はもちろん、おせちに飾るだけでもより一層特別感も出てきますし是非お正月を迎える際には品揃え豊富なセリアを利用してみて下さい。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
無印良品・ダイソー・セリアの重箱を比較してみました。
- 安さを重視するのであればセリア
- 様々な種類を求めるのであればダイソー
- 質を求めるなら無印良品
という結果になりました。
私が一番驚いたのはやはりダイソーやセリアに重箱やお正月グッズが置いてあるところでしょうか。
昔なら絶対に考えられませんよね。
ワンコインショップのような格安のお店に重箱のような高級品といわれていた物が陳列しているなんてすごい世の中になったものです。
皆さんは今回紹介したメーカーさんではどこのメーカーさんが気になりましたか?
私はダイソーの三段セットになっている重箱が気になりました!
重箱に入れる物は和食というイメージが強いですが、最近では中華おせちや洋食おせちなどもあるそうですし、あまり黒豆や伊達巻など好きではない人は、重箱を購入して実際に自分で好きな物だけを詰めたお正月のお祝いなどしても良いかもしれませんね。
▼関連記事▼


コメント