昔、猫よけには水をペットボトルに入れて置いておくといい、という話がありました。
この方法は猫よけとしての効果はないそうですね。
最近では猫よけに水から唐辛子に変わったようで、ちょっと驚いています。
唐辛子なら猫よけだけでなく、人よけにもなるような気がします。
玄関前に置いておいたら勧誘の人よけになるかも?
唐辛子スプレーや唐辛子の粉末を撒く方法はかなり効果があるようです。
ただし、使い方には十分な注意が必要だそうですよ。
人間にとっても唐辛子はかなりの刺激物になります。
手で触って痛く感じたり、涙が出たりしたことはありませんか?
今回は猫よけ対策として使う唐辛子効果について検証します!
猫よけに唐辛子は効果があるのか検証
猫が嫌いな環境にしておく
猫の性格上、人出や人の出入りが多い場所、犬などが吠えてうるさいような場所は嫌いです。
排泄しやすいような土や芝生、砂があるような庭は猫にとって住みたい場所です。
その上エサももらえれば極楽です。
まずは猫が嫌いな環境を整えることが必要です。
猫の居場所ではないことを理解させる
猫よけ対策も猫によって効果が違います。
同じことをしていると、慣れてしまい効果が無くなることも。
猫の居場所ではないことを理解してもらうためには、猫の嫌いなものを色々試してみるしかなさそうです。
障害物を置くのも一つの手ですね。
マーキングさせないようにすること
猫も縄張り意識が強い動物です。
マーキングは自分の縄張りであることを示すものですから、一度マーキングされてしまうと猫よけ対策が難しくなります。
マーキングされたらすぐに消臭、これは重要です。
猫のフンにはリスクがあるのだそうです。
人も感染するような細菌や寄生虫などが含まれているのだとか。
妊婦さんが感染すると流産することがあるそうです。
ひどい場合は胎児の先天性障害の原因となることもあるそうです。
たかが猫のフンとあなどれないですよね。
妊婦さんではなくても、素手でフンにさわるのはやめましょう。
猫よけ効果があると言われている唐辛子。
唐辛子に含まれているカプサイシンには、虫や動物に対する予防効果があります。
無農薬栽培や自然栽培などでは唐辛子を使って虫除け・動物よけ対策をしているようです。
唐辛子の使い方としては粉末を撒く、スプレーにする、というやり方があります。
どちらも効果はあるようです。
猫が苦手と言われている唐辛子。
どうして猫よけ効果があるのでしょうか。
猫は鼻がいいです。
優れた嗅覚を持っているので、唐辛子やハーブ系の匂いは強い刺激臭に感じ取ります。
特に唐辛子のようなピリピリとかチクチクなどのような痛みを感じるような刺激は大の苦手です。
唐辛子が猫よけ手対策として効果があることはわかりました。
効果は抜群ではあるけれど、おすすめはできないという人もいました。
唐辛子の成分は揮発性です。
粉末にして撒いたとしても、風が吹けばどこかへ飛んでいってしまい、効果は期待できなくなります。
考えてみると効率的な方法とは言えないですよね。
人に対しても安全性に配慮する必要があります。
唐辛子の成分は人間の大人にさえ影響を与えるものです。
唐辛子入りの液体や粉末が風に飛ばされて子供や庭の外を通りかかった人にかかってしまうかもしれません。
運が悪いと大問題になりかねません。
効果があるのは撒いた場所、スプレーした場所周辺のみであることを考えると、効率が良いとも言えないですよね。
庭全体に撒いたりスプレーするのは、現実的ではない気がします。
侵入場所などが決まっていてそれを知っているならば効率的であり効果的です。
猫よけ用の唐辛子スプレーの作り方を解説
唐辛子スプレーの作り方を解説します。
これは唐辛子からカプサイシンを抽出してスプレーのように吹きかけるやり方です。
ですがちょっと待ってください。
水と唐辛子を混ぜる方法はおすすめできないそうですよ。
カプサイシンは水溶性ではありません。
水に浸けてもその成分は水に吸収されないので、刺激臭としてはあまり効果がないのだとか。
では何と混ぜればよいのでしょうか。
エタノールやお酒などのアルコール、お酢と混ぜてください。
唐辛子をより分けるには、漏斗とろ紙を使えば簡単にできます。
エタノールはアルコールのため揮発してしまい、長時間の効果は望めません。
エタノールは人に対しても強い刺激を与えるため、吹きかける場所を選ばないといけません。
人のいない時・場所にスプレーしましょう。
粗めに刻んだ唐辛子を瓶に入れてひたひたになるぐらいアルコールを入れます。
目安として、ラー油のような色になるとよいそうです。
アルコールは25度から30度以上のウォッカや焼酎などが適しています。
度数の低いアルコールは傷みやすく、カプサイシンの抽出がうまくできないなど失敗することがあるそうです。
これが唐辛子スプレーの原液となります。
使う時は、水で希釈します。
100〜1000倍を目安に薄めてください。
猫によって効果が変わるので、少しずつ濃度を上げて調節する必要があるかもしれません。
アルコールではなく目酢液や竹酢液を使った方法はコチラ!
- 竹酢液 約400ml
- レモンバームの葉 20〜30枚程度
- 唐辛子 10〜15本
作り方は簡単!
500mlの空のペットボトルに材料を全部入れます。
1日から2日が経ったら唐辛子とレモンバームを取り除きます。
使う時は4倍から8倍に薄めてください。
それでもにおいがきつく感じる時は10倍ぐらいまで少しずつ薄めて調整してください。
花壇の猫よけ!唐辛子の粉を撒くのがおすすめ!
庭や花壇に唐辛子を撒くのは猫にも植物にも悪影響が出るのでは、とちょっと気が引けてしまいますよね。
撒く場所は猫が近寄りそうなところです。
- 猫の通り道
- 花壇の周り
- なるべく植物が無い花壇の内側
- 猫がよくいる石の上などの場所
- マーキングされた場所
環境条件が違うので断言はできませんが、人によっては1回でも効果があったようです。
念のため2、3回撒いたほうが確実のようですよ。
デメリットとしては、粉末なので風に飛ばされたり雨で流されたりしてしまうことです。
様子を見て効果が感じられなかったら再度試してみましょう。
まとめ
唐辛子を使った猫よけ対策、いかがでしたでしょうか。
スプレーでも粉末でもどちらも効果があるようです。
唐辛子の代わりに一味唐辛子を使えるそうですが、七味唐辛子は使ってはいけないそうです。
七味唐辛子の成分には、猫にとって有害なものが含まれています。
柑橘類やケシの実などだそうです。
そのため、匂いを嗅いだ猫の体調が悪くなってしまう可能性があるとのことです。
野良猫とは言え、そんなことが起きてしまうと後味が悪いですよね。
唐辛子スプレーは、絶対に猫に向けてかけることはしないでください。
猫よけ対策と、猫に危害を加えることは同じではありません。
たとえ素行の悪いギャング猫であっても、危害を加えてしまうとあなたが悪者になってしまうかも!?
唐辛子は人間が触れてもピリッとします。
同じように、猫が触れると肉球がヒリヒリするのだそうです。
強い刺激臭とヒリヒリで猫が来なくなるようです。
もし猫が唐辛子を飲み込んでしまうと、胃腸炎や内臓障害を起こしてしまう原因にもなります。
粉末を撒く時は、できるだけ細かく切り刻んでから撒きましょう。
唐辛子を使いたくないあなた、お金よりも今すぐ対策したいあなたには、超音波機器の「番人くん」をおすすめします。
センサーで猫の侵入をキャッチすると自動的に猫が嫌いな周波数で超音波を出してくれるのだそうです。
広範囲に効果が期待できるので、広いお庭でも使えるそうです。
お試しあれ!
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