年々、暑さが増してるな~と感じるのは作者だけでしょうか?
いえ、多くの人がそう感じていると思います。
異常な暑さの連続…。
本当に参ります。
そして、そう感じているのはワンちゃんも例外ではありません!
特に、ワンちゃんは分厚い毛皮を着ていますし、地面からの距離も近いため、より暑さを感じやすくなっています。
そこで、そんな暑さに敏感なワンちゃんの、特にお外で飼われている「屋外ペットの暑さ対策」についてご紹介します!
犬を外飼いする場合の暑さ対策グッズ4選
- 大理石ボード
- ミストシャワー
- クールウェア・バンダナ
- ペットスウェット
大理石ボード
みなさんもご存知かと思いますが、大理石って冷たいんですよね~。
作者は室内犬ですが、トイプードルを2匹(6才と9才)飼っていて、玄関にある大理石の部分でよく、気持ちよさそうに熟睡しています!
大理石は冷感の持続性とともに、断熱効果が高いんです。
なぜかというと、石がもつ熱伝導率の高さにあるんです。
金属って、火にかけるとすぐ熱くなるし冷やすとすぐ冷たくなりますよね。
これを、熱伝導率が高いといいます。
それと同じで、大理石も熱伝導率が高いんです。
だから、冷たさが伝わりやすく、持続性も高い!
ただし、大理石ボードを置いてあげるときは犬小屋の中など、涼しいところに置いてあげるようにしましょう。
暑いところに置いてしまうと、全然冷たさを感じません…。
ミストシャワー
屋外で飼われているワンちゃんにとくにおススメなのが「ミストシャワー」です!
私たちの生活の中でも、設置されている場所が多くなってきましたよね。
あの下って、すっごい涼しいですよね!
作者も野外フェスのときなど、よくミストシャワーのお世話になっています。
実際に、ミストシャワーを設置した方のお話によると「ワンちゃんが、はあはあと息をすることが無くなった」と、高い効果が得られたようです!
ミストシャワーはネット通販などで購入することが可能です。
電気代も設置前と比べても、そこまで高くないようなのでスペースがある方にはおすすめです!
クールウェア・バンダナ
もしかしたら、もうすでに多くの方が取り入れられているかもしれませんね。
上記の二つに比べると、手軽に暑さ対策をしてあげられるものです!
クールウェアは水にさらして着させてあげると、より冷たさを感じさせてあげられます。
作者のワンちゃんたちは、クールバンダナを付けてあげています。
クールバンダナは、保冷剤を収納できるスペースがあるので人間でいう、アイス枕のような感覚でワンちゃんの体を冷やしてあげることができます!
価格も1000円台からあり、お手頃なのもうれしいですね!
ペットスウェット
これは、ご存じない方も多いかもしれません。
「ペットスウェット」とは経口補水液のことです。
私たちがお世話になることがある経口補水液とほとんど変わりません。
経口補水液は、脱水時に飲むと良いとされ体から不足している電解質などを補い、素早く水分が吸収されます。
ワンちゃん用の経口補水液も同じく、脱水時には素早く体に水分を入れてあげることが可能です。
また、ワンちゃん用のペットスウェットには「ヨーグルト味」などもありワンちゃんがより飲みやすいものになっています。
ただし、経口補水液はカロリーが高いので与えすぎには十分注意しましょう!
肥満や、糖尿病のリスクをあげてしまうことになります。
犬の暑さ対策でプールを利用する方法
暑さ対策として、プールを利用するのもアリです!
プールで水遊びをさせてあげることは、体を冷やしてあげることはもちろん外気温が高く、アスファルトが熱くて散歩に行けなくてもプールで遊ばせてあげることで、運動にもなります。
「ドッグプール」に行っておもいっきり遊ばせてあげたいですが「近くにないよ~…。」って方も多いですよね。
そのような場合は、「家庭用のビニールプール」を使うことで、簡単に代用が可能です!
ただし、プールで遊ばせてあげること際にいくつかの注意点があります。
熱中症
お散歩に比べると、涼しい環境ではありますがやはり、長時間のプール遊びは熱中症の危険があります。
こまめな水分補給をこころがけてあげましょう。
水中毒
水中毒とは、水分を多く摂ることによって血中ナトリウム濃度が過度に低下し、嘔吐や痙攣の症状を引き起こします。
水中毒になることは稀ですが、プールの水をたくさん飲んでしまうこともあるので注意しましょう。
そして、一番大切なことは目を離さないことです。
慣れた家のお庭であっても、水の事故というのは予測が出来ません。
プールで遊ばせている間は、しっかりとそばにいてあげましょう。
犬の暑さ対策を手作りする方法
ここまで、いろいろな暑さ対策を紹介してきましたがやはり、お家で、簡単に、速攻で出来るものも知りたいですよね!
そんなあなたのために何点かご紹介したいと思います!
ペットボトル氷
その名のごとく、お好みの大きさの空きペットボトル(作者は500ミリを使用)に水を入れます。
このとき満タンに入れないようにします。
その後、冷凍庫で7時間程度冷やしてあげれば完成!
氷が出来たペットボトルはそのまま使用せずタオルを巻いてあげ、数か所輪ゴムなどで留めてから使うようにします。
(そのまま使用すると、ワンちゃんが凍傷になってしまう危険性)
ワンちゃんが寝ている首元においてあげると◎
また、溶けた氷水は水分補給としても使用できるので、つめた~いお水を飲ませてあげられます。
もちろん、持ち運び便利なペットボトルですのでお散歩のお供として持っていくのもアリです。
作るのには多少の時間はかかりますが何本かあらかじめ冷やしておき、冷凍庫保存しておくことですぐに使用できるのでやってみてください!
簡単!巨大氷
もうひとつ、おすすめの方法は牛乳パックを使用して作る巨大氷です!
ワンちゃんの体温調節の仕方をご存知ですか?
実は、ワンちゃんは、舌をつかって体温調整しています。
暑いとき、舌をだして「ハアハア」と荒い息をしているところを見かけたことがありますよね。
あれは、「パンディング」といって体内の熱を逃がすために行っているんです。
ここで作るのが、巨大氷です!
よくすすいだ牛乳パックに水を注ぎ冷凍庫に入れ凍らせます。
氷が完成したら、まるごとワンちゃんの水飲み場の近くなどにおいてあげればオッケイです。
ワンちゃんが直接氷をなめることで一気に、体温を下げることが出来ます。
大きい氷でしたら、ある程度の時間は持ちますしね!
もちろん、「いちいちそんな大きな氷作るのは面倒!」という場合には、小さい氷をなめさせてあげても◎
その他の暑さ対策
そのほかの暑さ対策として挙げられるものは、
- サマーカット
- 室内に入れてあげる
という2点です。
サマーカット
サマーカットは物理的に毛量を減らし、毛を短くしてあげることで暑さを和らげてあげることです。
ワンちゃんって、犬種にもよりますがすごく暑そうな毛皮ですよね。
トリマーさんにカットしていただくことも、もちろん良いと思います!
プロですから、可愛いくしっかりと暑さをしのげるようにカットしてくれます。
もしくは、自宅で簡単に済ませたいという場合はワンちゃん用のバリカンやハサミを使って毛を短くしてあげるというのも一つの手です!
おなか周りの毛や肛門周りの毛を少し短くしてあげるだけでも、だいぶん涼しくなると思います。
自宅で行う場合には、肌を傷つけてしまったり怪我のないよう十分に気を付けて行ってください。
室内に入れてあげる
もちろん、どうしても入れてあげることが出来ないということもあると思います。
ですので、可能な方はということになります。
いくら暑さ対策を万全に行ったとしても異常気象が続くこの猛暑…。
危険な暑さの場合には、日差しが強い日中だけでも室内に入れてあげることは大切な暑さ対策になります。
ただし、普段、屋外で飼われているワンちゃんにとっては室内というのは慣れない環境です。
フローリングで滑ってしまったり、トイレを失敗してしまうこともあるので十分に準備をしてから中にいれてあげることをおすすめします。
まとめ
あなたの愛犬に取り入れてあげられそうなものはありましたか。
毎日の暑さで、私たち人間もバテテしまいますが可愛い愛犬を暑さから守ってあげることは飼い主にとって、大切な責任です。
少しでも、涼しさが感じさせてあげられるように涼をつくってあげてくださいね。
また、もしも熱中症や脱水の症状に気が付いたときはしっかりと動物病院に行って獣医さんに診てもらうことが大切です。
この暑さを愛犬と一緒に乗り越えましょう!
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