お菓子作りの際に、メレンゲやホイップクリームが必要になることって多いですよね。
泡立て器でやろうとして、手が疲れてきて途中で嫌になってしまう経験やハンドミキサーのスイッチを入れた瞬間に生クリームが飛び散ってしまい大慌てした経験などもあるのではないでしょうか。
そんなときに使えるのがなんと、ぶんぶんチョッパーなのです。
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玉ねぎをみじん切りするときに使うアレです。
ハンドルを引っ張ると中の刃が高速回転して食材をカットしますよね。
中の刃を付属のブレンダーに付け替えることで、その高速回転を利用し泡立てることができるのです。
しかも蓋がついているので周りに飛び散ることもないです。
最高ですよね
今回は、ぶんぶんチョッパーでメレンゲ&ホイップクリームの作り方をご紹介していきます。
ぶんぶんチョッパーでつんつんメレンゲを作る方法!
【用意するもの】
- 卵白
- 砂糖
砂糖は卵白の量に対して半分ほどを目安にする。
少なすぎるとぼそぼそした触感に、多すぎると泡立たないので自分の好みで調整する。
【やり方】
- 卵を割り、卵黄と卵白に分ける
- 卵白のコシを切る
- ぶんぶんチョッパーを、氷水を張ったボウルにセットする
- 砂糖を2~3回に分けて加えながらぶんぶんする
たったこれだけです。
とっても簡単ですよね。
ただ、これだけの情報でさあ、泡立てよう!と思っても失敗してしまうことが多いのです。
もう少し詳しく説明していきますね。
1. 卵を割り、卵黄と卵白に分ける
ここで気を付けるのは、“絶対に卵黄がまざらないようにすること”です。
卵黄には油脂が含まれています。
この油脂が乳化剤のような役割をするので、生地に混ざりやすくなるのですが、メレンゲを作る際には油脂は大敵。
なぜなら、油脂は卵白が泡立つために必要なたんぱく質の膜を壊してしまう働きがあるからです。
もし卵黄が混ざってしまったら新しい卵を使いましょう。
2. 卵白のコシを切る
コシを切るってどういうこと?と思いますよね。
私も最初は分かりませんでした。
卵を割った直後の卵白って卵黄のまわりにまとわりついてどろっとしてますよね。
あのどろっとしたものがコシなのです。
コシが切れているというのは、ドロッとしたところがなく全体的にさらさらしている状態のことです。
一番いいのは卵白を一度冷凍すること。
ただそんな時間ない!
今すぐ泡立てたい!
という場合は、泡だて器やフォークなどで卵白を持ち上げて下に落とす動きを繰り返すとしっかりとコシを切ることができます。
3. ぶんぶんチョッパーを、氷水を張ったボウルにセットする
よく聞くけど、なんで冷やす必要があるの?と疑問に思ったことはありませんか。
卵白が泡立つ仕組みというのはタンパク質の働きによるものなのですが、実は、卵白は温度が高いほうが泡立ちやすいのです。
なので、泡だて器を使い手動で泡立てる場合は常温に戻したほうが良いと言えます。
ただ、温度が高いと、せっかく泡立っても泡が壊れやすく、すぐだれてしまいやすいのです。
反対に、卵白の温度が低いと泡立ちにくくなりますが、できた泡が安定し密度の濃い仕上がりになります。
ぶんぶんチョッパーを使う場合は、泡立てるのにそれほど労力がいらないので、しっかりした泡にしたい場合は冷やしたほうが良いのです。
4. 砂糖を2~3回に分けて加えながらぶんぶんする
こちらもレシピ本などではよく書かれていることですね。
このように指示される理由としては砂糖を入れるタイミングによって、泡立てやすさや仕上がりに違いが出てくるからなのです。
こちらもさきほどの説明と同じようにタンパク質の働きが関わってくるのです。
砂糖は、よく泡立ててから加えると泡を補強してくれる働きをします。
反対に、泡立てる前にたくさん加えてしまうと泡立つのを邪魔してします。
それならわざわざ2~3回に分けて少しずつ入れなくても、最後に砂糖を入れればいいのでは?と思いますよね。
それでも問題はないのですが、仕上がりに差が出てきます。
しっかり泡立ててから砂糖を加えると、空気をたくさんふくんだ軽い仕上がりになるので、たとえばメレンゲクッキーにするとシュワシュワとした触感になります。
少しずつ砂糖を加えると、含まれる空気の量が減るので若干泡立ちにくくなりますが、その分よりきめ細かく、しっかりしたメレンゲになります。
こちらは焼くとよりサクサクな触感になります。
やはりしっかりと安定したメレンゲを作るには、“少しずつ”砂糖を加えるのが良いのです。
ぶんぶんチョッパーで生クリームを泡立てる方法
次は、ホイップクリームの作り方です。
【用意するもの】
- 生クリーム
- 砂糖
砂糖の量はお好みで大丈夫です
【やり方】
- ぶんぶんチョッパーに、生クリームと砂糖を入れる
- 氷水を張ったボウルにぶんぶんチョッパーをセットし、ぶんぶんする
こちらも簡単ですね。
注意点なども含めて詳しく説明していきます。
1. ぶんぶんチョッパーに、生クリームと砂糖を入れる
メレンゲのときは2~3回に分けて入れると説明しましたが、ホイップクリームを作る際は、砂糖は最初に全て入れて大丈夫です。
なぜなら、卵白と生クリームでは泡立つ仕組みが全く異なるからです。
生クリームには脂肪球と言われる脂肪の粒があり、そのまわりを膜が覆っています。
泡立て器やハンドミキサーで混ぜるとその膜が傷つき、壊れます。
そうすると、脂肪球同士がくっつき、空気を囲い込むようにして繋がっていくのでふわふわのホイップクリームになるのです。
タンパク質の働きを利用して泡立てる卵白とは仕組みが異なるので、ホイップクリームの場合は、砂糖はまとめて入れて大丈夫なのです。
2. 氷水を張ったボウルにぶんぶんチョッパーをセットし、ぶんぶんする
氷水につけるというのはメレンゲの時と一緒ですね。
卵白を泡立てる際に冷やすのは、時間はかかるけれど安定した濃密なメレンゲをつくることが目的でした。
ホイップクリームを作る際に冷やすのはちょっと違った理由からです。
生クリームが泡立つ仕組みは脂肪球がくっつくことだとお伝えしましたが、脂なので温度が高いと溶けてしまうのです。
そうなると、キメが粗くなったり、分離してしまいバター状になったりときれいなホイップクリームが作れないのです。
なので、ホイップクリームを作る際は、しっかりと冷やしながら行うことが大切です。
温度は5℃前後が理想とされていますが、氷水にあてながらであれば問題ないでしょう。
ぶんぶんチョッパーでホイップは何分でつくれるのか!
では実際にホイップクリームを作ってみたいと思います
時間を計りながら行うので参考にしてみてください
今回私が使ったものはこちらです。
- TOFFYハンディチョッパーミニ容量360ml
- 植物性脂肪30%ホイップ100ml
- グラニュー糖7g
ぶんぶんチョッパーの容量によって生クリームをどれだけ使うかは違ってくると思います。
多すぎても少なすぎてもうまく泡立たないようです。
私は上記の分量で泡立ちました。
では先ほどのやり方通りに進めていきます。
しっかりスケールで計ってくださいね。
もちろん砂糖もこの段階で全て入れましょう。
ボウルに氷水を張りましょう。
水をたくさん入れすぎるとぶんぶんするときにやりづらかったので、ぶんぶんチョッパーの半分以下の量でいいと思います。
氷水の温度は約3℃でした。
ぶんぶんチョッパーの蓋をしっかり閉めて、氷水につけましょう。
あとはぶんぶんするだけ!
結果・・・かかった時間は7分弱でした。
とてもなめらかなホイップクリームができあがりました。
7分でこれだけなめらかなホイップクリームができれば満足なんじゃないかなと思います。
しばらく冷蔵庫にいれていてもホイップしたての状態を保っていました。
泡立て器で、手動でやるよりはとても楽だったのと、やはりクリームを飛び散らせることなくホイップできたのでとても良かったです。
今回私は、植物性脂肪30%の生クリームを使いましたが、動物性で脂肪分がもっと多いものだとより早くホイップできると思います。
ただ動物性で脂肪分が多いものだと、混ぜすぎたときに分離しやすいので注意が必要ですよ。
まとめ
ぶんぶんチョッパーはメレンゲや生クリームを作る際に、とても活用できることがわかりました。
メレンゲを作る際は、卵白に卵黄が混ざらないようにして、しっかりコシを切り、冷やしながらぶんぶんするのでしたね。
もし使う道具にも油が残っていたらしっかり洗って水分を拭き取ってから使いましょうね。
ホイップクリームを作る際は、しっかり冷やしながら行うのが大事でしたね。
動物性で脂肪分が多いものは混ぜすぎ注意ですよ。
ぜひこれらのことに注意して、ぶんぶんチョッパーをもっと活用してみましょうね。
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