修正液が乾く前に手で擦ってしまったり、気が付かずに洋服につけてしまうこともあります。
大事な書類や洋服、手についた場合、どうやって落としたらいいのか分からず焦りますね。
そこで今回は、修正液をつけてしまった場合の落とし方について解説します。
よくつけてしまう「紙・服・手」について、それぞれ対処法を解説していきます。
特に服についてしまった場合、自分でやるよりもクリーニング店に出した方が確実です。
普段では落ちない修正液のシミ抜きなどをプロが行ってくれますので、シミがどうしても落ちなくて困っている方は、ぜひ利用してみてください。
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修正液はよく使われるので、うっかり他の所につけてしまうことも多いです。
でも、対処法を知っておけば、いざという時に焦らなくて済みますね。
修正液はすぐ乾くので、早めの対処が大切ですよ。
修正液の落とし方①紙についた場合とれる!?
修正液を一番多く使う場面が、書類やノートといった紙ですね。
文字を修正しようとすると、修正液が垂れたり、こぼれたりします。
紙に修正液がついた場合、残念ながら取ることはできません。
修正液の成分は、紙の繊維に入り込んで固まるように作られています。
そのため、紙にダメージを与えず修正液を取ることは困難です。
紙が破れたりしわくちゃになったりするので、諦めたほうがいいでしょう。
修正液を落とせる可能性は?
紙にダメージを与えず修正液を落とす方法はありません。
しかし、紙を折り曲げた際に固まった修正液にヒビが入るなら、取れる可能性はあります。
ヒビ割れた部分から、カッターの刃先やつま楊枝で削ります。
削った部分が薄くなったりしわがよったりしますが、固まった修正液は落とせます。
それでも完全に落とすことはできず、うっすらと修正液の跡は残ります。
やはり、修正液が紙についた場合、落とすことは難しいですね。
無理に落とそうとすると紙が破れますので、その場合は書き直した方がいいかもしれません。
修正液がついたら落ちない材質
修正液がついたら落ちない材質をご存じでしょうか?
修正液を使用して、うっかり他の物につけてしまうこともありますよね。
そんな時、紙以外にも落とすことができない材質があります。
- 紙
- 木、材木
- 石、レンガ
- 革、合成皮革
これらの材質は、修正液がつくと落とすことができません。
そもそも、修正液は落とせないように作られています。
修正液を落とすようなアイテムも今のところ販売されていません。
石造りやレンガ造りの壁や床、革製品のカバンなどに修正液がついた場合、諦める覚悟も必要です。
もしくは、何もせず早急に専門業者に相談した方がいいでしょう。
修正テープの落とし方
修正テープとは、白色のテープを貼ることで文字が修正できる文房具です。
修正液のように乾く時間が必要ないので、使い勝手が良いと人気です。
そんな修正テープですが、こちらは落とすことができます。
修正テープを落とす専用のアイテムもあるので、それを使えば落とせますよ。
修正テープはがし
見た目が消しゴムと同じですが、文字ではなく修正テープを消す文具です。
使い方は消しゴムと同様、消したい修正テープの上から擦るだけで落とせます。
力を入れすぎると紙がしわになったり、修正した文字も削れることがあるので注意してください。
セロテープ
セロテープの粘着面を使って修正テープを剥がします。
消したい修正テープの上からセロテープを貼り付ければ、徐々に剥がせます。
しかし、根気がいるうえに、紙が破れることもあるので、作業をする際は気を付けてください。
最近ではリムーバー付きの修正テープも販売されています。
間違って修正テープを貼っても、すぐ消すことができるので便利です。
テープなら、液漏れや他の部分につける心配もいりません。
修正液の使用頻度が高い場合、修正テープの方が安心かもしれませんね。
修正液の落とし方②服についた場合の対処法は?
修正液を使っていたら、うっかり洋服につけてしまった経験はありませんか?
乾く前に手や物についた修正液が、洋服についてしまうこともあります。
修正液が洋服についた場合、クリーニング店でドライクリーニングをしてもらいましょう。
修正液のシミ抜きは難しいです。
生地も傷みやすく、特殊な溶剤などがないと完全に落としきることはできません。
デリケートな生地の場合
特にデリケートな生地や高価な服の場合は、自分でシミ抜きをしない方がいいです。
何もせずに、すぐクリーニング店に持っていきましょう。
- カシミア
- シルク
- ダウン
- ブランド品
修正液のメーカーもHPでドライクリーニングを推奨しています。
最近では、おしゃれ着洗いができる洗剤もありますが、家で洗濯すると生地本来の風合いを損ねる恐れもあります。
自宅でシミ抜きする場合
デリケートな生地でもなく、多少服が傷んでも平気ならば、自宅でシミ抜きする方法もあります。
用意するもの
- 歯磨き粉
- 歯ブラシ
落とし方
- 固まった修正液を揉みこんだり削ったりして落とします。
- 生地に残っている修正液を歯ブラシで落とします。
- 歯磨き粉を使い、歯ブラシで叩きながら修正液の残りを落とします。
- 歯磨き粉を水洗いします。
これは生地が傷む前提の作業となります。
また、修正液の跡を完全に落としきることはできません。
それでもいい場合は、歯磨き粉を使えば多少なりとも効果的です。
ベンジンやシンナーなどの溶剤は修正液のシミ抜きに使うとかえって落としにくくなるので、使用しないようにしてください。
また、擦る行為は生地に多大なダメージを与えます。
修正液を落とそうとして、力いっぱい擦ったりしないでくださいね。
修正液が服に付いた場合は、すぐにクリーニング店に持っていきましょう。
自宅でシミ抜きをする方法もありますが、生地が傷みやすく、完全に修正液の跡を落とすことはできません。
もし、自宅で作業を行うなら自己責任となりますので、ご了承ください。
修正液の落とし方③手についたら王道の石鹸とぬるま湯で
修正液を使っていると、手の側面や指先に修正液がつくこともあります。
手についた修正液に気付かず、うっかり机や洋服につけてしまうと大変です。
手に修正液がついた場合は、速やかに手を洗ってください。
修正液は速乾性に優れているので、すぐに落とさないと手について固まってしまいます。
落とし方はとても簡単です。
ぬるま湯とよく泡立てた石鹸で洗ってください。
修正液のメーカーもHPで手を洗えば落ちると記載されています。
ただし、一度できれいに落ちることは難しく、徐々に落ちていきます。
毎日の手洗いやお風呂に入れば数日で元に戻るでしょう。
石鹸だと落ちにくい場合、クリームクレンザーを使うと落ちやすくなります。
クリームクレンザーは粒子の細かい研磨剤が配合されているので、修正液の汚れも落としてくれます。
クリームクレンザーの使用後は、しっかりと手を保湿してくださいね。
手についた修正液は、ぬるま湯と石鹸で手を洗えば落とせます。
一回では落としきれませんが、数日も経てば元通りになるので安心ですね。
まとめ
- 修正液が紙についた場合、落とすことはできない
- 修正液が服についた場合、クリーニングに持って行く
- 多少生地が傷んでもいいのなら、自宅でシミ抜きもできる
- 修正液が手についたら、ぬるま湯と石鹸で手を洗えば落ちる
修正液は、字の書き損じや訂正に使えて便利な文房具です。
でも、うっかりこぼしたり他の物につけてしまうこともあります。
特に服についてしまった場合、自分でやるよりもクリーニング店に出した方が確実です。
普段では落ちない修正液のシミ抜きなどをプロが行ってくれますので、シミがどうしても落ちなくて困っている方は、ぜひ利用してみてください。
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染み抜きをプロの手で落とすにはこちら
修正液は便利ですが、他の部分につけてしまうと落ちにくいので厄介です。
修正テープも使いやすいと人気なので、あなたに合う方を選んで使ってみてくださいね。
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