揚げは日本の家庭料理の定番ですが、揚げたてのカリカリの食感がたまりませんよね。
揚げたての美味しさを長く保つのはなかなか難しいです。
時間が経つと衣がべちゃべちゃになってしまったり、冷凍唐揚げを使うとカリカリにならなかったりするとがっかりすることはありませんか？
そこで、今回は唐揚げの衣の選び方や揚げ方、さらにはべちゃべちゃになった唐揚げを復活させる方法をお教えします。
これらのコツを覚えれば、唐揚げをいつでもカラッとジューシーに楽しめますよ。
唐揚げのべちゃべちゃの原因やカラッと揚げる方法を紹介していきます。
唐揚げがべちゃべちゃになるのは衣が原因！？
小麦粉はグルテンを含んでいるため、水分と混ざると粘り気が出てしまいます。
そのため、小麦粉だけで衣を作ると、唐揚げが冷めると固くなったり、油を吸ってしまったりします。
片栗粉やコーンスターチはグルテンを含んでいないため、水分と混ざっても粘り気が出ません。
そのため、片栗粉やコーンスターチだけで衣を作ると、唐揚げが冷めてもサクサク感が持続します。
しかし、片栗粉やコーンスターチだけでは衣が薄くなりすぎてしまうこともあります。
以下におすすめの衣の配分と揚げ方について紹介します。
唐揚げの衣のおすすめの配合は？
唐揚げの衣のおすすめの配合は、小麦粉と片栗粉やコーンスターチを半々にすることです。
小麦粉と片栗粉やコーンスターチを半々にすることで、衣の厚みとサクサク感のバランスが良くなります。
また、水分を加える際には少量にしてください。
水分が多すぎると衣がダマになったり、油に飛び散ったりします。
水分の量は、材料によって異なりますが、一般的には小麦粉1カップに対して水大さじ2～3程度です。
水分を加えたら、しっかりと混ぜてからすぐに使ってください。
放置すると水分が均一にならなくなります。
唐揚げの揚げ方のコツは？
唐揚げの揚げ方のコツは、温度管理と二度揚げです。
温度管理は、油温を170～180℃に保つことです。
油温が低すぎると衣が油を吸ってしまい、高すぎると表面が焦げて中まで火が通らないことがあります。
油温を測るには、キッチン用温度計や箸などを使ってください。
箸を使う場合は、油に入れた箸から細かい泡が出てくるくらいが目安です。
二度揚げは、一度揚げた唐揚げを一旦取り出して、油温を190～200℃に上げて再び揚げることです。
二度揚げすることで、衣の水分が飛んでサクサク感が増します。
二度揚げする際には、時間を短くしてください。約30秒程度で十分です。
衣の種類や作り方に気を付け、揚げる温度と二度揚げすることで、冷めてもサクサクの唐揚げが作れます。
是非試してみてください。
唐揚げがべちゃべちゃした時の復活法！まるで揚げたてのようなカリカリに！
唐揚げは揚げたての時はカリカリで美味しいですが、時間が経つとどうしてもべちゃべちゃになってしまいます。
これは唐揚げの表面についた水分が蒸発して、油分が浸透してしまうからです。
また、温度が下がると油分が固まって、唐揚げの食感を損なってしまいます。
唐揚げがべちゃべちゃになってしまった時には、以下の方法でカリカリに復活させることができます。
トースターで焼く
トースターで焼く方法は、簡単で手軽にできる復活法です。
トースターにアルミホイルを敷いて、唐揚げを並べます。
上下の火力を強めにして、約5分程度焼きます。
焼きすぎると乾燥してしまうので、注意してください。
トースターで焼くことで、表面の油が落ちてカリカリになります。
フライパンで炒める
フライパンで炒める方法は、少し手間がかかりますが、味付けを変えてアレンジすることができます。
フライパンに油を少量入れて熱し、唐揚げを入れて強火で炒めます。
炒める際には、醤油や塩コショウなどで味付けをしてください。
フライパンで炒めることで、水分が飛んでカリカリになります。
オーブンで焼く
オーブンで焼く方法は、時間がかかりますが、一度にたくさんの唐揚げを復活させることができます。
オーブンを200度に予熱しておき、オーブンシートを敷いた天板に唐揚げを並べて約15分程度焼きます。
オーブンで焼くことで、余分な油が落ちてカリカリになります。
唐揚げは時間が経つと水分と油分のバランスが崩れて、べちゃべちゃになってしまいます。
しかし、フライパンで炒めたり、オーブントースターで焼いたりすることで、水分と油分を飛ばして、カリカリに復活させることができます。
これらの方法は簡単で時間もかかりませんし、味も変わりません。
残った唐揚げも捨てるのではなく、再利用して美味しく食べましょう！
冷凍唐揚げはベチャベチャになると諦めてません？カラッと揚げる一手間ご紹介！
唐揚げは日本の定番料理ですが、冷凍唐揚げを使うときには、揚げた後にベチャベチャになってしまうことがありませんか？
そんな悩みを解決する方法をご紹介します！
冷凍唐揚げがベチャベチャになる原因は？
冷凍唐揚げがベチャベチャになる原因は、主に二つあります。
- 冷凍唐揚げの表面に付いている氷
- 冷凍唐揚げの中の水分
冷凍唐揚げの表面に付いている氷
氷は油の温度を下げてしまい、唐揚げの衣がカリッとしなくなります。
また、氷が溶けて水分になると、油と混ざって泡立ちやはね返りの原因にもなります。
冷凍唐揚げの中の水分
冷凍唐揚げは、冷凍する前に下味や調味料を付けています。
その際に、水分が肉の中に浸透しています。
冷凍すると、水分が結晶化して肉の細胞を破壊します。
そのため、解凍すると水分が流れ出してしまいます。
この水分も油の温度を下げたり、泡立ちやはね返りを起こしたりします。
冷凍唐揚げをカラッと揚げる方法は？
冷凍唐揚げをカラッと揚げる方法は、簡単に言うと、氷や水分を取り除くことです。
具体的には、以下の手順で行います。
1．冷凍唐揚げをレンジで解凍します。
このとき、解凍用の皿にキッチンペーパーを敷いておきます。
キッチンペーパーが水分を吸収してくれます。
2．解凍した唐揚げをオーブントースターで温めます。
オーブントースターで温めることで、表面の氷や水分が蒸発して乾燥します。
また、衣の油分も溶け出してカリッとします。
3．オーブントースターで温めた唐揚げを油で揚げます。
このとき、油の温度は170℃～180℃くらいにします。
高すぎると衣が焦げてしまいますし、低すぎると油を吸ってしまいます。
4．油で揚げた唐揚げをキッチンペーパーで油切りします。
揚げた唐揚げをキッチンペーパーで余分な油を取り除くことで、さらにカリッと感が増します。
レンジで解凍してオーブントースターで温めて水分を取り除き油で揚げるだけで、カリッとジューシーな唐揚げが作れますよ！
是非お試しください！
まとめ
唐揚げはカリカリの食感が魅力ですが、衣の種類や揚げ方、保存方法によってはべちゃべちゃになってしまうことがあります。
しかし、衣に片栗粉やコンスターチを混ぜたり、オーブントースターで再加熱したり、冷凍唐揚げを一手間かけたりすると、カラッと美味しく食べることができます。
唐揚げの悩みを解決して、おいしい唐揚げを楽しみましょう。
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