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界面活性剤は洗剤に何パーセント入ってる?ベストな濃度とメリットを紹介

クリーニング・掃除
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皆さんは、洗剤を購入するとき、どこに着目して購入しているでしょうか?

洗剤の主な成分に、「界面活性剤」が使われていますが、その役割とはどういったものなのでしょうか。

洗濯洗剤が泡立つのは、「界面活性剤」が入っているからです。

水と油は交じり合わないと知られていると思いますが、この「界面活性剤」は、水と油の両方の性質を持っています。

なので、洗濯物と汚れの仕切りを変化させ、汚れを落としてくれるのです。

皆さんが使っている洗剤には、どれくらい入っているのでしょうか?

この「界面活性剤」が多いほうがいいのでしょうか?

皆さんも子どものときに遊んだシャボン玉…。

これも、界面活性剤と水を混ぜて作っています。

では、「界面活性剤」が少ないと、どうなるのでしょうか?

ここでは、界面活性剤のベストな濃度、メリットを書いていきます。

界面活性剤は何パーセントだと高いといえる?


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界面活性剤は、20%を超えると、手荒れを引き起こすのですが、台所で使う食器用洗剤は、40%までが限度だとしています。

食器用洗剤は、界面活性剤が40%以上入っていると、高いと言えます。

界面活性剤が10%入った洗剤を、25ミリから250ミリ誤飲した場合でも死んでしまう可能性があるからです。

そのため、40%を超えると、食品衛生上よくないとされています。

口にするものを洗う場合には、薄めて使うことが必要です。

洗濯で使う洗濯用洗剤は、50%からがいいとされています。

これは、洗濯するときには、たくさんの水で界面活性剤を薄めることになるので、界面活性剤の役割がちゃんと機能するように50%が適正な最低量になるからです。

これにより、40%以上界面活性剤が入っている食器用洗剤でも、洗濯洗剤と同じようになり、手荒れが起こることになります。

手荒れが嫌だという方は、食器を洗うときは、手袋などを使えば40%でも安全です。

しかし、先ほども書いたとおり、界面活性剤が10%入っている洗剤でも、25ミリから250ミリ誤飲した場合でも死んでしまう可能性があるということは、界面活性剤が40%入っている物であれば、4倍のパワーになるので、飲み込んだら危険が4倍になるということです。

たとえ、1ミリリットルでも、飲み込んでしまったら、死んでしまう可能性もありますので、小さな子どもさんがいる家庭では、要注意です。

子どもさんが手が届かない場所に置くようにしましょう。

界面活性剤が入ってる洗濯洗剤のメリットは?

界面活性剤は、水と油など、混ざらないものを、間に入って、融合させてくれる役目があるので、洗濯用洗剤に入っている界面活性剤の役割は、衣類に洗剤を浸透させる役割をしています。

界面活性剤が入っていないと、泡立たず、皮脂汚れを取ることが出来ません。

特に、石油から作られた、合成界面活性剤は、泡立ちがいいので、皮脂汚れがよく落ちます。

界面活性剤が入っている洗濯用洗剤は、洗剤が浸透しやすくなり、汚れが落ちやすくなるというメリットがあります。

界面活性剤は、「浸透作用」「乳化作用」「分散作用」の3つの作用を持っていることもあり、その中の浸透作用が、繊維の奥まで、洗剤が解けた水を浸透させます。

しかし、繊維には、水をはじく性質があるので、水に浸すだけでは繊維の奥まで浸透しません。

界面活性剤が入った洗剤を使うことで、水と繊維がなじみ、繊維の奥まで浸透させることが出来るんです。

乳化とは、水と油が混ざり合った状態のことをいい、両方になじみやすい界面活性剤の乳化作用により、洗剤と水が均一に混ざり合うことが出来ます。

粉末洗剤を水に散らしても、溶けずに浮いているのを見たことがあると思いますが、界面活性剤の分散作用により、水中に分散させるので、全体的に洗剤がいきわたるんです。

これにより、洗濯物についた汚れが落ちやすくなり、毎日の洗濯が楽しくなってきます。

お子さんの頑固な泥んこ汚れも落ちるので、手でこするという手間がなくなります。

シャボン玉は界面活性剤と水が原料。濃度はどのくらいがベスト?

お子さんが大好きなシャボン玉遊びのため、シャボン玉液を作ったことがある方もいるかもしれません。

しかし、うまくシャボン玉が出来ず、すぐに割れてしまった経験もあるのではないでしょうか?

界面活性剤は、水と油のように混ざらない液体を混ざりやすくする乳化という働きがあります。

また、分散作用もありますので、水中全体に洗剤が行き届き、まんべんなく混ざることが出来るんです。

シャボン玉は、界面活性剤と水が原料です。

では、濃度はどれくらいがいいのでしょうか?

実は、シャボン玉液は、97パーセントが水、残りの3パーセントが界面活性剤です。

私が今まで作ったシャボン玉液の中では、一番いい濃度は、30パーセントの界面活性剤が入った洗剤5㎖と水40㎖でした。

割れにくく、大きなシャボン玉が作ることが出来、子どもも喜んでいました。

シャボン玉は、障害物にぶつからなくても、水の蒸発で割れてしまいます。

なので、シャボン玉液に粘性を持たすため、洗濯のりを入れてみたらもっと割れにくくなりました。

水40㎖に対し、食器用洗剤5㎖・洗濯のり30㎖を混ぜて作ると、割れにくくなります。

どちらも、界面活性剤は、30パーセント入っている食器用洗剤を使いました。

このように、界面活性剤は、30パーセントのもののほうが一番シャボン玉液を作るには適しています。

シャボン玉液を作るなら、界面活性剤が30パーセントの食器用洗剤がいいと思います。

まとめ

みなさんが何気に選んでいる洗剤に、界面活性剤がどれだけ入っているかで違いがあることがわかってもらえたでしょうか?

手荒れはいいけど、汚れが落ちるのがいいという方は、界面活性剤が40%入っている洗剤でもいいと思いますが、手荒れは嫌な方は、界面活性剤が20%入っている洗剤を選んだ方がいいですよ。

小さいお子さんは、シャボン玉遊び好きですよね…。

お子さんが喜んでくれる大きなシャボン玉、作ってみてくださいね。

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