せっかく爪をネイルアートなどできれいにしていても、爪の裏側の甘皮、ハイポニキウムが汚いとキレイなアートも台無しですよね。
いつも爪はキレイにしているつもりでも、ハイポニキウムまではケアが行き届いておらず、気が付いたら汚い。。。なんてこともあると思います。
爪の間は、手を洗う時に石鹸を手のひらに塗って、爪先を手のひらに当て、泡立てるようにこすれば、ある程度キレイになります。
しかし爪の間の深くにまで汚れがある時はこの方法ではなかなか取れません。
そんな時のために、洗面所に爪ブラシを常備しておきましょう。
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でも砂遊びをするわけでもないのに、なぜハイポニキウムは汚くなってしまうのか、汚いハイポニキウムをキレイにする他の方法があるのかなど、今回は詳しく紹介していきたいと思います。
なぜハイポニキウム が汚くなる?
それはハイポニキウムの役割に深く関係しています。
ハイポニキウムとは
ハイポニキウムは爪を手の平から見たときに、指と爪の間にある透明の膜、または皮膚のことです。
爪の表面の根本にある甘皮に感じが似ています。
ハイポニキウムは外国語で、日本語での正式名称は『爪下皮(そうかひ)』といいます。
今手のひら側から爪を見てみて、もしかしたら私にはないんだけど。。という人も中にはいるかもしれません。
それは個人差や生活習慣によって変わるのでなくてもおかしいものではありません。
爪が短すぎる人(深爪)の場合もハイポニキウムは見えません。
ないのではなく『見えない』だけのことが多いんですよ。
反対にハイポニキウムがすごく成長していて、爪を短く切れないくらいの人も居ます。
ハイポニキウムは皮膚の延長線上の組織で、神経が通っているため、爪切りで切ってしまったり、爪やすりで削ってしまうと痛みを感じるんです。
では、このハイポニキウムはいったい何のためにあるのか。
それは爪と指の間にごみや汚れ、ばい菌などが入るのを防ぐためなんです。
爪と指の間に隙間があいてしまっていると、そこに汚れがたまってしまいます。
爪ブラシやつまようじを使って取ろうとしてもなかなか簡単には取ることができません。
そのまま時間が経ってしまうと、その汚れから雑菌やカビが繁殖してしまい、爪の病気になることも考えられます。
こういったトラブルから爪を守るために、ハイポニキウムは爪から指へと膜のようにはってばい菌を防いでいるんです。
つまり、ハイポニキウムに汚れがたまっているということはちゃんと役割を果たしているという事になります。
爪は指先についているので、手に触れるものすべてに爪も触れていると考えて良いでしょう。
たとえば、虫に刺されて皮膚をかくときは爪をつかいますよね?
肌を爪でかくことによって、皮膚のアカや古くなった角質などが爪の間に入り込みます。
あとは、パソコンのキーボードを打つとき、キーボードには細かなホコリがたくさんついています。
それをひとつずつ指で叩いていくことにより、そのホコリが舞い上がり、ハイポニキウムに付着していきます。
スマホをさわる時も同じように爪に汚れがたまっていくんですね。
そういった小さな動きひとつひとつにハイポニキウムが汚なくなる原因がたくさん隠れています。
気を付けていたとしても、完全にハイポニキウムを汚れから守るのは不可能に近いのではないかと思います。
常に手袋などをしていれば防げるのかもしれませんが、冬でない限り暑さや邪魔さでずっとはつけておけないはずです。
ですが、仕方がないからと言ってハイポニキウムが汚いままではせっかくのネイルも台無しです。
人前で手を出すのも恥ずかしいと思います。
それに加えて、ハイポニキウムはとてもデリケートで剥がれやすいものです。
はがれかたによっては、白い爪の境目がガタガタして、爪の形がとても悪く見えてしまいます。
それによって爪の見た目が汚いと感じる人もいるのではないでしょうか。
この場合はハイポニキウムが成長してくるのを待つしかないのですが、なるべく剥がれないようにするためのお手入れが必要になってくるかなと思います。
ここからはハイポニキウムが汚い場合の汚れの落とし方と、はがれにくくするためのお手入れなどを紹介していきます。
ハイポニキウム を清潔にするためのお手入れ方法
ハイポニキウムが汚いままでは、見た目にも衛生上にもよくありません。
ただしくお手入れをしてハイポニキウムを清潔に保ちましょう。
まず、ハイポニキウムの汚れの取り方としてはいけないパターンです。
- つまようじを使う
- もう一方の手の爪で汚れを掻き出す
先にしてはいけない汚れの取り方を紹介しますね。
つまようじや、爪などの先のとがったものでハイポニキウムの汚れを取ろうとすると、せっかく汚れから爪を守ってくれている膜が爪から剥がれてしまいます。
ハイポニキウムは実はとても繊細な箇所で、少しの刺激ですぐにはがれてしまうんです。
指先の皮や皮膚が爪と一緒に伸びていて隙間を覆うように膜になっているので、角質と同じような成分となっており、とてもデリケートなんです。
つまようじや爪でハイポニキウムをいじり続けてしまうと、爪甲剥離という症状が起こる事があります。
爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)とは、爪が指の先端からはがれ浮き上がってしまう状態のことをいいます。
年齢や性別に関係なく発症することがある病気ですが、主に女性にみられることが多いです。
手の爪に多くみられますが、まれに足の爪にみられることがあるので、足の爪もつまようじなどのとがったものを使うのはやめておきましょう。
原因は様々でさわりすぎるからダメというわけではないのですが、やはり爪のキレイさを気にする女性に多いのは必要以上にさわってしまうからと言えるのかもしれません。
正しいハイポニキウムの汚れの取り方
①お風呂やぬるま湯に手をつけて皮膚をふやかす
ハイポニキウムは乾燥にとても弱く、乾燥した状態でさわってしまうとすぐに剥がれてしまいます。
ネイルケアをするときのように、爪先をふやかして柔らかくした状態でするのがベストです。
②やわらかい毛のブラシでやさしくなでる
やわらかい毛とやさしくというところがポイントとなります。
やわらかい毛であれば、ネイルブラシではなく歯ブラシでも代用可能です。
とにかくハイポニキウムはやさしく慎重に取り扱ってあげてください。
万が一ハイポニキウムが爪からはがれると、深爪をしたような地味な痛さが続くので、衛生面にプラスして覚えておいてください(笑)
ちなみにハイポニキウムが剥がれないようにする一番のいい方法はとにかくさわらないことです。
汚いよごれがついていれば気になると思いますが、できればお風呂のときまで我慢してください。
お風呂に入れば、頭を洗ったり、身体を洗ったりするときに、自然に爪の間に泡が入りハイポニキウムもキレイになります。
では、ハイポニキウムが汚いように見える、でも汚れがついているわけではない、という方のためのお手入れ方法を紹介していきたいと思います。
上にも少し書きましたが、ハイポニキウムが汚いと感じる理由のひとつには変な剥がれ方をしているからの場合もあります。
とてもデリケートなハイポニキウムなので、すこしぶつけただけで一部だけが爪からはがれてしまったりします。
そうすると、表から爪を見たときに、爪の白い部分とピンク色の部分の境目がガタガタで汚く見えてしまうんですね。
こうなることを予防するために正しいお手入れをして、清潔な爪が保てるようにしましょう。
ハイポニキウムを清潔にするためのお手入れ方法
~保湿をしよう~
ハイポニキウムは乾燥に弱く、水分が足りていないと、柔軟さが失われ、指の動きについていけずに簡単にはがれてしまいます。
これをさけるために保湿が必要なのです。
保湿の方法は簡単で、普段からハンドクリームを使っている人なら、いつものケアのついでに爪先にも塗り込むようにしてください。
手や指はよく保湿しているけれど、爪先までしてる人は意外と少ないみたいです。
この時も力を入れて適当に塗ってしまうとハイポニキウムがはがれる原因となるので、やさしく丁寧に塗り込みましょう。
ハンドクリームの他にネイルオイルを使うのもとても効果的です。
ネイルオイルは爪のために良い成分が入ってるほか、マニキュアのような形で先端がハケになっているので、ハイポニキウムの部分にもやさしく塗りやすいです。
保湿は手を洗ったあとなど常に気が付いた時に行うと良いですが、夜寝る前に行うのも効果的です。
爪やハイポニキウムに限りませんが、髪や爪などの人の身体の一部は夜寝ているときに伸びたり成長して強くなるので、その時間にきちんと保湿され保護されていると成長を助けてくれます。
~爪のマッサージをする~
爪のマッサージをすることで、爪先の血行が良くなり、ハイポニキウムの成長が促されます。
ハイポニキウムがはがれガタガタになって汚く見えていた爪も早く成長させることにより、より早くキレイに見えるようになりますよ。
【爪のマッサージの方法】
①ハンドクリームやネイルオイルを爪の根本に塗り、よくなじませる
滑りが良くなれば使うものはなんでも大丈夫です。
お気に入りの香りやテクスチャーのものを使ってください。
ネイル用と書いてあるものがあれば、爪やハイポニキウムのケアに最適ということなのでなお良いでしょう。
②爪の根本の部分をもう一方の親指を使って、クルクル円を描くようにマッサージする
右はしから左はしまでまんべんなくクルクルと指を動かしながら爪の根本をマッサージしてください。
この時力はあまり要りません。
気持ち良いと感じるくらいの力で大丈夫です。
③爪の根本を指圧する
爪の根本の『真ん中・左・右』の3点をもう片方の親指で少し強めに押します。
この3つの工程だけでOKです。
もちろん指10本すべてに行ってくださいね。
短い時間でできるのでいつでも気が付いた時に爪をマッサージする習慣を付けましょう。
上で述べている乾燥防止のクリームを塗る時に取り入れたり、眠る前にすると効果的です。
爪のマッサージで血行を促進し、ハイポニキウムを清潔に保ちましょう。
その他にはハイポニキウムの成長のために、指先になるべく刺激を与えないように生活したり、成長を助けるための栄養を多くとったりするのも効果があります。
睡眠も大切なので、早寝早起きを心がけることが、爪の美しさにもつながることにもなります。
栄養や睡眠に関しては、ハイポニキウムに限られたことではありません。
ハイポニキウムも皮膚の延長線上で同じ性質を持っています。
皮膚や爪の構築に重要な栄養素『タンパク質』や、『ビタミン類』などを多く摂る様に意識して、成長ホルモンが出る時間(夜22時から翌2時)になるべく寝てるようにしましょう。
これらがハイポニキウムの成長や強さを増幅すると同時に、髪の毛やお肌の健康にも繋がります。
ハイポニキウムが汚いのを気づいたのをきっかけに、食生活や生活リズムの改善につながれば、爪美人にとどまらず、内からの健康美が手に入れられます。
ハイポニキウムの形がキレイに整うと、ネイルベッドといって、爪のピンク色の部分が長くなります。
白い爪との境目もキレイなアーチを描くので、ネイルアートしなくても良いくらい、爪の形がキレイに見えますよ。
まとめ
ハイポニキウムが汚いと爪の清潔感が損なわれるのと、爪の形も汚く見えてしまいますね。
清潔を保つためのお手入れ方法は、ネイルサロンでつかうような特別な道具も必要ないので、すぐにでも実行できそうです。
爪の間は、手を洗う時に石鹸を手のひらに塗って、爪先を手のひらに当て、泡立てるようにこすれば、ある程度キレイになります。
しかし爪の間の深くにまで汚れがある時はこの方法ではなかなか取れません。
そんな時のために、洗面所に爪ブラシを常備しておきましょう。
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