ご自宅の冷蔵庫の裏って見たことありますか?
気づかないうちに黒く汚れていることがあるんですよね。
冷蔵庫の裏の壁につく黒い汚れって、とても気になりますよね。
専門用語で『クロス焼け』または『電気焼け』と呼ばれているそうです。
クロス(壁紙)が焼け焦げたように黒く変色してしまうからですね。
黒くドロドロとしていて、見た目にもよくないですし、掃除も面倒です。
見た目を防ぐためには壁紙やシートを貼るのが一番です。
\\高品質ではがせる!!電気焼けに最適//
そんな冷蔵庫の裏の黒い汚れを防ぐために、シートがなかったときのためにベニヤ板を使うのは有効なのでしょうか。
今回はそれについてご紹介していきたいと思います。
冷蔵庫の裏にベニヤ板を敷いて電気焼け対策になる?
人によっては冷蔵庫の裏なんて誰にも見られないのだから、そのまま放っておけば良いという人もいます。
ただ、それが通用するのは持ち家、一軒家に限ってのおはなしですよね。
賃貸でアパートやマンションを借りていると放っておくわけにはいきません。
住んでいる間は問題なくても、いざ引っ越しするときに壁紙が真っ黒のまま出ていくのは気が引けますし、場合によっては修繕代を請求されることもあります。
自分でクロスの張替えをするか、大掃除張りに頑張るか。
退去費用はなるべく抑えたいところですよね。
冷蔵庫の裏の黒ずみのために掃除や壁紙の張替えをわざわざお金と労力をかけてするくらいなら、はじめから『電気焼け』にならないようにベニヤ板などを使った対策をしっかりしておくのがいいと思います。
冷蔵庫の裏の壁に黒ずみを付着させないために、ベニヤ板を置くのは有効手段のひとつです。
物理的な防御方法で、壁につくはずの汚れをベニヤ板でブロックするのです。
ホームセンターに行けば簡単にベニヤ板を手に入れることができます。
ベニヤ板を選ぶ時には、大きさは各家庭の冷蔵庫にあったもの、厚さは特にコレがいいというものはありません。
なぜならベニヤ板が薄くても厚くても、汚れをブロックしてくれることに変わりないからです。
最近はDIYがとても流行っているので、どこのホームセンターでも多くの種類のベニヤ板が販売されてるはずです。
基本的なベニヤ板の大きさは3尺×6尺(91cm×182cm)です。
それ以外にも30cm×90cm、60cm×90cmなどの使いやすいサイズのものもあります。
ご家庭の冷蔵庫の大きさに合わせて切ったりくっつけたりする作業はホームセンター内で行えますので、自宅で工具などを揃える必要もありません。
厚さに関しては一番薄くて2.5mm厚いもので3cmまであります。
冷蔵庫の裏に使う場合は、厚みは必要ないので、持ち運びや加工のしやすい2.5mmの一番薄いもので問題ないですね。
有効的なベニヤ板の使い方ですが、ただ冷蔵庫の裏に置けば良いわけではありません。
冷蔵庫と壁の間に何センチかの隙間をあける必要があります。
これはご自宅の冷蔵庫の種類により異なるので、冷蔵庫の説明書を確認してみてください。
最低でも約10cmは冷蔵庫と壁の間をあける必要があるので、お持ちの冷蔵庫の説明書や、ウェブ上で確認してみてください。
ベニヤ板を設置しキチンと冷蔵庫から離していれば、冷蔵庫の裏の壁が黒くなることを避けられます。
最近の冷蔵庫は熱気が裏からではなく、側面や上部から出てくるタイプも多くあります。
側面が壁と接触している場合には、側面にベニヤ板が必要になるかもしれません。
電気焼けの問題ではなく、上から熱気が出るタイプのものの上に荷物を置いてしまうと、側面や裏から通常以上熱気がでてしまい危険な使い方となります。
冷蔵庫の上は常にあけておくよう心がけましょう。
ベニヤ板の設置について
冷蔵庫の裏にベニヤ板を入れるとき、冷蔵庫を前に引っ張り出す作業が必要になります。
女性一人では冷蔵庫を動かすのは重すぎて無謀に思えます。
ですが、実は冷蔵庫には動かしやすいようにキャスターがついています。
場所が分かりづらいかもしれないので、ご紹介します。
まず、冷蔵庫の一番下にはプラスチックカバーがあります。
このプラスチックカバーは前に引っ張ると簡単に外れます。
その中にはネジがあり、そのネジで冷蔵庫のストッパーが固定されています。
ネジをクルクルと回すと、ストッパーが浮き上がり外れます。
ストッパーが上がればキャスターが使えるので、女性でも簡単に動かかす事ができるんです。
それでも動かない場合は中に物が多くて重いのかもしれません。
少し中の物を出してみましょう。
そしてもう一点のベニヤ板の設置時の注意点は「コンセント」です。
冷蔵庫はコンセントにつながっており、そのコードの長さもあるので、あまり無理に引っ張り出さないように気を付けてください。
冷蔵庫が前に出せればあとはベニヤ板を冷蔵庫の裏に設置するだけです。
壁に打ち付けて固定しても良いですし、冷蔵庫があるのでベニヤ板が倒れてくる心配もないため、そのまま壁にたてかけておくだけでも良いと思います。
冷蔵庫の位置を戻すときは、冷蔵庫と壁の距離を守って適当な位置でまたストッパーのネジをしめ、キッチリ固定させてください。
最後にプラスチックカバーを元に戻せば完成です。
この方法でやれば、一人暮らしで力に自信のない方でも安全にベニヤ板を設置することができますね。
冷蔵庫の裏側の黒ずみを防止する方法
黒ずみを壁に作らないようにする、予防の対策を考えてみましょう。
まず、その冷蔵庫が放熱するのはどこか、を知るために冷蔵庫の取扱説明書を確認してみましょう。
冷蔵庫は、庫内を冷やすために、集めた熱を外へ放出(排熱)しなければならないのですが、そのための装置「放熱板」が必ずどこかにあります。
20年くらい昔は、どの冷蔵庫も、背面つまり裏側についていたのです。
ですから、背面側に放熱する冷蔵庫の場合には、裏の壁に対策が必要です。
最近製造された冷蔵庫は、側面や天板(上側)に、放熱板を持ってきている場合が多いので、その場合は、側面に家具や壁との間に空間をあけないといけません。
上部の場合には、物を直接置かないようにします。
冷蔵庫も進化しており、後ろを壁と離して設置する不便さから、側面へ、そして上部へと、放熱板の位置を変えてきました。
むき出しをやめて「内蔵タイプ」も出てきています。
放熱板がある側は、壁から離して設置するのは基本なのですが、充分に間隔があけられないこともありますよね。
そこで、黒ずみが心配されるところには、あらかじめカバーとして、別の壁紙を貼っておくといいと思います。
壁紙以外にも、キッチンのガスコンロ周りの壁などの、油汚れを防ぐ目的で、壁に貼っておくためのシートがあります。
ホームセンターや雑貨店などには、レンガ模様など、おしゃれな模様のシートもいろいろあります。
冷蔵庫の裏が一目に付きやすい場所にある場合は、可愛い壁紙やシートを設置すれば、模様替えや雰囲気を変えるためにも役に立ちますね。
\\高品質ではがせる!!電気焼けに最適//
裏が剥がしやすく加工してあるものだと、汚れて変える場合に重宝しますが、そういった商品ばかりではありませんよね。
べったり貼りたくない場合は、マスキングテープで周囲を貼って留めておくと剥がすときに元々の壁紙を傷つけないですみますよ。
まとめ
冷蔵庫の裏の汚れは仕方ない物という認識でしたが、ベニヤ板やシートなどで壁を覆ってしまえばいいんですね。
賃貸の場合は部屋を出る時にベニヤ板を撤去すればいいだけなので、余計な作業をせずにすみます。
コメント