あなたはチョーカーを持っていますか?
首にピッタリと密着する、あのネックレスです。
チョーカーをつけている人を見ると、苦しくないのかなと思ってしまうのは私だけでしょうか。
チョーカーをつける意味とネックレスをつける意味はほとんど同じようです。
「独占したい」という心理的な意味です。
一方では形状から犬や猫がつけているもの、昔の奴隷のよう、など怖い印象を持っている人も。
チョーカーはネックレスの一種なので材質やかわいいモチーフのもの、明るい色のものなどであればまた印象が変わるかもしれませんね。
チョーカーもネックレスもプレゼントする意味はそれほど変わらないようです。
今回はよく知らなかったチョーカーについて調べました。
チョーカーをつける意味とは?怖い場合もある?
多くの人は単なるアクセサリーとしてつけているのではないでしょうか。
チョーカーを含むネックレスのようなアクセサリーは「独占したい」「束縛したい」という意味があると言われています。
このことからつけていると「彼氏がいます」のような意味になることもあるそうですよ。
中でもチョーカーはその意味合いが強いとも言われています。
チョーカーはチョークという英語からきていて意味は「窒息させる」「首を締める」です。
そう考えると、ちょっと怖いですよね。
首輪は犬や猫などにすることが普通です。
黒歴史を見ると、売られた奴隷などがしているのも首輪です。
年代的なものもあるのでしょうが、中高年代ではそういう暗いイメージを首輪に対して持っていると思います。
黒いチョーカーや鎖のようなものを見るとそんなイメージが強く湧いてしまうのかもしれません。
チョーカーの歴史
ここでチョーカーの歴史を見てみましょう。
時代を遡ること古代エジプトやメソポタミア時代、チョーカーに縛り付けるような意味はなかったようです。
エジプトの遺跡から発掘された女性のミイラの肖像画があります。
この時代、ミイラにされるのは王族などの身分の高い人たちだけです。
高貴な身分の人たちが拘束を意味するチョーカーをつけることはありえないでしょう。
その材質は金をはじめとしてラピスラズリなど貴重なもので作られており、高貴さが伝わってくるものです。
ヨーロッパでは女性のアクセサリーとして19世紀頃から流行り出したようです。
ではどうして怖いイメージがついてしまったのでしょうか。
それは1970年代のイギリスで発生したパンク・ロック。
20代、30代の方は知らないかもしれませんが、当時は若者の間で音楽もファッションもかなり流行しました。
反体制・左翼的なメッセージを歌うメンバーのファッションは、当時としてはかなり奇抜なものでした。
パンク・ロックは鋲のついたスタッドチョーカーを身につけていました。
彼らは、飼い犬を想像させる首輪のイメージと鋲を使うことで社会への不満や破壊を歌にしたのです。
その時代を生きていた人たちにとって、反社会派の人たちは怖いイメージがあります。
反社会派の象徴であるチョーカーに対して無意識に怖いと思うことは、仕方がないのかもしれません。
チョーカーを贈る意味は?プレゼントする前に知っておきたいこと!
チョーカーを贈る意味は、ネックレスやペンダントを贈る意味と同じようです。
もともとネックレスを贈ることは、「相手を束縛したい」「独占したい」「一緒にいたい」という心理が働くためと言われています。
指輪やブレスレットなども意味は同じだそうですよ。
恋人から贈られればいい意味となりますからここは喜んだほうがいいでしょう。
あえてネックレスと違う意味があるとしたら、一緒にいたい気持ちがより大きい、と捉えることでしょうか。
チョーカーは密着する部分がネックレスより多いですよね。
それだけ大きな愛があるのだからチョーカーをつけている女子には手を出すな、という不文律もあったようです。
ネックレスよりも個性的なチョーカーですので、贈られる側としても好き嫌いがはっきりするようです。
チョーカーをプレゼントしたいと思っているあなた、できるなら相手に確かめた方がいいでしょう。
特に男性に贈る場合は事前調査が必要かと思われます。
チョーカーはサプライズには向いていないプレゼントだと思ってください。
相手が引いてしまう可能性もありますよ。
相手が日常的にチョーカーをつけている、好みのアクセサリーであると知っている、のであれば贈ることはアリです。
相手の趣向がわからないのであれば、あえて冒険する必要はないと思います。
無難にネックレスやペンダントの方が贈られる方も嬉しいでしょう。
気持ちが強めに感じられるチョーカーなので、恋人に贈るには問題ありません。
友人知人程度であれば避けたほうがいいと思われます。
気をつけたいのは独占欲の強い人が贈る場合です。
チョーカーからペットを連想することで主従関係で相手を見ている可能性があります。
彼・彼女は私のものですよ、という強い意思表示とも取れることです。
ずっと一緒にいたい、誰にも渡さない、など気持ちの強さを表すチョーカーです。
軽い気持ちで贈ることは避けた方がよさそうです。
チョーカーとはどんな意味があるの?他のアクセサリーとの違いは?
チョーカーの意味は輪っか系のアクセサリーと同じように、一緒にいたい、独占したいという意味です。
傾向としてよく言われているのは「彼氏います」のサインです。
指輪でもつける指によっては「彼氏います」を示唆していることはあなたも知っているでしょう。
チョーカーも同じ意味を表しているらしいです。
恋愛には関係なく、お守り代わり、という人も。
太めで首周りにピッタリするせいか、安心感を覚える人がいるのだそう。
つけることで安心する、スイッチが入る、など心理的な面からつけている人も多いのだとか。
ほとんどの人は特に意味もなく、単なるファッションとして、みんながつけてるからつけていると思われます。
あまり深く考えすぎなくてもいいのかもしれません。
チョーカーは他のアクセサリーと違い、いくつかの種類があります。
1. 黒チョーカー
よく見かけるシンプルで定番のものです。
定番素材はレーザーのほか、上品に見えるベロアです。
ベロア素材はカジュアルでもセミフォーマルでも使えますね
2. メタルチョーカー
メタル製のチョーカーは、細いものから太いものまでいろいろあります。
大人っぽい落ち着いた雰囲気になるので、年齢を問わず持っている人も多いのでは?
服の上からつけるとオシャレ度アップ。
流行に左右されずにつけられるので便利です。
3. レースチョーカー
何と言っても軽さと可愛らしさはダントツです。
アクセントとして小ぶりのパールや石がついているものも多いです。
太めのレースチョーカーでパーティーなどに参加してみては?
4. リボンチョーカー
蝶結びがかわいいリボン型チョーカー。
素材は紐製のものが多いです。
長さの調整ができるというのもポイントなのだとか。
肩出しのトップスなどでデコルテラインが強調されるような服と一緒につけると全体的なバランスも良くなりますね。
まとめ
いかがでしたか。
チョーカーに対するイメージは変わりましたか。
使われている素材によっても印象が違いますよね。
細いものであればあまりネガティブなイメージにはなりにくいかもしれません。
贈り物としては向き不向きがあると思われます。
リーズナブルですし服装に合わせて素材を選べるアクセサリーです。
ちょっとしたアクセントとして、お気に入りのチョーカーを日常的に取り入れてもいいですね。
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