メガネの塗装修理をメガネ屋さんにお願いするとき店舗にもよりますが3千円~1万円ほど費用が掛かってしまう場合があります。
メガネはとても繊細です。
特に長く使えば使うほど塗装に関しての問題は何回も出てきてしまうことだと思います。
しかし、その度にメガネ屋さんに行くよりかは応急処置として自分でも塗装できる方法を知っておきたいものですよね。
メガネの塗装が剥がれてきてしまった時には、マニュキアでも対処することはできます。
しかし、素人がメガネを塗装するのは少なからずリスクがあります。
今回は、眼鏡の塗装が剥がれてきてしまった時に自分でマニュキアで行う塗装方法から眼鏡フレームの色変えを自分で行う際の注意点までお話しします。
メガネフレームのコーティングの剥がれはマニュキアで応急処置ができる?
メガネは日常的に使用しているものですが、特にフレームのコーティングが剥がれてきたときには剥げているのが目立ってしまいます。
剥げてしまったメガネをつけたまま仕事場に行ったりするのはなんとなく気が引けますよね。
かといって、メガネ屋さんに持っていくのには時間も費用もかかってしまうので、できることなら自分で何とかしてみたいものかと思います。
そんな時に、マニュキアを使って塗装することができるならとても有難いですよね!
実はメガネのフレーム以外にもコーティングが剥がれてきてしまった時の塗装としてもマニュキアは使用できます。
例えば、コーティングが剥げてきてしまったときにはマニュキアを塗ってからトップコートを塗っておくと持ちを良くすることまで、できちゃいます。
ただ、塗装をする際に注意しておいてほしいのはレンズを外さなくてはいけないのと場合によっては分解する必要性も出てきてしまうことです。
実は、メガネを日常的に愛用していて慣れている人も中にはいるかもしれないですがレンズを外すのは意外に難しくて、それなりの力も必要になってきます。
また、マニュキアでフレーム部分を塗装し直すことができたとしても、爪で触ると簡単に剥がれてしまうこともあります。
そのため、メガネの知識がないままレンズを外したり分解してマニュキアで塗装をするのはあまりおススメはできないのですが、応急処置程度に考えて頂けたらと思います。
それでは、マニュキアを使用して塗装できる方法を簡単にお伝えしますね。
まず最初にメガネのレンズを外します。
次に、剥がれている部分の残りを紙やすりで取り除きます。
このように表面をあえて少し傷つけることによって塗装ノリを良くすることができます。
最後の仕上げとしてマニュキアを薄めてから、スプレーを吹き付けるように吹きかければ良い感じの色味で塗装することができます。
また、塗装したい場所によっては分解しなければならないことがあります。
その際、ドライバーが必要となってきますが、メガネのネジはとても小さいのでピンセットも合わせて用意しておいた方が作業がはかどるかもしれません。
そして、メガネのネジが失くなってしまったり、どこの部分のネジだったかわからなくなってしまうと元通りに組み立てられなくなりますので、気を付けて作業を行ってくださいね。
もし分解することになってしまった場合は、分解した後に、中性洗剤で洗浄します。
その後、自宅にあるようでしたらアルコールで消毒をして拭きとってから作業を行う方が望ましいです。
洗ったメガネをキレイに拭き取った後は、少し難しい作業かもしれませんがムラのないようにしっかりとキレイな色になるまでマニュキアを塗ります。
その後、組み立てたら完成となります。
簡単にお伝えさせて頂きましたが、メガネのフレームをマニュキアで塗装することはやはり少しムラになってしまったりと素人が作業するのはかなり難しいです。
レンズを外すときや、分解作業をするときなど無理をしてしまうと壊れる可能性がありますので、無理しない程度でやってみてください!
メガネのフレーム塗装は100均のマニュキアで自分でもできる?
さて、ではメガネの塗装を行う時のマニュキアは100均のものでも大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと、もちろん100均のマニュキアでも可能です。
とは言え、100均のマニュキアで塗装するときにもレンズは必ず外す必要があります。
と言うのも、レンズを外さずに作業をしてしまうと、マニュキアの色がレンズに移ってしまうことがあるからです。
ここからは、マニュキアを使用して塗装する前に行うレンズの外し方と入れ方についてお伝えします。
メガネの種類はたくさんあり、その種類によっても変わってきますが今回は「セルフレーム」と「メタルフレーム」のパターンでお伝えしたいと思います。
セルフレーム
メガネのレンズを外すときは、内側(顔側)から外側へ親指を使って押し出すようにします。
※力が必要なので注意して慎重に行ってください。
メガネのレンズを外すときに最も定番で簡単なのがこの親指を使って内側から外側へ押し出す方法なのですが、このやり方でうまく外すことができない時もあります。
そんな時は、メガネフレームを温めてから指で押し出す方法で試してみると外せる可能性があります。
この時使用するのはドライヤーやお湯など自宅で用意できるもので大丈夫です。
ドライヤーをメガネから少し離して温めたり、お湯に入れてレンズを押し出したりといったことができます。
最初はうまくいかないかもしれませんが、いろいろな方法を使ってぜひ試してみてください。
【入れ方】
外すときは内側からでしたが、今度は逆に外側からはめ込みます。
コツとしては、フレームに合わせてはめ込んでいくことです。
レンズが割れたり傷ついてしまわないよう慎重にはめ込んでいってください。
メタルフレーム
メタルフレームのレンズを取り出すときはリム(レンズの周りを固定している枠の部分)を緩めることから始めます。
完全にネジははずさなくても、緩くなってきた段階でレンズを取り出すことはできます。
さて、メタルフレームのレンズを外す際の注意点としては、ネジを外すときに
レンズやフレームなどを傷つけてしまわないように注意深く行ってください。
また、もしネジが固くて自力で取れない場合は、無理に進めてしまうと壊れてしまう可能性があるのでメガネ店に持って行って相談した方が良いのかもしれないですね。
【入れ方】
リムにレンズを合わせてから緩めたネジを止めていきます。この時、レンズやフレームを支えている手がずれてしまわないよう気を付けて行ってください。
それから、レンズを外した後には左右がわからなくなってしまうことのないようにしておいてください。
分解したパーツと一緒にまとめて置いておくと良いかもしれませんね。
それでは、レンズを取り出してから分解作業に入ります。
ネジは細かいですし、ドライバーを使う必要もありますので失くさないように充分に気を付けながら行ってください。
この時、分解してしまうと調整するのが非常に大変な部分なので、鼻パットは分解せずに残しておいた方が良いです。
さて、メガネの塗装は100均のマニュキアでも可能ですが、レンズを外したり、時には分解したりと大変な作業になってきてしまうかもしれません。
くれぐれも無理はしないようにしてくださいね!
メガネフレームの色変えを自分で行う時の注意点!
さて、メガネフレームの色を変えるために自分で行う際の注意点をまとめてお話しします。
塗装する際はレンズを外してから作業を行う
レンズを外さずに行うと、マニュキアの色が移ってしまう可能性があるためです。
レンズを外すときには、キズがつかないように柔らかい布などで覆ってから作業を行うようにしてださい。
※無理にレンズを外そうとしてしまうとレンズが割れたり壊れてしまう恐れがあります。
更に、レンズを外すことができたとしても今度は元のようにレンズを戻せなくなる可能性もあります。
温めてからレンズを外すとき
温めてからレンズを外すときには火傷に注意するようにしてください。
ドライヤーで行う場合は、メガネから少し離して温めると良いでしょう。
また、お湯を使用する場合はコーティングが剥がれてしまう可能性もありますので充分に様子を見ながら進めていってください。
マニュキアを使って塗装するとき
剥がれた部分の応急処置程度であれば良いのかもしれません。
しかし、フレーム全体に塗るときには、ムラが出ないようにコツが入り普通に塗ってしまうと色むらが激しくなり、余計にみっともなく見えてしまう可能性があります。
また、1回塗っただけではキレイな色合いになりにくいので、2、3回は重ね塗りをする必要がありそうです。
メガネのネジを外すとき
メガネのネジはとても小さいです。
普通のピンセットやドライバーでは心配な場合は100均で精密機器用の工具を取り扱っていることもありますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで、メガネの塗装をマニュキアで行う方法から注意点までお伝えしてきましたが参考になりましたでしょうか?
マニュキアでメガネを塗装するのは100均でも用意することができますし、メガネ店に行く手間も省けて良いのかもしれません。
ですが、レンズを外したりメガネを分解するのを自分で行うにはリスクが大きすぎるかと思います。
メガネをマニュキアで塗装する方法は、あくまでも少し剥がれが目立ってきてしまったときの応急処置として考えて頂いて、全体の色を変えたいときにはメガネ店に持っていくほうが安心なのかもしれませんね。
とはいえ、メガネのフレーム部分は剥がれやすい場所ではありますので、応急処置の方法を覚えておいて損はないかと思います。
作業を行う際は、くれぐれも無理はしないようにしてくださいね!
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