子どもにも大人にも大人気の唐揚げ。
お弁当や、お酒のおつまみにも、よく選ばれていますよね。
スーパーやコンビニ、冷凍でも売っているので、簡単に手に入るのですが、やっぱり家で揚げたてを食べるのが一番おいしい!
手作りだと、揚げる手間もかかるのですが、自分の好きな味付けや、揚げ加減を調整できて、満足度が高い物ができます。
今はから揚げ粉といって、味付けがされている、さらにお肉が柔らかくジューシーに仕上がる魔法の粉のようなものが売っています。
それを使えば、粉をまぶして揚げるだけなので、かなり時短でから揚げができます。
ですが、、、そんなから揚げ粉が手元にないけど、から揚げ作りたくなってしまう、または作らなけれならない時も出てくるんですよね。
から揚げ粉がない場合は、小麦粉で代用するのが一番です。
\\から揚げ粉の代用におすすめ!!//
そういう時に是非参考にしてもらいたい、から揚げ粉の代用になるものを一挙にご紹介したいと思います。
から揚げ粉がないときの代用品はこれ!おすすめを紹介
唐揚げ粉が自宅にないけど、買いに行くのも面倒。
でも美味しくカラットジューシーな唐揚げが食べたい!
という方のために、唐揚げ粉がない場合でも美味しい唐揚げを作れる、代用品をご紹介します!
唐揚げ粉の代用ですから、基本的には「粉」が必要になりますよ~!
から揚げ粉の代用品①小麦粉
しっとり柔らかく仕上げるには小麦粉を代用
- 小麦粉:水=1:1
それでは、早速唐揚げ粉の代用品として使用できる粉をチェックしていきましょう。
まず最初に紹介する粉は、「小麦粉」です。
小麦粉を使用するのは、だいたい想像がついていたのではないでしょうか?
小麦粉を唐揚げ粉の代わりに使用すると、しっとりと柔らかい唐揚げを作ることができるんです!
それでは、小麦粉を使用して唐揚げをつくるときの、小麦粉の使い方について見ていきましょう。
唐揚げ粉の代わりに小麦粉を使用するという時には、小麦粉と水とを同じ分量で混ぜ合わせます。
小麦粉と水とを同じ分量で混ぜることで、唐揚げ粉の代用として使用できるようになります。
小麦粉を唐揚げ粉の代用として使用した際の出来上がりの特徴は、「お肉がしっとりとする」という点です。
カリッと感を重視したい、という方には後ほど紹介する代用粉の方をおすすめします。
小麦粉はお肉につきやすく旨味を逃がさずに閉じ込めてくれる効果がありますのでお肉をよりジューシーに、しっとりとさせてくれる効果があるんです。
ですので、ジューシーな唐揚げを楽しみたいという方には小麦粉で代用するのがおすすめなんです。
衣はさっくりと仕上げることが出来ますので、唐揚げ粉の代用として使用するのには小麦粉は持ってこいです。
続いては、唐揚げ粉の代用として片栗粉を使用する使い方について紹介していきましょう。
から揚げ粉の代用品②片栗粉
カリッとした食感が楽しむには片栗粉を代用
- 片栗粉:水=2:1
続いて紹介する、唐揚げ粉が見当たらない時に、唐揚げ粉の代用として使用できるのもは「片栗粉」です。
片栗粉を使用するとカリッとした食感を楽しむことが出来ます。
お肉のしっとり感を楽しみたいという方には小麦粉をおすすめしたのですが、片栗粉を使用した唐揚げはより衣がかために、カリッとした食感を楽しむことが出来ますので片栗粉の方をおすすめします。
お子さんはカリッとした衣の触感を好む子が多いので、お子さん用には片栗粉で代用するのが良いかもしれませんね。
それでは、続いて唐揚げ粉の代用として片栗粉を使用する際の、片栗粉の使い方についてみていきましょう。
小麦粉と同様に水と混ぜていくのですが、この時は同じ分量だけ混ぜるのではなく、片栗粉:水=2:1になるように混ぜていきましょう。
空気と水を含ませるようにして、しっかりと混ぜていくようにします。
唐揚げ粉の代用として片栗粉を使用することで、カリカリ食感のから揚げを楽しむことが出来ます。
粉をミックスして代用①小麦粉と片栗粉
続いて紹介するのは、先ほど紹介した小麦粉と片栗粉とをミックスさせて唐揚げ粉の代用にするという使い方です。
片栗粉を使用するとカリッとした食感を、小麦粉を使用するとしっとりとした食感を楽しむことが出来る唐揚げが出来ると紹介しましたが、こちらのいいとこどりが出来る使い方となります。
それでは、小麦粉と片栗粉の両方を唐揚げ粉の代わりに使用するという使い方をチェックしていきたいと思います。
小麦粉と片栗粉とを唐揚げ粉の代わりに使用する時は、二つの粉を混ぜ合わせるのではなく、お肉に小麦粉を付けて、そのあとに片栗粉を付けるようにしましょう。
量は同じくらいの量で大丈夫です。
先に小麦粉をお肉につけておくことで、お肉の旨味を閉じ込めて、ジューシーなお肉に、外側に片栗粉を付けることでカリッとした食感の衣を楽しむことが出来ますよ。
粉をミックスして代用②片栗粉と上新粉
唐揚げ粉の代用として使用できる粉は、小麦粉と片栗粉だけではなく、実は色々な粉をミックスさせることで色々な粉を唐揚げ粉の代用として使用することが出来ます。
たとえば、「片栗粉と上新粉」をミックスさせて衣にするという使い方です。
ジューシー、そしてサクッとした食感を楽しみたいという方には、唐揚げ粉の代用としてこちらの「片栗粉と上新粉」という組み合わせをおすすめします。
それでは、片栗粉と上新粉と上新粉を唐揚げ粉の代用として使用した使い方を見ていきましょう。
まず混ぜる割合は、上新粉:片栗粉を1:4くらいの割合で混ぜていきましょう。
この二つの粉は、しっかりと混ぜておくようにします。
鶏肉にした味を付けたら、水けをふき取り、たまご、そしてこのミックスさせた粉をまぶしてあげるだけでサクッと美味しい唐揚げを作ることが出来ますよ。
ただ、上新粉が常にお家にあるとは限らないので、手軽さでいうと、小麦粉や片栗粉の方が上を行きそうですね。
唐揚げ粉代用品での手作り唐揚げレシピ
唐揚げ粉の代用として使える、粉のご紹介をしましたが、続いてオススメのレシピをいくつか見ていきたいと思います。
手作り唐揚げ粉でつくる、鶏もも唐揚げのご紹介です。
こちらは小麦粉と片栗粉のミックスで唐揚げ粉の代用です。
手作り唐揚げ粉でつくる、鶏もも唐揚げ
【調理時間目安:約30分】
【材料(2人前)】
- 鶏もも肉:300g
【下味】
- 料理酒:大さじ1
- すりおろし生姜:小さじ1
- すりおろしニンニク:小さじ1/2
【唐揚げ粉】
- 小麦粉:大さじ3
- 片栗粉:大さじ3
- コンソメ顆粒:小さじ2
- オールスパイス:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 塩こしょう:小さじ1/2
【揚げ油】
- 油:適量
【作り方】
- 鶏もも肉は一口大に切ります。
- バットに1、下味の材料を入れてよく揉みこみ、ラップをかけて冷蔵庫で15分程おきます。
- ボウルに唐揚げ粉の材料を入れ、全体がなじむまで混ぜ合わせます。
- キッチンペーパーで2の汁気を拭き取り、3に入れて全体に粉をつけます。
- 揚げ油をフライパンの底から3cm程の高さまで入れ、170℃に熱します。4を入れ、中に火が通るまで7分程揚げます。
- 油を切り、大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。
ーポイントー
塩加減は、お好みで調整してください。
オールスパイスは、ナツメグやハーブソルトでも代用出来ます。
鶏もも肉の大きさによって、揚げ時間を調整してください。
続いてのレシピは、小麦粉に味付けをして、唐揚げ粉の代用になっています。
【材料】
- 鶏肉:2枚
- 小麦粉:20g
- クレイジーソルト:小さじ1
- 塩:2つまみ~3つまみ
- こしょう:1ふり~2ふり
【作り方】
- 材料を全てビニール袋に入れ、振ってよく混ぜ合わせる。
- 1口大に切った鶏肉に1.をまぶし揚げます。
ーポイントー
クレイジーソルトを使うことで、たくさんのハーブの香りで、お店のような味が再現できます。
クレイジーソルトがない場合は、ガーリックパウダーや自宅にあるスパイスをオリジナルでミックスしても美味しくできますよ。
続いては、お子様が喜ぶ事間違いなしの、骨付きチキンでのレシピです。
こちらも小麦粉と片栗粉のミックスで、唐揚げ粉の代用となっています。
【材料】
- 骨付きチキン:10本
- 小麦粉:大さじ3
- 片栗粉:大さじ3
- 塩:3つまみ
- こしょう:3ふり
- ガーリックパウダー:4ふり
- ジンジャーパウダー:4ふり
(チューブなら各2mm) - シナモンパウダー:1ふり
- パプリカパウダー:4ふり
- ハーブミックスパウダー:4ふり
- 鶏がらスープ(顆粒):小さじ1
- ウエイパー:茶さじ1
【作り方】
- 全ての材料をよく混ぜる
- チキンに1.をよくまぶす
しっかり粉を付けてください - 揚火が通るまでげればオリジナル味の唐揚げ出来上がりです
ーポイントー
味に関しては、お好みのものを足したり、苦手なものを抜いたり、自由に調節して大丈夫です。
よく混ぜ合わせて、味を均一にさせましょう。
唐揚げ粉なしで小麦粉を使った唐揚げレシピ
唐揚げ粉がない時にでも、小麦粉を使っておいしい唐揚げを作ることが出来ますよ。
小麦粉でから揚げ
【材料 (2人分)】
- 鶏もも肉:2枚
A 生姜チューブ:小さじ1
A 酒:大さじ1
A しょうゆ:大さじ1 - 卵:S〜M1個
- 小麦粉:大さじ6
- サラダ油:適量
【作り方】
- 鶏肉は余分な油を取り除き一口大に切り、ボウルに入れる
- ボウルにAを入れて味が馴染むようにフォークで差しながら混ぜ20分ほど置いて下味をつける
- 小麦粉はふるい、溶いた卵と小麦粉を2.に投入
- 油揚げ鍋にサラダ油を深さ2センチ程度入れて170から180度に熱し、3.をひとつづつくっつかないよう投入する
- 音が変わってきつね色になるまで7〜8分揚げる
油をきれば完成です。
ーポイントー
フォークで鶏肉を突っついてしっかり下味をつけることが重要になります。
今まで小麦粉や片栗粉を主に唐揚げ粉の代用として紹介してきましたが、実は殆どの粉で代用は可能です。
ただし「あまり上手に出来なかった」という人もいるのではないでしょうか。
そこで、小麦粉と片栗粉の違いと小麦粉唐揚げの失敗例から作り方を見ていきましょう!
まずは、片栗粉と小麦粉の違いからみていきましょう。
この2つの一番の違いは成分です。
片栗粉はほぼ100%デンプンなのに対し、小麦粉は10%前後のタンパク質を含みます。
このタンパク質は水と結びついてグルテンという柔らかい粘りが出ます。
そして粒子が片栗粉より小麦粉の方が細かいというのも特徴です。
触った感覚のイメージで言うと
- 片栗粉:しっとりまとわりつく
- 小麦粉:さらっとしている
ここで勘違いしやすいのは、小麦粉はグルテンという粘りのイメージがありますが、これは水分と結びついてからの話です。
肉などにそのまま小麦粉をまぶしても“のりが悪い”といいますか、あまり”まとわり付きません”。
以上を踏まえて唐揚げ作りです。
唐揚げを作る時の片栗粉の使い方は、【下味のついた鶏肉に片栗粉を付けて揚げる】とてもシンプルです。
ですが、ここに落とし穴があります。
小麦粉を片栗粉みたいに“ただ粉を付ける”だけでは失敗します。
というのも、片栗粉感覚でサラッと小麦粉をまとわりつけたりつもりでも、さらっとした細かい粉が、油に落とした瞬間に取れてしまうのです。
ひどい時は、小麦粉が殆ど取れてしまって素揚げみたいな状態になってしまう時もあります。
また、小麦粉をまぶしたモノを油で揚げようとすると油が濁ります。
それはまさに小麦粉が素材から剥がれた証拠。
片栗粉も粉が若干剥がれますが、小麦粉ほどではありません。
そこで小麦粉で唐揚げをする際には、ちょっとコツが要ります。
失敗しない小麦粉での唐揚げの作り方
それは、グルテンを利用するのです。
粉だけだと結びつきが弱い小麦粉です。
しかし、水分があれば粘り=結びつきがつよくなり衣がしっかりまとわり付きます。
ここで使う水分は、
- 調味料
- 卵
がいいです。
あくまでも水分は粉の結びつきを持たせるためやりすぎると天ぷらになってしまいますよ。
一番簡単なのは、下味の調味料(酒や醤油など)の汁気を切らず、そのまま小麦粉と混ぜるように絡ませます。
簡単で楽な方法は、ビニール袋やジッパー付き袋等で、下味を馴染ませたらそこに粉を入れて袋の外から粉を絡めるように揉みます。
すると粉同士がしっとりしてきてしっかり衣がまとわり付きます。
また、粉に調味料が入っているので、しっかりとした味付けになります。
ただし調味料が表面にあるため焦げやすくなるのが注意点です。
焦げるのが嫌でしたら、調味料を拭き取ったモノに溶き卵をまとわせてそこに小麦粉を絡ませた方が良いですよ。
卵の量が多いと揉んでいくうちにフリットのような生地になっていきます。
それはそれでお好きな方も多いと思います。
もっちりした生地の唐揚げになります。
小麦粉で唐揚げを作る方法をご紹介してきましたが、一つ注意しておきたいのが、片栗粉で作る唐揚げのように、”サクサク”な唐揚げにはなりにくいです。
小麦粉で作る唐揚げは、揚げた直後はカリッと、時間がたてばしっとりといった食感になります。
まとめ
唐揚げ粉がなくても小麦粉・片栗粉で代用して、とてもおいしい唐揚げを作ることができるんですね。
味付けはお好みのものがやはり一番いいと思います。
から揚げ粉がない場合は、小麦粉で代用するのが一番です。
\\から揚げ粉の代用におすすめ!!//
醤油ベースににんにくやショウガ。
または塩ベースでレモンをかけてなど、バリエーションが豊かで毎日唐揚げでもいいかも(笑)
今夜の献立は唐揚げに決定ですね!
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