水垢はキイロビンで落とせるか?という問題ですが、キイロビンは中性の物質なのに油膜コーティングをはがしとる物なので、本来の水垢を落とすという方向では使用しないグッズです。
このグッズは自動車のガラスコーティングという油分でコーティングする物、例えばワックスなんかを落とす物質ですから、実は水垢は落とせないんですね。
この点については、キイロビンを販売しているプロスタッフでも水垢は落ちにくいうろこというガラスが劣化した汚れも油によって生まれた汚れではないため、落ちにくいという方向で説明をしていますのでキイロビンでは水垢はあまり落ちません。
ですから、ここでは別の方法で水垢などを落とす方法について解説していきますのでご理解のほどお願いいたします。
キイロビンの水垢への使い方を解説
ですので、まず水垢が付着している物体に対して油汚れがあるから水垢が油汚れでコーティングされていて落ちないという方向性で掃除をするという方向で使用します。
使い方は簡単で、水を含ませたスポンジにキイロビンの液体を注ぎ、油汚れがある樹脂とか鏡に対してスポンジでこする、これだけです。
この時に、油汚れ側が先に除去され、水垢は残るという形になりますので、水垢は別途水垢を落とすクリーナーを使用して落とします。
シンクとか樹脂製の物のほか鏡であれば、クエン酸を配合しているお掃除クリーナーを使用すれば水垢を落とすことが可能となります。
あくまで、キイロビンは水垢が油などでコーティングされていて固着して取れないという場合に効果を示すため、水垢自体をはがす効果は実は弱いんです。
だから、家庭用のクリーナーでクエン酸を配合している物と組み合わせる必要があるんですね。
じゃあ初めからクエン酸を配合しているクリーナーで汚れを落とせばいいじゃあないかと考えますが、クエン酸を配合したクリーナーは案外と油を分解するパワーが弱く、それだったらアルカリ性の薬剤のほうがいいんですが、アルカリ性の薬剤は、樹脂とか鏡などに対して変質するという特性があるため、まずは中性のキイロビンで油を分解してから、クエン酸で物体を侵食しない方向でクリーニングするというのがいいんです。
ちなみに家庭用のクエン酸であれば、鉄でできている物に付着した水垢も落とせますが、鉄の場合、樹脂と異なりますので、アルカリ性の家庭用クリーナーを使用すれば、油汚れをまず分解出来て後にクエン酸で水垢落しです。
キイロビンでウロコが落ちない場合の対処法
キイロビンでウロコが落ちない場合の対処法ですが、うろこというのは、早い話が水道水のカルシウムの塊で、アルカリ性の物体が引っ付いています。
これはキイロビンでは落せません。
なぜなら、キイロビンは油を分解する中性の物質なのでうろこは落ちません。
この場合、酸性の液体を使用するのが望ましいので、とりあえず、クエン酸を配合した家庭用の洗剤とかクリーナーを使用してうろこ取りをします。
なおクエン酸配合の洗剤がない場合、自宅などにお酢がある場合、お酢を酸性の液体ということでお酢をうろこにスプレーして汚れを取るという方法もあります。
ただ、お酢を使用する場合注意してほしい点がありまして、お酢はカビが好む栄養を含んでいてお砂糖なんかが入っているため、お酢でうろこを取ってからきれいにお酢を洗い流さないとカビが生えてしまうんで注意です。
だから、お酢を使用して汚れを落とした場合、家庭の台所用の洗剤でお酢を使用してうろこを取った部分をスポンジで洗うということをしないとまずカビが生えてしまうので注意です。
無論カビが生えるというのは、太陽の光が当たらない場所なんかを意味するのでお風呂場なんかがまさにカビが生えやすい部位になるのでお酢を使用してお風呂場のうろこ取りをした場合、しっかりと、お酢を使用してうろこ取りをした場所を洗い流すことを忘れないようにしましょう。
これを忘れてしまうとお酢の栄養をカビが吸収してお風呂場がカビでおおわれてしまうので本当に注意です。
キイロビンゴールドの効果は?注意も紹介
キイロビンゴールドは、キイロビンの改良型で超強力になったキイロビンですので、水垢とかうろこ取りについては出来ません。
この商品は、キイロビンが持つ油を分解するという能力が強くなったもので、自動車の窓ガラスに付着した油を取るまでの時間が早くなったというものです。
だから、水垢にうろこについては従来のキイロビンと同じで取れません。
そのうえで注意点をあげますと、この商品は浴槽と洗面所で使用することができ、洗面所と浴槽に付着した油汚れを落としますが、それと同時にお風呂場と洗面所に施した特殊なコーティングも剥がすので注意です。
例えば、お風呂場であれば、水とかを弾いて水滴が付着しにくくすることで水垢やうろこができにくくするコーティングをかがみとかタイルに施していた場合、それらコーティングが剥がれてしまうのでコーティングがある物に対して使用することは許されません。これはキイロビンも同様で、キイロビンもコーティングをはがしてしまうため、お風呂場とか洗面支所のコーティングをはがすのでコーティングがしてある物に対しては使用しない方向が望ましいです。
そして水垢やうろこは落とせないためこれらを落とすのであれば、クエン酸が配合されている家庭用の洗剤を用いたほうがいいです。
この商品は中性なのに油を分解できるという商品なので大抵の物に使用できますが、あくまで油を分解するだけで油を分解するとコーティングも剥がしてしまうので注意というわけですね。
まとめ
キイロビン、およびキイロビンゴールドは実は自動車用のクリーナーで液性が以外にも中性なんです。
中性なのに油を分解できることから物体を傷めずに脂取りができることで人気がある商品なんですね。
ですが、反面にこの商品、油しか取れないので、水垢とうろこについては別の方法を取ります。
定番なのが水垢の場合クエン酸を配合したクリーナーで分解するという方法があり、まず、油でコーティングされて水をはじく水垢の油をキイロビンで分解してから、クエン酸で水垢を分解するという流れがおすすめです。
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