ステンレスは、安価で錆びにくいという特徴があり、いろいろなモノに使われています。
その中でも代表的なものは、キッチンのシンク。
安価で錆びにくいとは言いますが、それでもやはり錆びることってありますよね。
特にシンクの錆は気になりますよね。
そもそも、どうして錆びるのか。
ステンレスの錆に何をもって対処すればよいか、使用用途と合わせていくつかの製品をご紹介します。
錆汚れに効果を発揮しそうなもの、いくつかありますよね。
この時期、大掃除などで活躍してくれる重曹。
職業柄、詳しい方は真っ先に「KURE 5-56」を思いうかべるかもしれません。
\\ステンレスの錆落としといえばこれ!//
そこで、ここでは、「KURE 5-56」や重曹、その他100円均一で簡単に入手できる製品を用いて、ステンレス製品の錆落としについて紹介していきたいと思います。
ステンレスの錆落としにおすすめ!クレ556で簡単にメンテナンス!
少し詳しい方なら、ご存じかと思います。
錆落としと言えば、「KURE 5-56」と言われるほど知名度は高いですよね。
これより「KURE 5-56」を省略して、「556」と書かせて頂きます。
こちらの錆落としは、主に自転車やオートバイなどの錆を落とし、他スムーズに動くように吹きかけて使うと効果的な製品です。
錆落としの効果もあれば、潤滑油としての働きも大いにあります。
オートバイのスタンドが錆びて動きが鈍くなってきたとき、スタンドの可動部に556を吹きかけて、奥まで浸透させます。
自転車の場合は、錆びてしまった箇所に吹きかけます。
少しブラシなどで擦って、錆に液を浸透させて錆を浮き上がらせることで効果があります。
チェーンやブレーキレバーの支点、鍵部分、ペダルの回転部分にも使えます。
ただし、ゴムやプラスチック部分には使えませんので、注意が必要です。
オートバイや自転車の使用後に噴射しておくことで、錆びるのを防止する効果もあるそうです。
オートバイや自転車のほかにも、自宅の門扉や屋外にある車止めのポール、DIY用の自家用工具などにも使えるようです。
これらにも同じく、防錆効果と潤滑効果があるとのことです。
このほか、雪道用チェーンの錆び予防にも使えます。
錆びてしまってからでも、たくさん吹きかければ、錆も落とせるようです。
ゴルフクラブの錆び防止にも使用できるとされており、用途はさまざまです。
556は、錆びてしまってからも錆落としとして使えますし、錆びる前に錆防止や日常的なメンテナンスとしても、一役買ってくれそうです。
どうして、この556がおすすめか?
ここまで読んでいただいてお分かり頂けるように、使い方がとっても簡単です。
ただ吹きかけるだけです。
「錆」と聞くと、いろいろな洗浄剤を使って、擦って、乾拭きして・・・と思われがちですが、この製品はただ「吹きかける」だけです。
時々、目的に応じて、ふき取るという作業もありますが、たいていのものには吹きかけるだけで、防錆、錆落としの役割を果たしてくれます。
また潤滑油としての役割も大きく、防錆の他にもその効果が期待できます。
日常的なメンテナンスにも十分効果を発揮します。
実際ご使用になる際は、説明書や呉株式会社さんのホームページで用途や効果などをよくご確認の上、ご使用ください。
使用用途も多岐にわたっていますので、一家に一台あると便利ですね。
一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
ステンレスの軽い錆には重曹がおすすめ!使用方法も紹介します!
さて、お次の、錆落としに効果を発揮してくれるのは、重曹です。
「あぁ、やっぱり。」と思われましたでしょうか。
重曹は、もはや大掃除や汚れ落としには欠かせない存在ですね。
最近では、重曹はクエン酸などと一緒で、100均で簡単に入手できますし、今ではご家庭で常備されている方も多いと思います。
そこで、ステンレスの軽い錆には重曹が効果的です。
使い方もとても簡単です。
キッチンに使いたい場合は、ステンレスの錆びた部分に、重曹を振りかけてスポンジで擦ります。
少し擦って、錆が落ちたら綺麗な布で乾拭きをして完了です。
もし錆が頑固そうな場合には、重曹を振りかけて、少し時間を置いてみると良いでしょう。
少し時間を置いて擦り、水で洗い流します。
それでも汚れがあまり落ちていない場合は、これを数回繰り返します。
ただ粉を振りかけて放置し、あとは擦るだけです。
とても簡単ですね。
次に、バイクや自転車などの軽い錆落としに使いたい場合は、重曹をペースト状にしたものを使うと効果的でしょう。
バイクや自転車などは、風雨にさらされることも多く、そのまま放置されることも多いため、チェーン部分やスタンド部分には錆が発生しやすいものです。
また条件がそろえば、塩害も受けやすくなります。
そこで、重曹に少量の水を混ぜてペースト状にしたものを塗りこんで擦れば、錆落としの効果を発揮します。
次に、キッチンのシンクのサビ取りにメラミンスポンジを使って落とす方法についてみていきましょう。
ステンレスシンクのサビ取りは100均のメラミンスポンジで落とす!
キッチンのステンレスシンクのサビ取りには、何がよいか。
やはりここでも、手軽に入手できて、簡単に落とせるモノがいいですよね。
そこで、100均でも入手できるメラミンスポンジです。
このメラミンスポンジの特徴は、洗剤を付けなくてもかなり洗浄力があるということです。
実際、私もキッチンで愛用していますが、この洗浄力には感動します。
そして何より、柔らかいスポンジですから、傷つける心配がないのも良いですよね。
消耗品であるゆえ、100均にこんなクオリティの高いモノが売られているのは、大変助かりますね。
そして何より、何もつけなくても水を少し含ませるだけで使え、かなりの洗浄効果があることが、このスポンジが優秀と言われる所以ですよね!
食器用洗剤ではなかなか落ちないマグカップなどに付着した色素や茶渋が、一瞬で綺麗になります。
素材が柔らかいですから、傷付ける恐れもなく安心していろいろなモノに使えます。
実際、ステンレスシンクのサビ取りにもかなり効果があるようです。
使い方は、ご想像通りと言わせていただきます。
シンクの錆びついている箇所を少量の水を付けて擦れば、その効果をいかんなく発揮してくれるでしょう。
もしそれでも、あまり効果が見られない場合には、そのスポンジに重曹の粉をかけて、試してみるのもよいでしょう。
先に、重曹を使うのも効果的とご紹介しましたが、メラミンスポンンジと重曹の「ダブル使い」です。
万が一、これでも取れない場合。
よく水垢取りにクエン酸を使いますが、クエン酸はサビ取りには代用できないか。
錆の種類によくある、赤茶色の錆であれば、クエン酸が効果を発揮するかもしれません。
簡単に、その方法もご紹介します。
クエン酸を水に溶かし、クエン酸水を作ります。
そのクエン酸水を、布に染み込ませます。
染み込ませた布を、錆部分に小一時間置きます。
効果はいかがでしょうか。
重曹やメラミンスポンジでも効果がなかった場合、試してみる価値ありです。
これだけ試しても落ちない場合は、あきらめて錆取り専門のクリーニングを業者にお願いしましょう。
もしかして、汚れ落としの名人「オキシクリーン」ではだめなのか?と思ったあなた。
間違いではありませんが、あまりお勧めはしません。
なぜなら、最初は綺麗に錆が落ちるかもしれませんが、このオキシクリーンは、粉末の「酸素系」漂白剤です。
酸素系ということは、ステンレスに使うと酸化して、また錆が発生する原因になるからです。
その瞬間は綺麗に落ちるかもしれませんが、後々のことを考えると、ステンレスの錆取りには、使用しない方がよいでしょう。
まとめ
ここまで、ステンレスの錆についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
「なるほど。」と思って、お試しいただければ幸いです。
何度も申しますが、ステンレスは「錆びにくい」素材です。
従って、ある程度、防錆と日々のメンテナンスを欠かさなければそう簡単に錆びることはないと思っています。
特に、キッチンのシンクなどは、屋内にあるものですから、少なくとも海風の塩害は避けられます。
シンクの場合は、もらい錆びなどに気を付けることで、錆の発生を大いに防ぐことができます。
それでも「錆」が発生してしまったら!
是非、これまでご紹介した、「KURE 5-56」や重曹、クエン酸水、100均のメラミンスポンジを駆使して、錆び取りに挑戦してみてください。
\\ステンレスの錆落としといえばこれ!//
よほど古く大きな錆でなければ、ある程度の効果が期待できるはずです。
これからの大掃除の季節に、是非お役立てください。
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