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固めるテンプルの成分や原理を解説!食べたり代用したりできる?

生活雑貨
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「固めるテンプル」と言えば、油処理剤(凝固剤)です。

使用後の油の処理に困っている方も多いと思いますが、不要になった油をそのままシンクに流してしまうわけにはいかないですから、この凝固剤があればとっても簡単です。

 

\\使用済みの油を手軽に処理!!// 

↑↑そのまま燃えるゴミで処理!固めるテンプルはこちら!!↑↑

 

しかし、頻繁に使わない人にとっては、油凝固剤を常備していない方も多いですよね。

今回、油凝固剤がなくても身近に代用できるものはないのでしょうか?

実は固めるテンプルがない場合でも、身近にあるもので代用できてしまうんです!

今回は油凝固剤の成分や固まる原理、万が一お子様が口に入れてしまった時の対処法や固めるテンプルがない場合でも身近にあるもので代用する方法なども併せて紹介していきます。

固めるテンプルの原理を解説!どうしたら油が固まる?


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不要になった油が熱い間に、この固めるテンプルを投入すると、熱が冷めるにつれて油が固まっていきます。

この粉を投入するだけで、あれほどにも簡単に固まって鍋からスルッと剥がれ落ちるものかと、感心しますよね。

ご存じのとおり、「固めるテンプル」の見た目はただの白い粉です。

どうして、いとも簡単に固まってしまうのか。

詳しい話を始めますと、非常に化学的な話になってしまいますので、簡単に説明したいと思います。

まず気になる成分ですが、成分表記には、「植物(唐ゴマ)抽出の天然油脂系脂肪酸100%」と書かれています。

これは、植物いわゆる唐ゴマ(ヒマ)から抽出したヒマシ油を原料とした「ヒドロキシステアリン酸」が主成分です。

ヒドロキシステアリン酸の分子は、中身が穴だらけで空間がかなりあります。

このヒドロキシステアリン酸を主成分とする固めるテンプルを高温の油に投入すると、冷めていく過程で油を閉じ込めていきます。

ジョンソンの説明では、この状態を「かご状の三次元構造」と表現しています。

「かご状」というのは、温度が下がっていく過程で、ヒドロキシステアリン酸の分子が結合し、「かご」のような空間を作ります。

そして、その「かご状の三次元(立体)構造」の中は、空間の多い状態で、液状の油を組織に抱き込んでいき、その空間が油でふさがれていき固まる、という原理です。

固めるテンプルの粉が少ないと、この空間が埋まらずに固まらない、という現象が起こります。

固まらない現象が起こった時、理由は主に3つです。

  1. 時間が十分に経過していない場合
  2. テンプルが十分に混ざっていない
  3. 油の量に対してテンプルの量が少ない

気を付けなければいけないのは、テンプルを投入するタイミングです。

高温時に投入して溶かさなければ、うまく固まりません。

説明書には、80℃以上の高温時に投入してください、と書かれています。

次に、テンプルを投入した油が固まるタイミングは、油の温度が40℃以下に下がった時です。

少し早いと完全に固まっていませんので、十分に温度が下がるまで時間を置いてください。

一番良くありがちなのが、固めたい油の量に対してテンプルの量が少ないことです。

一度に1包まるまる使う方もいれば、使う油が少量だからと、1包を何回かに分けて使う方もいらっしゃると思います。

その際は、固めたい油600mlに対してテンプル1包、としてお使いください。

テンプルが溶けきらずに油の固まりが悪い場合や、もう一度テンプルを投入したい場合は、再度油を熱してください。

熱した油は再びサラサラになります。

固めた後は、簡単です。

ポイッとそのまま燃えるごみとして捨てればOKです。

自治体によっては、資源ごみとしてリサイクルしているところもあるようですので、自治体のルールに従ってください。

固めるテンプルを食べたらどうなる?処置・症状など知りたい!


次に、万が一小さいお子様などが興味本位で固めた油を口にしてしまったら!

固めるテンプルの存在を知らない人であれば、お子様に限らず、口に入れてしまうかもしれません。

キッチンに置いてあるものですから、まさか食べられない物が鍋に入っている、ということもなかなか考えがたいです。

はたまた、テンプルを入れた油を再加熱してサラサラになったものを勘違いして、それで揚げ物をしてしまった。

など、テンプルで固めた油を実際口にしてしまう危険性が全くないとは言えません。

そんな時、あなたならどうしますか。

まずは、グーグルさんに聞きますか。

私なら、おそらく慌てふためいて、とりあえずオロオロすると思います。

その後に、グーグルさんに聞くような気がします。

万が一、このような状況になっても、あわてなくても良いようにここで予習しておきましょう。

結論から申し上げると、固めるテンプルを入れた油を食べたとしても、大きな問題はない、ということです。

順を追って、説明します。

先に、油が固まる原理について説明いたしましたが、その中で、固めるテンプルの場合は、唐ゴマから抽出した天然の脂肪酸を成分としていると申しました。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの唐ゴマには、「リシン」と呼ばれる非常に強い毒が含まれています。

どれくらい強いのかというと、一般的に良く聞く「サリン」と比較してもその数千倍と言われています。

植物性と言えども、そんな猛毒を持ったものから抽出した油を使っても良いのかと、ちょっと心配になりますよね。

しかし、ジョンソンのホームページでは、下記のように説明されています。

天然毒成分であるリシンは、唐ゴマの種の皮に付着しており、ヒマシ油を生成する過程でこの皮は除去され、「かす」として廃棄されるので、ヒマシ油にリシンが含まれることはありません。

また、万一、精製前のヒマシ油に少量のリシンが混ざることがあったとしても、熱に弱いリシンは、ヒマシ油を精製する際の熱処理の工程で、完全になくなってしまいます。

ヒマシ油は、「固めるテンプル」以外にも、化粧品や医薬品などに広く用いられており、猛毒のリシンが含まれることはありえません。

引用:ジョンソンのホームページ:よくあるご質問より

とのことです。

毒性の高い唐ゴマですが、熱に弱く生成する過程で除去されるということですので、この毒性については、あまり心配は要らないようです。

更に、これを食べてしまった時のことも、ジョンソンのホームページに案内されています。

そこには、唐ゴマの実から抽出された天然油脂を原料として製造された、化粧品や界面活性剤などに使われる脂肪酸であること、その他有害な物質は含まれていないことが書かれています。

そのため、食べてしまったものを無理やり吐かせるようなことも特別な応急処理もしなくてよい、とも書かれています。

色々調べてみると、食べてお腹の調子が悪くなったとか、吐き気をもよおしたとか、色々書かれている方がいます。

現実的に固まっていれば大量に食べることは難しいですし、揚げ油に間違って使ってしまったのであったとしても、吸う油は限られおり、そこまで大量でもないと思いますので、個人的には大きな心配は不要かと思います。

誤食してしまってすぐに、明らかな体調不良があれば、医師に相談すべきだと思いますが、それ以外であれば、胃腸の調子や排せつの状況を通常の状態と比べながら少し様子をみても良いのではないかと思います。

しかし、私も医療従事者ではありませんので、ご心配な方は必ずかかりつけ医にご相談ください。

固めるテンプルがない時の代用品は?


固めるテンプルが便利なのはわかっていますが、頻繁に揚げ物をしない家庭や一人暮らしの方だとなかなか固めるテンプルを常備していなかったりしますよね。

今のご時世、スーパーに行けばお惣菜もかなり充実していますし宅配サービスもたくさんありますので、特に自宅で油を使わなくても、全く不便のない時代になりました。

私は、固めるテンプルは常備しないタイプです。

なぜかというと、頻繁に自宅で揚げ物をしないからです。

揚げ物は大好きですが、使った油の処理やキッチン周りの汚れのことを考えると、なかなか自宅で揚げ物をする気にはなれません。

固めるテンプルがない場合、牛乳パックに入れて新聞紙などの古紙で油を吸わせて、と非常に面倒な作業になります。

更に、我が家では牛乳をほとんど飲まないので、牛乳パックもない、ということで、使用後の油の処理には非常に困るのです。

しかし、揚げ物や天ぷらって、もちろんデパ地下やスーパー、お惣菜店で購入することもできますが、自宅で揚げ物をするメリットは、やはり揚げたてが食べられることですよね。

揚げ物や天ぷらは、あの「サクッ」とした食感が最高です。

買ってきたものは、なかなか揚げたてには勝りません。

そこで、私もたまには、「揚げ物、しようかな。」「天ぷら、してみようかな。」と、思うことがあります。

そんな時、固めるテンプルがないと、油の処理どうしよう、となります。

固めるテンプルがない場合に身近で代用できるものはあるんです!

それは、「片栗粉」「小麦粉」です。

小麦粉は、調理の「つなぎ」として使うことも多いですし、片栗粉に関しても、「とろみ」を出すために使うことも多いので、なんとなくイメージできたかもしれません。

実際これらを代用することは可能です。

使い方も、固めてテンプルと同様、油が熱い間に投入します。

ただし、これらを使う時は、分量を間違えてはいけません。

油の量に対して、「同量」か「それ以上」の粉を使う必要があります。

そして、これらの粉はご存じのとおり、「ダマ」になりやすいです。

投入したら、良くかき混ぜます。

こちらも冷めていくにつれて固まっていくのですが、実際は、固めるテンプルのようにきれいに固まりません。

少しでも固形になってくれたら、燃えるごみとして出せますので、そういった意味では良いのかもしれませんが、固めるテンプルをイメージして、同じような状態になると思ったら間違いです。

使用後の油を、液体のままでシンクに流せないことから「苦肉の策」として利用するのは良いかもしれません。

先ほどお伝えしたように、少なくとも油と同じ分量の粉が必要です。

近年、小麦粉の値段も上昇していますし、ともすると固めるテンプルか他の油凝固剤を購入した方が経済的もしれません。

ジョンソンから販売されている「固めるテンプル」は、10包入り(1包あたり油600ml)が300円前後で売られています。

10包入りですから、600mlの使用済み油10回分に相当します。

10回分で約300円です。

それに比べて、小麦粉か片栗粉を使った場合は、油と同量の粉を使わなければならないわけですから、それを10回使うとなれば、明らかにこれは300円ではおさまりませんね。

最近、なんでも売っている100円均一ですが、DAISOさんに油の凝固剤がないか確認してみました。

ありました。

DAISOの油の凝固剤は、5包入り(1包あたり油650ml)が、110円での販売です。

固めるテンプルに比べると、量は半分ですが、110円であればお買い得ですね。

その反面、百均の凝固剤ってどうなの・・・と最初は半信半疑でした。

しかし、ちゃんと固まります!

小麦粉や片栗粉を使った時のように、一枚岩にならないんじゃないかと最初はかなり心配でした。

それが、その実力たるや上出来です。

百均で入手できるのであれば、私は間違いなく小麦粉や片栗粉は使わずにこちらを選びます。

「油を使ってしまったけど、身近に凝固剤がない・・・でも油を固めて処理したい。」という時には、小麦粉や片栗粉は重宝すると思います。

が、個人的な感想では、小麦粉や片栗粉は経済的ではない、ということ。

思ったようにうまく固まらない。

この2点がネックでした。

固めるテンプルは10包入りですが、そんなにたくさん要らない、という方や、滅多に揚げ物をしない、という方にとっては、やはり百均の凝固剤をお勧めします。

かなり経済的ですし、何と言っても安全でラクちんです。

まとめ

さて、今回は油の凝固剤の成分や、身近な代替品、間違って食べてしまった時の対応方法についてみてきました。

いかがでしたでしょうか。

誤飲・誤食した時の対応については、ご存じではなかった方も多いのではないでしょうか。

これであなたも、万が一の時に備えての準備はOKですね。

固めるテンプルやその他油の凝固剤ですが、個人的な感想としては、やはり安全で便利、の一言に尽きます。

この「安全」というのは、成分が安全という意味ではなく(もちろんジョンソンのホームページでは成分も安全と書かれています)、高温になった油に、そのまま投入して放置するだけで固まるため、処理方法がとても安全です。

 

\\使用済みの油を手軽に処理!!// 

↑↑そのまま燃えるゴミで処理!固めるテンプルはこちら!!↑↑

 

また、費用についてみても、さほど高いものでもなく、同じような油の凝固剤が百均でも販売されています。

実際、百均の凝固剤でも、なんら問題なく固まり、スルッとはがれてくれて簡単に処理できます。

頻繁に揚げ物をしないご家庭では、油の凝固剤は常備されていないケースが多いと思いますが、頻繁でなくとも揚げ物や天ぷらをされる機会があれば、油の凝固剤は常備しておくに越したことはないと思います。

片栗粉や小麦粉を代用する手段もありますが、油の量と同量かそれ以上の粉が必要ですから、経済的ではありません。

個人的には、凝固剤をお勧めします。

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