浴室カウンターとは、浴室の洗面台のことでシャンプーやボディーソープなどを置くことができたり、洗顔やボディケアをしたり髭をそるには便利な台といえます。
しかしカウンターがあると浴室が狭くなりますし、カビが増えたり掃除がしにくくなるというデメリットみあるのです。
特にカウンターの下は水垢や石鹸のカスなどが溜まりやすく、掃除するにも腰を屈めて行わなければならず、非常に負担になります。
しかしカウンターを外すことで、浴室の掃除がしやすくなったり広くなるのでストレスも軽減されます。
そこでどうやれば浴室カウンターを外すことができるのか日本を代表するユニットバスメーカーのTOTO、リクシル、パナソニックなどの商品のカウンターの外し方を調べてみました。
浴室のカウンターの外し方を紹介!TOTOの場合
サザナは戸建て用のユニットバスで、バリエーション豊かな壁パネルの色や床が柔らかく、足をついても痛くないように工夫されています。
またサザナはオプションでオーバーヘッドシャワーがつけられますし、除菌水で自動洗い場洗浄、浴槽洗浄もできます。
このように魅力的なTOTOのユニットバスのサザナですが、カウンターは意外と場所をとるのでお風呂場のスペースが狭くなりますし、そもそもほとんど使わない方も多いです。
「お風呂サザナ」のカウンターの取り外し方は以下の通りです。
まずカウンターの下にねじが4本あるので、そのねじをプラスドライバーで緩めるとアンダーカバーを外すことができます。
次にアンダーカバーが外れると、壁に固定しているねじが出てきますが、非常に深い場所にあるので普通のプラスドライバーでは届きません。
そこで必要になるのが深い穴に届くことができる電動ドライバーでねじを外すと、壁にボルトが出ているのが見えます。
この段階ですでにカウンターは外れているのですが、安全のためにボルトも外しておいたほうがよく、ボルトカッターなどを使って切断します。
浴室カウンターはシャンプーなどの物を置くのに便利ですが、カウンターがあると掃除が非常に面倒に感じますし、場所をとるのでそのことがストレスに感じる方もいます。
そのためスッキリしたい方は、浴室カウンターを取り外すことで悩みが解決します。
リクシルの浴室カウンターの外し方を紹介
リクシルは建築材料や住宅設備機器の業界では最大手で、ユニットバスも作っており、「アライズ」というユニットバスは非常に人気があります。
アライズのカウンターは丸洗い、取り外しが可能なモデルとなっています。
リクシルアライズのカウンターの外し方は以下の通りです。
まずカウンターを少し横へずらします。
それからカウンターの端にあるストッパーを上下に動かしながら外します。
そしてストッパーが外れたらカウンターを持ち上げて、ストッパーがあった方向に横へずらし、両手でカウンターをもって上へ持ち上げると外れます。
このようにカウンターを外すことで、カウンターの裏や手が届かない箇所までしっかり丸洗いをする事が可能になります。
リクシルのアライズのカウンターは意外と簡単に取り外すことができますし、どなたでも行うことができます。
カウンターはバスチェアに座ったまま、洗顔や風呂桶を使うときの高さがちょうどよく、介護が必要な方が家族にいる場合はカウンターがあったほうが便利です。
またシャンプーや石鹸が置いておけますしメリットも多いことも確かですが、わかりにくい裏側や壁と接している場所に髪の毛やぬめりがたまりやすいという特徴を持っていて見えにくい部分なので汚れを見逃し、掃除を忘れてしまうことが多いのです。
しかも掃除するには、膝を折って上体を曲げて行わなければならないので、腰に疾患を抱えている方などには大変に負担がかかってしまうのです。
そのためカウンターをつけたままにするか、取り外すかはメリットとデメリットを考慮した上で行うべきです。
パナソニックの浴室カウンターの外し方を紹介
パナソニックの「オフローラのスゴピカカウンター」は、有機ガラス系の素材を使っているので水をはじきやすく、汚れが付きにくいのです。
またフラットデザインでふき掃除もしやすくなっています。
スゴピカカウンターのお掃除の仕方は、まず台所用中性洗剤や浴室用洗剤、スポンジや布や柔らかい毛の歯ブラシを用意します。
さらに磨き粉研磨剤入り洗剤、シンナー、ベンジン、酸性洗剤、アルカリ性洗剤、ナイロンたわしなども準備します。
軽い汚れは水で洗い柔らかい布でふき、落ちにくい汚れは浴室用中性洗剤やハンドソープを使って落とし、後は洗剤が残らないように洗い流します。
そのとき大量に泡をながすとオーバーフロー穴から、泡が出ることがあります。
パナソニックオフローラのスゴピカカウンターの取り外しができるのか、説明書を見てみましたが、取り外し不可となっていました。
そこでオフローラのユーザーの方のカウンターの取り外し方が記載されたブログなども探してみましたが、見当たりません。
もしかしたらカウンターを取り外す方法はあるのかも知れませんが、メーカーが推奨していないので、間違って壊してしまう可能性があるのでおすすめできません。
またパナソニックは2010年ごろにココチーノというユニットバスを出していて、ココチーノのカウンター下のカバーは、8か所のねじを外すととり外すことができます。
しかし現在のオフローラは掃除がしやすく汚れも落としやすいので、カウンターを取り外すのはやめておいたほうがいいと思います。
まとめ
浴室のカウンターは、シャンプーや石鹸や小物などを置いたり、腰掛として使うことができるので非常に便利です。
しかしデメリットとして浴室カウンターはかさばるので浴室のスペースが狭くなってしまったり、カビや水垢がたまりやすく掃除がしにくいことなどがあります。
そのため浴室カウンターは不要と考える方も多く、TOTOやリクシルのユニットバスメーカーのカウンターは取り外しが可能ですが、パナソニックのカウンターは取り外しが難しいようです。
しかし浴室カウンターは、ほとんどの場合オプションとなるので、つけるかつけないか十分に検討をするといいです。
コメント