ジップロックを熱湯に入れるのはNG!?注意点など徹底解説!

生活雑貨

今では、日常生活に欠かせないジップロック

食品の保存に使うのが主流かと思いますが、それだけに限らず日用品の収納や持ち運び用に小分けしたり、と使い方はさまざまだと思います。

この「ジップロック」は、旭化成プロダクツが販売する各種プラスチックバッグの商品名です。

 

ただ、最近ではあまりにも流通し身近になり、他社からよく似た商品が販売されていることもあり、他社製品でもジップ付きの保存用の透明のバッグのことを総称して「ジップロック」と呼ぶこともあります。

ジップロックは、熱湯や調理などで溶けたりするのか。

調理に使う時の注意点や、再利用しがちなジップロックの寿命などを詳しくお伝えしていきます。

ジップロックを熱湯に入れても大丈夫?


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早速ですが「ジップロックは熱湯に入れても大丈夫か」という疑問に対して、答えは「YES」OR「NO」です。

まず、ジップロックのバッグシリーズですが、「フリーザーバッグ」から「ストックバッグ」「スタンディングバッグ」「イージーバッグ」と主に4種類あります。

「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」の耐熱温度は約100度です。

「イージーバッグ」の耐熱温度は、約80度です。

熱湯の温度を、だいたい100度とすると、「イージーバッグ」に関しては、熱湯に使用するのはNGとなります。

どうして2種類の耐熱温度の差があるかと言いますと、前述の3種類のバッグは、冷凍保存用として作られており、乾燥や酸化による冷凍焼けをより防ぐ為、その厚さが、0.06mm~0.07mmとなっています。

そのため、耐熱温度も約100度と「イージーバッグ」に比べて高めとなっているのです。

「イージーバッグ」は、冷凍保存用として作られておらず、バッグの厚さが、0.04mmと比較的薄めの作りになっています。

耐熱温度も、「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」の3種類と比べて約80度と低めの設定になっています。

以上より、「熱湯」を約100度とすると、前述の3種類のバッグはかろうじて熱湯もOKということになります。

ただし、そもそも加熱を想定した商品ではないため、加熱調理には使用できません。

「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」は、解凍するために電子レンジを使用することはできますが、油分の多い食品は、耐熱温度を超えることがある為、レンジでの解凍はしないでください、と書かれています。

また、「湯煎」については、鍋に火をかけた状態での湯煎は、鍋肌に触れた際、耐熱温度を超える可能性がある為、使用しないでくださいと書かれています。

まとめると、熱湯が約100度もしくは約80度以下のお湯で、火にかけた状態のお湯でなければ、熱湯に入れたり湯煎をすることは可能。

バッグシリーズで加熱調理を目的としたのであれば、原則不可。

「イージーバッグ」以外のバッグ(冷凍保存用に作られた「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」の3種類)を利用し、油分の多い食品ではなく、電子レンジで解凍を目的とした加熱であれば使用可能ということです。

さて、次にジップロックのコンテナーについてです。

コンテナーは、バッグシリーズとは異なり、レンジでの解凍とレンジ加熱を想定して作られた商品です。

耐熱温度は、約140度からマイナス20度となっています。

個人的な考えですが、コンテナーはお弁当や出来上がったお惣菜の保存を目的としており、冷凍保存したものや常温で冷めてしまったお弁当などをレンジで加熱することを想定して作られたのでしょう。

そのため、耐熱温度は140度となっており、約100度の熱湯での使用であれば、物理的に可能です。

しかし、バッグシリーズと同様、火にかけた状態での使用は、鍋肌に触れた際、耐熱温度を超えている可能性がある為原則電子レンジでの利用のみです。

アメリカのプチ生活情報ですが、アメリカには、日本のような給食の制度が原則ありません。

このジップロックシリーズは、もともとアメリカから使用開始された商品ですが、アメリカでは、小さいころからランチボックス(日本で言ういわゆるお弁当)を持参する文化があります。

持参したお弁当を冷たいまま食べないといけない。

ということから、冷めたお弁当も、容器ごと温められるという電子レンジでの耐熱容器ジップロックコンテナーが大流行したのだと思います。

日本では小学校は基本的に給食があります。

給食はできたての、温かい状態で、食べることができます。

したがって、電子レンジで加熱できるお弁当容器の需要は、アメリカにおいてほど高くなかったのではないかと思います。

サラダチキンをジップロックで作りたいけど、溶けるって本当?


最近、ジップロックを使った低温調理も良く耳にしますね。

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その代表がローストビーフやサラダチキンかと思います。

ジップロックで液体漏れも防げるし、ある程度の耐熱効果もあるし、ということで、ジップロックを使って調理をされる方も多いはずです。

私は、というと。

個人的には、ビニール製品を一緒に加熱するのには、抵抗があるのであまりしません。

そこで、サラダチキンをジップロックで作ったら、溶ける?という疑問です。

サラダチキンの低温熟成をどのような方法でするかが大きなポイントになるかと思います。

もし、蒸器のような火にかけて調理をするのであればそれはNGです。

鍋でお水を沸騰させて、火にかけた状態で湯煎するという方法もNGです。

なぜなら、これまでの説明でお分かり頂けるように、火にかけた状態で加熱調理はしてはいけないからです。

その理由は、鍋の側面は、必ず沸騰したお水の温度より高温となっており、明らかにジップロックの耐熱温度を超えてしまうからです。

そうなると、バッグに穴があいたり、溶けてしまったりします。

湯煎で低温熟成したい場合には、必ずお湯を火からおろした状態で、100度以下に保って利用することをお勧めします。

最近の調理方法の中には、炊飯器の保温機能を利用して低温熟成させるという方法も良く聞きます。

最近の炊飯器は、かなり高性能なものが出ていますので、ものによっては、温度ムラなく低温熟成させられるのかもしれません。

ただ、炊飯器を利用した調理も、直火ではないにしても、電子レンジのように「加熱調理」することには変わりありません。

また、サラダチキンやローストビーフのように、他の食品に比べて油分が多い食品ですから、電子レンジでの加熱調理には注意が必要です。

炊飯器の保温機能での加熱調理についても、それと同様のことが考えられます。

油分は他より温度を吸収しやすく、温度が上昇しやすい為、一定温度で保温していたとしても、油分の部分については設定温度以上に、高温になることがあり注意が必要です。

一般的に、炊飯器の保温機能は、温度が72度~74度に設定されていますが、油分が多い食品はその部分だけが、設定温度以上に高温になる可能性もあります。

そうなると、その部分だけ溶けたり穴が開いたりする恐れがあります。

したがって、注意すべき点は、電子レンジ使用時と同じです。

油分は、想定外に高温になりすぎる危険性がある為、要注意です。

サラダチキンなど、基本的には肉の中でも脂身の少ない部位を使いますが、魚や野菜に比べると、加熱することにより出てくる油分もある為、注意が必要です。

料理をする人にしてみると、ジップロックはとても便利ですよね。

サラダチキンやローストビーフの低温熟成に利用するのは、ジップロックに入れることで、素材の乾燥を防げます。

さらに、お肉から出てくるうま味も、そのまま流れ出ずに、ジップロック内で一緒に熟成させることができます。

ローストビーフであれば、フライパンで焼いて、その後オーブンで焼いて、とするより手間が省けます。

オーブンで長時間かけて調理する部分を、炊飯器の保温機能で、放置しながら調理できれば、一石二鳥です。

特に炊飯器は、直火ではありませんので、うまく伝わる温度の調整ができれば、安定した温度で低温熟成できるうえ、ジップロックが溶けだすことも防げます。

炊飯窯に直接触れて高温になりすぎるのが心配な場合は、耐熱のお皿などを置き、その上に調理したいジップロックを置いて保温調理するというのも一つの手段ですね。

サラダチキンの調理には、湯煎や炊飯器の利用方法の中でも「温度管理」に対してしっかり対策を行えば溶けだすことを防げます。

ジップロックには寿命がある!?


ジップロックの寿命ですが、あなたはどのくらい使い続けていますか。

例えば、ジップロックのバッグシリーズに関しては、収納するものが食品ではなく、汚れたりするものでなければ、物理的には、半永久的に使えるかと思います。

キャンディーなど包装されたものを小分けにして持ち歩く分には、外からの衝撃で傷や穴などができないかぎり、ずっと使えます。

しかし、食品に使う場合は、衛生上どこまで再利用できるのか気になるところですよね。

ジップロックの販売元、旭化成ホームプロダクツのホームページには、これらのバッグシリーズに関して、「食品を入れる場合は、衛生上使い捨てをお勧めしています。」と書かれています。

やはり、「繰り返し使う」ことを前提に作られていないため、食品の保存などに使う場合は、使い捨てが望ましいのだと思います。

何か問題があってからでは遅いので、そのように販売元も注意喚起しているのだとは思いますが、個人的には、冷蔵保存する野菜などが、特に汚れたり傷んだりしていなければ、軽くすすいで再利用する場合も多々あります。

ただし、調理に使った場合などは、汚れをきれいに落とせない可能性もある為、やはり再利用は危険です。

次に、ジップロックのコンテナーの商品についてですが、こちらは旭化成ホームプロダクツのホームページに具体的な使用回数の制限などは記載されていません。

ただし、消耗品であることには間違いないわけです。

保存容器としてかなりべんりなジップロックコンテナーですが、意外とすぐに割れてしまうことがあります。

また、少し油分の多いお惣菜などを入れたりすると、油のぬめりが落ちにくかったりします。

その他、色移りも気になりますね。

注意書きにもありますが、カレーやミートソースなどを保存した場合には、必ず色移りします。

最近では、漂白剤を使って色移りを除去する方法などありますが、やはり、ある程度の時期がきたら、買い替えをした方が良いということですね。

これを衣類にたとえてみます。

ヒートテックなども、洗濯すればするほど、ヒートテックの効果が薄れていくと言われていますよね。

服の寿命はいつか、というのはその人によって異なると思います。

穴があくまで着続ける人、機能性インナーであれば、その機能が失われてきたら買い替える人。

それと同じで、ジップロックコンテナーも、物理的にコンテナーが割れるまで使い続ける人もいれば、色移りや油などのぬめりなどが気になり、その時点で買い替える人、さまざまかと思います。

前述の通り、この商品自体に明確な「寿命」があるわけではありませんので、使う人が、「今が買い替え時」と思ったら、その時が寿命なのだと思います。

まとめ

結論としては、熱湯が100度のお湯という定義だとすれば、「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」の3種類は耐熱温度が100度となっており、その温度以下であれば使用可能です。

ジップロックコンテナーについても、同じく耐熱温度は140度となっている為、大丈夫ということになります。

ただし、電子レンジやその他キッチン家電を利用しての加熱調理は、ジップロックコンテナー以外は、原則できません。

「フリーザーバッグ」、「ストックバッグ」、「スタンディングバッグ」の3種類のみ
冷蔵保存向け仕様となっており、電子レンジを使っての解凍のみ可能ということになります。

バッグシリーズ全般に言えることは、商品によって耐熱温度が異なるので、それぞれの耐熱温度まで使用が可能です。

ただし、直火にかけての湯煎などは、お鍋の側面が触れ耐熱温度を超える可能性がある為、使用は不可です。

以上を注意しながら、サラダチキンやその他調理などにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

保存としての機能はもちろん、調理としての幅も大いに広がります。

 

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