クッションフロアと言えば、貼り換えが簡単で、デザインも豊富なので、賃貸住宅にはよく使われているものです。
とても親しまれているクッションフロアですが、大きな家具や家電、椅子などを置いた時にくぼみができてしまうというデメリットがあります。
クッションフロアにへこみができてしまうと、やはり見た目もよくありませんよね。
なにより、賃貸住宅を退去するときに修繕費を払わないといけなくなるかもと心配になってしまいますよね(^^;
そんな心配もしなくてもいいように、しっかりとへこみ防止策をとっておきましょう。
今回は、クッションフロアのへこみ対策を冷蔵庫、洗濯機、椅子にわけてご紹介します。
クッションフロアのへこみ防止対策!【冷蔵庫】
冷蔵庫といえば、家電の中でも重いものですし、頻繁に買い替えることもなければ、何年も同じ場所に置いておくことが多いですよね。
何年も同じ場所で使う冷蔵庫には、マットを下敷きに敷くことをおススメします。
一言でマットと言っても、種類は様々なので、マットの種類と効果をご紹介します。
耐震マット
耐震マットは、冷蔵庫の転倒を防止するためのマットです。
冷蔵庫の転倒を防止対策といえば、冷蔵庫には、転倒を防止するためのバンドを取り付けるためのハンドルが、ついているものもあります。
また、壁に直接固定する器具もついているものもあります。
しかし実際は、壁に穴を空ける必要がある事や、設置の手間が面倒に感じてしまうという理由で、転倒防止対策をしていない、という人が多いです。
それに比べ、耐震マットだと冷蔵庫の下に敷くだけで完了なので、とても簡単に、冷蔵庫の転倒防止対策ができます。
もちろん、耐震マットの目的は転倒防止ですが、同時に、へこみ防止もできる耐震マットが多いです。
耐震といえば、地震大国の日本にはかかせない事ですし、転倒防止とへこみ防止の2つの効果が期待できます。
耐震マットは、一石二鳥のマットですね。
防音マット
冷蔵庫などの家電だと、騒音や振動音は気になりがちですよね。
アパートや集合住宅だと、お隣さんの家電の音が気になるというのはよくある話。
そのお隣さんにも、迷惑をかけてしまうかもしれません。
振動、騒音が気になる方は、防音タイプのゴム素材のマットを敷くことをおススメします。
へこみ防止と同時に、ご近所トラブルも防止することができますね。
ジョイントマット
ジョイントマットは、汚れた部分のみ取り換えられるマットです。
ジョイントマットの種類も多く、掃除もしやすくなります。
ただ、ジョイントマットは耐震マットや防音マットのように、第二の効果は期待できません。
ジョイントマットは種類が豊富のため、インテリアに合わせて選ぶことができます。
見た目重視の方には、おススメのマットです。
床の保護シート
マットではありませんが、床保護シートもおススメです。
シリコン製の床保護シートは、滑り止め効果もあります。
床につく傷も防ぐことができるので、とてもお得です。
マットよりも劣化しにくいので、長年使うことができるアイテムです。
透明なものが大半なので、インテリアに影響することもありません。
シンプルなものを選びたい方は、床保護シートがおススメです。
以上、マットの種類をご紹介しました。
どれも違ってどれもおススメできるものなので、あなたの環境、好みに合わせて
冷蔵庫のへこみ防止対策をしてみましょう(^^♪
クッションフロアのへこみ防止対策!【洗濯機】
続いては、洗濯機のへこみ対策です。
洗濯機は冷蔵庫と同じように、家電の中でも特に重いものです。
結論からいうと、洗濯機のへこみ防止をするには洗濯パン(防水パン)が必要です。
初めからついている集合住宅なら問題ないですが、洗濯パンがないところだと、直置きしてしまいますよね。
そこで、直置きと洗濯パンの違いをご紹介します。
洗濯パンのメリット「水漏れで床が濡れない」
へこみ防止の他にも、洗濯パンにはメリットがあります。
洗濯機は水を使う家電なので、水漏れのリスクがつきものです。
仮に水漏れが起こってしまっても洗濯パンに水が溜まるため、床が濡れる心配はありません。
洗濯パンのメリット「騒音を緩和」
洗濯機は、振動が大きい家電です。
洗濯機を直に置いていると、振動が激しい分だけ騒音が気になります。
洗濯パンを敷くことによって、洗濯パンが衝撃を吸収し、洗濯機の騒音を和らげる効果があります。
以上が、洗濯パンのメリットです。
メリットだけではなく、デメリットもあるので洗濯パンのデメリットもご紹介します。
洗濯パンのデメリット「サイズが合わない洗濯機がある」
洗濯機もジョジョに進化していき、最近では、ドラム式の洗濯機が多くなっています。
ドラム式の洗濯機は、従来の洗濯機とはサイズが違います。
そのため、集合住宅のように洗濯パンがある場合はドラム式の洗濯機は選べず、洗濯パンにあった洗濯機を選ばないといけません。
洗濯パンのデメリット「掃除がしにくい」
洗濯パンを敷いていると、直置きと比べ、洗濯機の下のほうが掃除がしにくいです。
洗濯機の掃除を放置してしまうと、排水を詰まらせる原因にもなる可能性があります。
以上が、洗濯パンのデメリットです。
洗濯パンにもデメリットはありますが、基本的には、洗濯パンを使用することをおススメします。
新築で洗濯パンがない方は、洗濯機と洗濯パンのサイズが合っているか注意して洗濯パンを購入しましょう。
クッションフロアのへこみ防止対策!【椅子】
最後に、椅子からできるクッションフロアのへこみ対策をご紹介します。
冷蔵庫や洗濯機とは違い、椅子は頻繁に動かすものです。
それだけ、椅子からできるへこみはとても気になるへこみになってしまいます。
へこみ対策はいくつかありますので、順番にご紹介いたします。
床にマットや保護シートを敷く
一番オーソドックスな対策は、マットやシートを敷く方法です。
椅子の移動範囲以上に敷きましょう。
大きいマットが必要になるので、費用はかかりますが机なども同時にへこみ対策ができるので、一番楽な方法です。
脚カバーをつける
脚カバーとは、椅子の靴下のようなものです。
脚カバーが衝撃を吸収して、クッションフロアのへこみを和らぎます。
脚カバーは、シンプルなものからキャラクターものまであるので、インテリアのひとつとして、楽しむ事ができます。
フェルトやスポンジをつける
フェルトやスポンジなどの緩衝材を椅子の足につける方法です。
椅子の足のサイズに合わせてカットをし、ボンドで固定します。
そうすると、緩衝材が衝撃を吸収してくれて、へこみの防止になります。
インテリアには不向きな方法ですが、最低限の費用で抑えられる方法なので、費用重視の方はおススメです。
以上が、椅子によるクッションフロアのへこみ防止策でした。
椅子のへこみ防止策は、机にも代用ができます。
床がボコボコになる前に、是非、試してみてください(^^♪
まとめ
へこみ防止対策は、騒音を緩和したり、インテリアとして使えたりへこみ防止以外の効果も期待できます。
大きい家具家電は、動かさないからへこみ対策はいらない、なんてことはありません。
あなたの家庭にピッタリのへこみ防止対策を、取り入れてみてください。
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