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買ったばかりの羽毛布団から羽根が出る!原因と対策方法

生活
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寒くなるにつれて、寝具も変えていかなければならないのですが、真冬の寒い時にも温かくて軽く、ぐっすり眠ることができるのが、羽毛布団

羽毛布団は比較的安価なものから、何百万もするような、高価なものまで種類は豊富にあります。

ですが、どの値段のものを買っても出てくる問題があります。

それが、羽毛布団から羽が出るということです。

やはり高価なものだと、羽毛布団に使われている布団皮もキッチリと作られているため、かなり長年使って少し羽が出るかな?くらいなのですが、かなりの高額なものでなければそうはいきません。

高価な羽毛布団から羽が出てると、なんとかしたいと思いますよね?

自分でどうにもならない場合は、リフォーム出すのが一番です。

布団リフォームはちょっと値段が張りますが、バッチリ直してくれるのでおすすめです!

 

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気づいたら布団カバーの中に羽がたまっていたり、眠っているときにチクチクと羽が当たったりすることありませんか?

そこで今回は、羽毛布団から羽が出ることでお困りの方のために、その原因や対策などを徹底解剖していきたいと思います。

羽毛布団のシーズン前に対策ができるよう是非参考にしてみて下さいね。

羽毛布団から細かい羽が出る原因


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そもそもどんな値段の羽毛布団でも、買ってすぐの状態では羽毛が出てくることはまずありえません。

なぜなら、羽毛布団の布団皮の生地には、羽毛や羽が飛び出すのを防止するための加工が施されているからなんです。

じゃあ新しいのになぜ羽が出るのかというと、たとえば、布団皮の縫い目の一部がほつれてしまっていたり、気づかぬうちに小さな穴が開いてしまった場合にそこから羽が出てきてしまうということなんです。

ほかにも、羽毛が出てくる原因として挙げられることがあります。

布団カバーをかけずに使っている

羽毛布団に限らず、布団には布団皮という綿や羽・羽毛をくるんでいる布生地があります。

それだけで羽毛布団を使うのは、寝ている間や、しまう時にどこかに引っ掛けてしまったり、衛生面から見てもよくありません。

ちなみに羽毛布団の布団皮は、羽が出るのを防ぐ加工がされているので、そのまま寝るとあまり気持ちいいものではありません。

布団カバーをかけずに羽毛布団を天日干ししている

布団カバーを掛けずに布団皮を直接日光に当ててしまうと、布団皮が傷んでしまうため、摩耗が早くなったり、傷が出来やすくなり、羽が出る原因になってしまいます。

羽毛布団に襟カバーを縫い付けて使用している

眠るときに直接肌に触れる部分が汚れるのを避けるため、襟カバーを使っている方も居ると思います。

縫い付けるものでなければ問題ありませんが、やはり針を使って布団皮に直接穴を空けてしまってそこから羽が出る原因となります。

布団カバーを使い、カバーに縫い付けるなど、対策をした方が良いでしょう。

羽毛布団のほつれを自分で補修・修繕している

買ってから期間が経ち、布団皮がすれて薄くなったり、ほつれてしまうのは当たり前のことです。

ですが、なんの知識もないままに自己流の裁縫で直してしまうと、せっかく羽が出ないように加工がしてあるものが台無しになってします。

布の補強のためにしたことでも、チクチクと針で穴を空けてしまっては、その穴から羽が出ることになってしまいますよ。

保管のための袋などのファスナーに引っかけてしまう

これは注意していれば防げるのですが、タイミングが悪いと起こってしまう事です。

ファスナーやとがっているものなどに引っ掛けてしまうとそこから布団皮が破れたり小さな穴が開いたりして、結果羽が出る原因となります。

季節が終わると保管袋などに入れてしまう形になりますが、その際は十分に気を付けて行うようにして下さい。

ダウン(羽毛)率がそもそも低い製品である

ダウン率は90%が良いとされています。

羽毛(ダウン)よりも羽根(フェザー)が多いものだと、そもそも羽毛布団ではなく羽根布団なのですが、安価なものだと割合は曖昧なものが多いです。

羽毛ではなく羽根が多い場合だと、羽根には羽軸という骨のような芯があるため、布団皮を突き破って外に出やすいのです。

羽が出るときはいつも羽毛ではなく羽根が多いと感じる方は、ダウン率を見てみてください。

ちなみに羽毛(ダウン)の比率が51%以上だと羽毛布団羽根(フェザー)の比率が50%以上だと羽根布団と言われています。

ダウン率を5%上げるだけでも価格が数千円から数万円変わってしまいます。

それほど羽毛原料の価格は高いのです。

しかも高騰が続いているので、ダウン率が高いのにかなり安価なものの場合は疑った方が良いかもしれません。

念のため。

価格が安い羽毛布団を購入した

上項の理由と似通っていますが、やはり価格が安いものだと羽毛ではなく羽根の方が多かったり、布団皮の加工も甘かったりします。

長く使うことを見据えているなら、予算は少し高めに設定した方が良いと思います。

数値に偽りのない信頼できるメーカーやブランドのものを選ぶようにしましょう。

以上が羽毛布団から羽が出る原因として考えられることなのですが、このような状況を事前に防ぐために、できることは以下のような点が挙げられます。

  • 羽毛布団には、必ず布団カバーを使いましょう。
  • 羽毛布団に、布団たたきを使うのはやめましょう。
  • 羽毛布団は負荷を与えず、丁寧に、やさしく扱いましょう。
  • 外の直射日光の下で干すのはやめましょう。
  • 縫い針を使わないようにしましょう。
  • 布団皮に傷つかないように大切に扱いましょう。

などなど。

以上のことを気を付けながら使ってみてください。

元々普通の綿の布団よりも価格が高いので大切扱うと思いますが、新生児の赤ちゃんを扱うくらいの気持ちで大事に大事に扱うことを心がけましょう。

ですがいくら大切に扱っていても、時が経てば経年劣化もあるので、布団皮が弱くなり羽が出ることもあります。

そんな時の対策をこれから3つ紹介していきます。

羽毛布団の経年劣化対策

羽毛布団を補修シートで穴をふさぐ

布団皮の生地の傷だったり、羽が出る箇所の穴の場所を特定できる場合には、補修シートを使って穴をふさぐことができます。

羽毛の羽が出る場所を特定できる場合は、羽毛布団用補修シートを使って穴をふさぎます。

羽毛布団のための補修シートは、アイロンを使い、補修シートを羽毛布団の側生地に圧着させることで、穴をうさいでくれるものです。

補修の際は、絶対に、針はつかいません。

針を使うと、そこから羽がさらに吹き出してしまいます。

自分で修復するのはとても難しいことなので、針と糸を使った補修は基本NGだと考えてください。

羽毛布団用の補修シートは、手芸店や通販で手に入れることが可能です。

Amazonでもだいたい300円から400円ほどで販売されているので購入しやすいと思います。

繰り返しますが、絶対に、針と糸を使っての修復はしないようにしましょう。

補修シートの使い方

  1. 補修シートの説明書の通り、穴の個所に補修シートをのせます。
  2. 当て布をして、慎重にアイロンを当てながら接着していきます。
  3. アイロンの温度や、詳細は、説明書を必ず見て確認してください。
    説明書通りに行います。
  4. 補修の際、アイロンで、側生地を傷つけないように、慎重に作業をしましょう。

作業的には難しいことはありませんが、補修シートの種類によってアイロンの設定温度などが変わってくると思います。

羽毛布団の布団皮を焦がしてしまったりすると、本末転倒なので十分に注意しながら行ってくださいね。

補修シートさえ購入すれば、アイロンを使って自分で簡単に補修することが出来るのですが、これは穴の場所は目に見えてる場合のみ修復可能です。

穴の場所が分からなかったり、複数箇所あって自分では直しきれない場合は、別の方法を考えましょう。

羽毛布団の打ち直しをする

自分で修復が出来ないような穴や複数個所、または傷みがある場合にはプロフェッショナルの力を借りましょう。

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)で作り直しをすることができますよ。

穴の個所が特定できない場合や、自分では直すことができないと思った時は、羽毛布団のリフォームを検討しましょう。

羽毛布団のリフォームは必ず、信用のおける羽毛布団を取り扱っている寝具専門店、または、寝具メーカーに相談した方が良いです。

一番早いのは、持っている羽毛布団を買ったお店に問い合わせるのことです。

販売のみで打ち直しはしていない場合でも、専属の職人さんが居たりします。

迷ったらまず購入店舗に聞いてみましょう。

羽毛布団のリフォームとは、羽毛布団の中の羽毛を洗浄、時間が経ち縮んでしまったり、減ってしまった羽毛を増し羽毛をし、新しい側生地で作り直しをすることです。

布団皮が新しくなることで、また羽が出るのを防ぐ加工があるので、また何年も安心して使うことが出来ます。

羽が出ることに困っている場合だけでなく、羽毛布団が古くなっていると感じた場合にも打ち直しをオススメすることができます。

羽毛布団のリフォームの流れは、事前に寝具店やメーカーに電話で相談して、その後、実際に使っている羽毛布団を寝具店の専門家や職人さんに見てもらい、羽毛布団のリフォームが可能なのかを判断してもらいます。

可能ならば、リフォームを依頼するという流れです。

羽毛布団のグレードや品質、また、羽毛の吹き出してしまった量により、羽毛布団のリフォームができない場合もあります。

また、費用も異なります。

リフォームにかかる費用の見積もり次第によっては、新たに羽毛布団をご購入されたほうが良いと判断することもあります。

専門店で、相談しながらじっくりと検討した方が良いそうですよ。

羽毛布団に羽が出ないカバーをつける

先述しましたが、羽毛布団にはカバーが必需品です。

カバーを掛けて使用することで布団の汚れは少なくなります。

化学繊維のワタと違い羽毛布団は洗う回数を少なくした方がダウンのためには良く、カバーを掛けて使うことが大前提です。

そして出来ればカバーの交換をまめにしていった方が羽毛布団には良いのです。

羽毛布団のカバーを選ぶ際に、色々な視点から見ると、その種類も様々あります。

羽毛布団カバーとしてのオススメは、

  • 保温力
  • 寝心地感
  • 重さ
  • 耐久性
  • 機能性
  • 縫製
  • 生地密度
  • 織り<

などの視点から見て絶対に日本製が良いです。

羽毛布団本来の良さを活かすものを選んで下さい。

羽毛布団のカバーを選ぶ時に抑えておいた方が良いポイントをいくつかご紹介していきます。

羽毛布団カバーと静電気

羽毛布団用のカバーだけでなく、寝具全般に考えるべき課題のひとつに静電気がありますよね。

静電気は冬季の低湿度の時におこりやすく、この時期は寒さ対策のため毛布等を重ねて寝る時期でもあります。

素材の異なる寝具を組み合わせによって静電気が発生しやすくなるもなので、静電気が気になる方は、羽毛布団のカバーはポリエステルなどの化学繊維の素材ではなく綿素材をお勧めします。

天然素材のものと化学繊維の組み合わせが一番静電気が起こりやすいです。

羽毛布団の布団皮はほぼ天然繊維で作られているはずですが、気になる方はタグや販売店に確認をしてみてくださいね。

糸番手と密度で重さが異なる羽毛布団カバー

羽毛布団の特徴の一つは軽さにあります。

通常はカバーを掛けて使うため、この特徴を生かすも殺すもカバーの重さしだいとも言えます。

羽毛布団には2kg以下のものもあります。

このように軽いタイプの羽毛布団に重たい生地のカバーを掛けるとせっかくの軽さが活かされなくなります。

カバーの重さは生地の重さです。

生地を軽くするには、細い糸で織るか糸密度を低くするのが基本です。

しかし、あまり密度を下げると汚れから羽毛布団を守るという本来の機能が低下します。

基本的には糸番手の大きい細い糸で織られたカバーが軽くてお勧めです。

綿の種類で言うと、スーピマ、ギザ、ピマなどの超長綿という種類の生地のカバーが軽くてオススメですよ。

肌触りと暖かさに特徴がある羽毛布団カバー

ベロア生地などもそうですが、肌触りと暖かさの視点から羽毛布団のカバーを選ぶ事も大切になってきます。

毎日使うものなので、心地よい肌触りが良いですよね。

そんな肌触り重視の方に、オススメしたいカバーがあります。

二重ガーゼ織り布団カバー」。

ガーゼを二重にしたような生地で作られていて、吸湿保温性と肌触りも綿の自然な温もりと柔らかさが何とも言えず素晴らしい羽毛布団用のカバーです。

吸湿発熱素材で作られたカバーも暖かいです。

湿気を吸収して熱に変える素材のため、湿度コントロールの点からも注目したい製品です。

機能性がオススメの羽毛布団カバー

ふとんカバーの交換はめんどくさい作業です。

特に羽毛布団の場合は、8ヶ所(10ヶ所タイプも)で羽毛布団とカバーを留める必要があります。

一般的な羽毛布団には8ヶ所にリング状の紐が取り付けられています。

このリング状の紐にカバーの紐を通して結びつけるのですが、これがなかなか面倒な作業で、紐がきつく結ばれて解けなかったりと少々面倒な場合があります。

そこで最近では、カバー側に付いた紐がテープになり、そのテープにホックが付いていて、紐を結ぶかわりにホックを留めることで簡単に取り付けられる製品があります。

カバーの交換は、側端に付いているファスナーを開けてふとんを出し入れしますが、このファスナーが端から端までビッチリと付いているタイプだと、その一辺が全開出来るので交換時に便利です。

この全開ファスナーは最近では標準的に付いているようです。

カバーの開閉がしやすいようにファスナーが二辺に付き「L字」状に開くタイプとか、両サイドに付いた製品などもあるので、使いやすそうなものを選んでみてください。

一般的なカバーのかけ方をご紹介いたします。

①羽毛布団を表面を上にして拡げます。

②カバーの側端部のファスナーを開けて裏返します。

③この裏返したカバーを羽毛布団の上に重ねます。

④ファスナーの辺以外の7ヶ所の部分で、紐またはテープで羽毛布団に留めます。

⑤袋状のカバーの中に手をいれて奥の羽毛布団の2隅の部分をつかみファスナー開口部から引き出せば完了します。

一度布団カバーを裏返すことがポイントとなります。

それぞれやりやすい方法があるかもしれませんが、一番間違いなく付けられる方法ではないでしょうか。

その他の機能面としては、繊維メーカーで開発された制菌機能がオススメになります。

繊維上の細菌の繁殖を抑制することで臭いを抑える機能です。

洗濯をしても効果は持続するので安心して使うことができますよ。

使用上の機能ではありませんが、洗濯する際にシワになりにくい機能も、長く使っていく上では重要なポイントになってくると思います。

羽毛布団カバーのサイズ


最後に布団カバーのサイズについて、説明していきます。

使っている羽毛布団のサイズが分からない時は、こちらの一覧で確認してみてくださいね。

  • シングルロングSL:150cm×210cm
  • ダブルロングDL:190cm×210cm
  • クイーンロングQL:210cm×210cm
  • キングロングKL:230cm×210cm

上のサイズが一般的な羽毛布団のカバーのサイズです。

羽毛布団の実寸を測ると10cm程度大きい場合があります。

品質表示票のサイズを確認して下さい。

実際の長さと違う場合でも、ついているタグに「SL」とある場合はシングルロングSL150cm×210cmの大きさのカバーを選んで下さい。

他のサイズの羽毛布団カバーも同様です。

カバーの本来の目的は、羽毛布団を汚れ、摩耗等から守ることです。

羽毛布団が汚れるとクリーニングに出さなくてはなりません。

ご家庭での羽毛布団の洗濯はオススメできません。

クリーニングに持っていく手間や、羽毛布団の布団皮が摩耗してしまう事を避けるために、布団カバーは必ず使うようにしましょう。

まとめ

真冬に温かい羽毛布団にくるまれて眠るととても気持ちが良くて、朝起きたくなくなりますよね(笑)

羽毛布団から羽が出るようになったからといって、捨ててしまうのはもったいないです。

かなり古くなっていたりすれば別ですが、元々高価なものなので、自分で修復したり、お直しを考えてみて下さい。

自分で修復できない場合は、布団リフォームを考えてみてください。

少し値は張りますが、高価な布団などを新品同様に生まれ変わりますよ!

 

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寒くなってくると思い出す羽毛布団の存在、気づいたときに早めにメンテナンスしてあげてくださいね。

 

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